気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

鏡は必須 と 肩甲骨

 今日はちょっとだけ。練習中に気付いたことを二つ。

 

 

 その1.ボウイング練習、テンポ132でスケールをいろんなリズムでやってるんだけど、タンタタ タンタタ(♩♫♩♫)とか、タンタタ タタタン(♩♫♫♩)とか。さすがにこのテンポだと弓が滑るな、と思って、今日は鏡を見てみた。

 ……うわ、めっちゃ滑ってるやん! 斜めってるやん! こんな練習、いくらやっても悪い癖がつくばかり。やっぱ鏡はこまめにチェックしないといかんな、と身に沁みました。

 鏡を見ながらちゃんと弓がまっすぐ動くように注意してやると、ずっと弾きやすいしきれいな音が出る。当たり前だけど。まだまだこの練習、足りてませんでした。

 

 

 その2.前に言われた、肩甲骨(スペイン語で omóplato オプラト、バヨ練習以外ではほぼ使わない単語w)から動かすように右手のボウイングってのをふと思い出し、練習の最後にやってみた。まあ気持ちだけで、ホントに動いてるかはわからんけどなー。

 と思ってたら、すぐに肩甲骨の筋肉が痛くなってきたので、動いてるらしいw そして、そうすると、弓の先までちゃんと届く!?

 前も書きましたが、私の腕は短いので、弓の先まで使おうとすると、肘をぴんぴんに伸ばしてしまうことになり、それはまずいので、そんな先まで使わなくていいよと先生に言われました。そこで弓先5センチくらいのところにピンクの毛糸を巻いて、「この先危険!」標識として気を付けていたんですが。

 そうか、腕が短いんじゃなくて、いや、短いのは短いかもしれないが、肩甲骨から動かせば充分な長さはあったのか? これ、次のレッスンで先生に確認してみます。

 まあだとしても、先生は、弓先は使わなくていいから、根もとは使って、いつも使って、と言うので、あんまり意味はないかもw でも例えばコンチェルティーノ第2楽章の最後近くにある、2小節6拍分のドとか、前の音で頑張って弓元ぎりぎりまで持っていってから弾いてますが、弓が足りるかいつもドキドキ。これも、少しは余裕ができるかも?

 

 

 今日の発見(?)、この二点です。次のレッスンまで、あと三日しかない……!

元弓の難問

 久し振りのレッスンで、気合入りましたが、自己流で好き勝手に練習するのとはやっぱ違う……。今日はちょっと頭ぐちゃぐちゃなのを整理するために、だらだらと書き連ねます。あ、いつもかw

 

 ボウイング練習で弓がぶれないように頑張って、少しはマシになったと思ってたけど、気が付いてみればそれは主に先弓でのぶれだったのかも。まあ先弓のほうが、腕を意識して(かなり不自然に)ぐいっと前に出さないと、弓と弦が直角になりませんしね。

 しかし、コンチェルティーノの八分音符のとこを弓の真ん中じゃなくもっと元弓で、と言われて、昨日はそれでも、案外すぐできる~とか書いちゃってましたが、今日やってみたら、そりゃね、元弓で弾くことはできるよ。できるけど、他の弦にバリバリ触っちゃってる! つまり、弓がぶれてるってこと。

 まあ昨日も先生に、元弓での刻みが難しいってのは訴えたわけで、まだ出来てないのは自覚もあったんですが。

 コンチェルティーノの第1楽章には、八分音符が続くところが3ヵ所。最初のBが、いちばん難しい。あとのDとHは2音ずつまたは4音ずつの繰り返しなので、そうでもない。

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 Bのあとは6小節のお休みがあるのが救いw Bを何とか弾き終えて、ぜいぜいと息を整える暇があるw

 DとHはパターンもちょっと似ていて、Hはラストです。

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  あ、Dの最後の一音(レの二分音符)が画像に入ってなかった!

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 で、DとHも元弓で弾こうとすると、他の弦に触っちゃう問題はあるけど、まあ少し慣れたら何とかなりそう。問題は、B。音が次々変わる上に、スラー入ってる。

 

 前から自覚ありましたが、私の悪い癖で、一音で全弓だったら普通にまっすぐ弾けるのに、2音スラーとなると、音が変わる弓の真ん中でずれちゃうんですよね。右手が、左手の動きとシンクロしちゃうのか?w それとも、弦を押さえることで弦の角度が微妙に変わるから、滑っちゃうのか? わかりませんが、とにかくBの冒頭のソラシドレミファソ、ト長調の音階そのままの部分で練習して、弓が弦の上を滑らないように。とりあえず今日は何とかできるようになった。明日はまたわかんないけどw

 

