気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心ほぼ週一)

クラウス・コルドン短編集『人食い』

クラウス・コルドンはドイツの作家。主にヤング向けの小説を書いてますが、歴史を題材にしたものも多く、大人が読んでも充分読み応えがあります。 私が読んだのは、ベルリン三部作と自伝的作品2冊。どれも子供向けとは言い難い分厚さと内容で、前者はベルリ…

フェリペ・ガリードの散文

今日は、ちょっと前に(2016年かな)芥川賞をもらったという作品を読みました。 異類婚姻譚 (講談社文庫) 作者:本谷有希子 講談社 Amazon 芥川賞受賞したというのはこの本が届くまで知らなかったんですけど。異類婚姻譚というのは、昔ばなしなんかでよくある…

ヘルタ・ミュラーとハーメルンとヘッセと昔の友人と

ドイツ語ブログでいろいろと取り上げるマルさんのおかげで、私も持ってるけど読んでなかったドイツ語の本の埃が次々と払われてゆくw ヘルタ・ミュラーもその一つ(というか三冊)。 まずはヘルタ・ミュラーの話 ヘルタ・ミュラーがノーベル賞をもらったとき…

キューバ人作家のバヨ短篇

うわあ、気が付いたらもう10日も更新なし! ブログタイトルが「気まぐれ」だから、という言い抜け道はありますが、今週はレッスンが先生都合でキャンセルとなり、それでも適当になんか書こう(まあだいたいはビブラート関係だけど)と思ってはいたんですが、…

ボルヒャルト生誕100周年

今日はコロナワクチン第一回を受けてきました。ファイザーでした。副反応は大してなかったけど、いちおうあんまり運動しちゃいかんらしいのと、やっぱり注射を受けた右の二の腕、ちょっとは痛いので、今日は念のためバヨ練習お休み。 ブログもお休みしようと…

アメリカサイコの絵本『100まんびきのねこ』

今朝、こんな記事を見ました。 karapaia.com へええええーーー、この本ってアメリカの絵本だったんだ、しかも最古!? 知らなかった! この記事によると、原作は1928年出版。昭和3年。日本語版は、石井桃子訳で福音館から出ていて、1961年発行。私…

『イリュージョン』がイリュージョンだった件

今日はちょっと(また)古い本の話を。 イリュージョン (集英社文庫) 作者: リチャード・バック,Richard Bach,村上龍 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 1981/03/20 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (80件) を見る 去年から、…

ヘビ・ア・ラ・カルト(2)

さて、ヘビの話の続きです。 知らないから怖い、怖いから嫌いと思うんじゃないかということで、だったら、知れば怖くなくなるよね。昔は、何かを調べようと思ったら、図書館とか学校の図書室に行って本を探すとか、先生や親に訊くとかくらいしか方法がなかっ…

ヘビ・ア・ラ・カルト(1)

週に一回と言っても、ぼうっとしてるとあっという間に二週間過ぎてた、とかになりそうだから、一応日曜(こっちの)に更新と決めてみた。先週は、ああどうしよう何書こう……、と平日から気になって、何を書こうか頭絞って、金曜くらいから書き始め、土曜に書…

ジェニイは何色の猫か

最近、日本は猫が人気らしくて、猫漫画とかキリがないほどいっぱい出てる様子。私もついつい手を出してしまうけど、ホント、キリがない(お金もない)。いろいろなスタイルのものがあるなかで、私個人としてはあまりに擬人化されて人間とぺちゃくちゃおしゃ…