 しかしそこから先は、弓が滑らない(前後に)ことに加えて、移弦が入ってくるので、弓の角度のコントロールもしないといけない。そこで、まずは「元弓」までしっかり使うことを徹底するために、弓の下半分だけ使うつもりで*1、かつ弾いてない弦に触らないことを意識しながら練習をしていて、あ、なんかできてきた? と思ったんですが。

 弓をぐらぐらさせまいとすると、肩から先をあまり動かさないで(肩で)弾いてしまうんだな、これが……。

 私がいつも先生に注意されることとして(産休前の一年のレッスンでも、そして昨日もw)、

  1. 肘をぶんぶんさせて弾くな
    私は、ともすると上腕でぶんぶん弓を動かして力技で弾く癖があり、そのとき、肘が動きすぎ(肘が開閉して角度を変えるという意味ではなく、むしろ上腕と下腕の角度は一定のまま、肘の位置が前後左右に動くという意味で)と注意されます。肘の位置はほぼ変えないで、下腕部(肘から手首)と手首の動きで弾くようにと。
  2. 手首を柔らかく
    特に元弓のときは、手首を自分の鼻先に近付ける感じで、と。これ自体は最近だいぶ身についてきたんですがね……。

 

 で、これ二つとも、また言われそうな弾き方しちゃってるなあ。と気付いたわけで。

 そもそも、本当に元弓ぎりっぎりまで、弦にフロッグの端ががしがし当たるくらいまで*2使っていると、肘は、どうしても多少は動くんですよね。ただ、先生が言ってるのは、

弓を動かす右手の可動部である、肩、肘、手首、指の関節、のうち、

どこをメインで 使って弓を運んでいるか? 

という意味で、肘ではなく手首で弾け

  ということなんだろうな。と思います(たぶん)。

 しかし実際にやってみると、元弓で、肘をあまり動かさずに弓をまっすぐ動かそうと思ったら、手首と指をだいぶくねくねしないと、弓がまっすぐ動きません*3。そして手首と指をくねくねすると、弓があっちゃこっちゃ向いて踊る……。踊らないようにくねくねすればいいんですけどね、それができたら苦労してないわな……。

 最初のころは、そんなん無理ッ! ニンゲンの体の構造上、物理学的に無理ッ!とか思ってましたけど、でも先生やってるしw プロのバイオリニスト、みんなやってるし(あんまりくねくねしないボウイングの流派の人は別。でもたぶんやらないだけで、やればできる)。

 

 だいぶ頭整理できてきました。要するに、これかw 弓が踊らないように手首と指を動かせ。いや、それ、最初の課題そのまんまやんけッ!

 今日は最後のほう、鏡を見ながらやってみたら、割とできてるような気もするし、なんかどこかが違うような気もする。この不安を抱えながら一週間、自分なりに練習して、次のレッスンで、凶と出るか吉と出るか……。博打です。

 

 

 

*1:下半分しか使わないと、弓の上半分の重みが邪魔で、だったらもういっそ弓の長さ半分でいいんじゃね!? 子供用の2分の1バヨ用の弓とか? などとアホなことが頭をよぎったりもしつつ

*2:私、先生に言われたことを極端にやろうとする、とたまに注意されることありましてw そうかもしれないけど、そうしないと体が覚えないんだもん~

*3:弓をうんと短く使っての(速い)刻みなら、手首を固定した状態で指だけの曲げ伸ばしで弾くってこともできないではない。それやってるとまた注意されるけどw

レッスン再開、緊張すると音は

 2月2日のレッスンを最後に産休に入っていた先生、今日から復活! 

 どう? と訊かれて、コンチェルティーノはいい練習用動画見つけたので、それでテンポ108、116,124くらいまでやってますと。そしたら、スケールは? ト長調ともう一個やってたよね? ……えへへへへへ。すいません、ヘ長調はまだぜんぜんマスターしてなくて~。なんでかというと、コンチェルティーノのためにボウイングが(以下略)

 で、そのボウイングも先弓で刻むのはまだ何とかなるんだけど、元弓が難しくて~という話から、いくつか新しい(ト長調スケールを使った)練習をやりました。

 それからコンチェの第1楽章、まずは難しいBパートをゆっくりからやって(ゆっくりすぎて、しかもメトロノームなしでやったんで、めっちゃ走ったw)、いくつか注意してもらって、そこを直して練習して、それじゃそのピアノ伴奏かけて弾いてみて、と言われ、108にしました。これならちゃんと弾けると思ったんですけどね。昨日も今日(レッスン前の練習)も、ちゃんと弾けたし。

 

 でもやっぱり久し振りの先生の前での演奏、緊張してましたw かけてないビブラートがかかる(もちろん左手じゃなく右手でw)、そして、今回発見したこと。緊張すると、音がスカスカになる、かすかすになる

 そこ、先生にもがっつり指摘されました。日本語はこういう、すかすかとか、かすかすとか、オノマトペで表現するけど、スペイン語では、「空気の混じった」という表現だったかな。最初、すかすかっていう自覚がなくて、それ言われて、意味わかる?って訊かれて、わかりません~。そしたら先生が実演してくれたw 一発でわかったw

 言われてみて、今の自分の演奏を思い返すと、あー確かにそんなだったな、弓が浮きまくってたな、と気付くんだけど、言われないとわからないんだな……。

 でも、もっと速い演奏ならともかく、108ではもっとしっかり音出せてたはずだし。落ち着け自分。で、しっかり力入れて弾いたら、まあ及第点もらえました。

 あと、後半の八分音符が続くところ、楽譜には「弓の中ほどで」って書いてあるんだけど(だからそれで今までずっと練習してたんだけど)、先生は、もっと元弓で弾いて、と。そのほうがしっかり豊かな音が出るから、とのこと。いいですけどね、先生がそうおっしゃるならそうしますけどね。

 で、言われたとおりにやってみて、自分でもちょっとびっくり。意外とすんなりできるんですよ、これが。上手ではないけどw

 

 前は、一度ある程度形ができちゃったら、それを先生に訂正されてもすぐにはそのとおりにできず、どうにかできても、別のことに気を付けて弾いたらまたすぐ元に戻ったり、歳取ると頭も体も硬くなって、修正に時間かかるのは仕方ないよなあ……と思ってました。

 でも今日は、何となく(自分じゃわかんないし、思い込みかもだけど)、先生に言われたことあれこれ、どれもわりかしスムーズに対応できてた気がする。やっぱ、ボウイングの練習で、弓の扱いが少しはできてきた(というか前ができていなさすぎだった?)のかなあ?

 

 あと、ラストの重音も、今日はぜんぜんきれいに出なくて、そこもけっこう重点的に教えてもらいましたが、午後の練習でやってみたら普通にできるし、やっぱ緊張してただけか……。

 緊張すると、重音もできなくなるw 弓が震えちゃうからかな。いやもう、どんだけ緊張してるんですかってw

 

 というわけで、一時間なんてあっという間。コンチェ第1楽章だけで終わっちゃいました。

 でも先生、産休に入る前に私がチラッと見せた「いつも何度でも」の楽譜を覚えていて、あの曲は?と。コンチェのほうばっかでぜんぜんやってませんと言ったけど、今度からやりましょうと言われたので、今日から必死に練習します。

 


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 バイオリンカバーもたくさんあるけど、私のはもーーーっと単純なヤツです。

 今日の練習では、「ただ青い空の青さを知る」のところがね、スラーもほとんどなし、音もあんまり変わらないのに、むしろ単純すぎてか? なんか難しくてうまく行かなくて、何度も何度も……。

 それにコンチェルティーノと違って、バヨ用の曲じゃないので、そういう難しさもあります。でも好きな歌なので、頑張る!

 

 今日はまた暑くて、実はここ数日、暑さのせいかちょっと体調崩していたので、今日は寝室にクーラーかけて、バヨと譜面台を持ってって、そこで練習しました。あーーーすずしいーーーーー。

 で、練習終えて(寝室ではバヨと弓、アイロン台の上に置いていたので、猫たちが飛び乗ったりしたらヤバいので)ケースに戻そうと、寝室を出たら……むわあぁぁぁぁぁん、とすごい熱気と湿気(今日は午後の気温35度、体感50度でした)。これはヤバいわ、バヨ、そりゃ膠も剥がれるわ。で、ケースを寝室に持ってきて、クーラーは消したけど、そのままドアも窓も閉めて、ケースごと置いてます。でも今日は、「いつも」の音取りとコンチェの部分練習くらいだったから、パソコンなくてもできたけど、どうしたもんかなあ。ノートパソコンに外付けスピーカーで寝室を演奏室にしちゃうかw 今後の課題。

全弓マルテレやってる動画 と シュポーアのスケール練習

 昨日の記事で言及したスケール練習のヴィオッティ、模範演奏の動画ないかな~、とYouTubeで探していたら、こんな動画見つけました。


www.youtube.com

 

 イ長調のスケール3オクターブ(もちろんハイポジション含む)で、14種類の練習方法。もしかしてスフォア(シュポーア)とかヴィオッティも入ってるかも?と思って見てみましたが、ありませんでした。

 でもマルテレが2番目に入ってて、しかも、全弓だった!!! 

 

 マルテレについて、前に書いた記事はこちら。

 

ensayomx.hatenablog.com

 ここで、全弓マルテレなんて誰もやってねーよッ!とか暴言吐いてましたが、ごめんなさい、やってましたw

 この人のマルテレは、速さは緩めで、ビブラートかけてるほどの余裕。でもきっちり、弓の端から端まで使ってるな……。私も、レッスンに向けてもっとマジメに練習しておかないとな……(←レッスン再開決まってから何度目の台詞?)。

 

 

 昨日、ヴィオッティという名のスケールを使ったボウイング練習は紹介しましたが、それより前に習ったスフォア(シュポーア)は、こんなのです。

 

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 最初だけダウンダウンで、あとは1音ずつ。付点八分音符は、短めで16分音符くらいの感じに弾いて、間に休符と思ってもいいとのこと。弓の真ん中よりちょっと上で弾きます。

 これ、行きはよいよい帰りは怖い、なんだよね。スケールはどれもそうかw 帰り(戻り、下り)は、小指の前の音符が16分音符なので、小指置くのがね。ヘ長調だと、1オクターブしかないので、高音のファを2回繰り返し、小指の音が付点八分音符になるので、ちょっと余裕。

 ファッソ ラッシ ドッレ ミッファ ファッ レッド シッ ソッファ ファ(赤字が小指)

 

 

 前も書いたけど、先生キューバ人なので、何かの生徒向けの教本に、こういう練習が載っているのかも? シュポーアヴィオッティの、作曲した曲の中にこういうテクニックを使うのがあるのか? それとも彼らが書いた本に、練習としてこういうのが出てるのか? 

 先生に突っ込んで訊いてみてもいいんだけど、これから先どんな名前の、どんな練習が出てくるのかを楽しみに、謎は謎のまま抱えているのも楽しいかも???

 

 上に貼った動画の練習14種類も、私にはビブラートとかそもそもできないのも多いし、リズムも無茶やろこれ~!てのもあり、できる気はしないけど、最初の休符スラー(w エアボウイングというべきか?)とか、難しそうだけどいい練習かも。

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 あと、4つめの左手アクセントっての。

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 これはちょっとシュポーアに似てるよね。スラーかけてるところが違うけど。このリズムを入れ替えた、5番目の同じく左手アクセントの練習、

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 これもト長調スケールでやってみてもいいかもしれません。言うだけで、そんな余裕は今のところないけどw

 

 

 こないだ書いた、先生の赤ちゃんへのお祝いのオルゴール、水曜に届くって書いてあったのに、なぜか今日(日)届きました。箱から出してみたら、回るはずのメリーゴーラウンドの台座がぐらぐらしてて、懸念した通り、オルゴールが鳴っても回らず……。おいおいおい、どうしたんだよ、と出品者にメッセージ送ったけど返事来ないし。

 待つあいだにいろいろ調べてみたら、軸になってる部分のネジが緩んでたようで、それを締めたら直りました。よかったよかった。でもちょっとゆがんでるし、回るとき微かな雑音入るけど、そのくらいは勘弁してやるか。

 音質は思ったよりよかったし、紹介動画のはラストのリズムがちょっと気になったけど、うちに送られてきたのはそうでもなかったので、よかったです。動画はツイッターにアップしたのを貼っておきます。

 

 さっそく先生の家に届けて、玄関先で渡してすぐ帰ってきたけど、少しして先生からメッセで、赤ちゃんすごく気に入ってくれてたとのこと。渡しに行ったときも、赤ちゃん泣いてる声が聞こえてきてて、あー頑張って仕事してるなwと思ってたんだけど、先生のメッセでは、ずっと泣いていたのがオルゴール見せると泣き止んで、じいっと見つめてたとか。そりゃあ先生の娘だもん、音の出るものには興味惹かれるでしょw

 まあとにかく、よかったよかった😊

 

表現力を養う方法

 これ、私にはまーだまだ手が届かないレベルの話だけど。


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 冒頭だけ面白かったので、メモしておこうと。

 すごいな、5分30秒くらいからのデモンストレーション演奏、単なる音階2オクターブ弾いてるだけなのに、私も毎日毎日弾いてる音階なのにw、この違い。

 

 理解できた範囲(て、最初のほうしか見てないけど)では、バヨで表現力を付けるのに大事なのは三つ。

  1. 強弱のバリエーション
  2. ビブラートのバリエーション
  3. 音色のバリエーション(前にあったウェーブ練習はこれのためらしい?)

 

 言うは易い。

 ビブラートはまだぜーんぜんやってないから置いとくとして、音色もまだまだそれ以前の問題だけど、強弱くらいはできるようになりたいなあ。でも実際、楽譜に書かれた単純なフォルテやピアノの記号に沿って強弱付けようとしても、これがけっこう難しい……。これからのレッスンでは、そこちょっと重点的に教えてもらおうかな。

 

 今までも習ってなかったわけではなくて、耳学問としては、音の強弱をつけるには、

  1. 弓のスピード
  2. 弓の圧
  3. 弦の上での弾く位置(駒寄り=強、指板寄り=弱)

 だと思うんだけど(私の勝手な思い込みの可能性あり)、一度レッスン中に先生にチラッと言われたのは、弓の速度ではなく圧力で、とのことだった。これまたロシア派の話だけど(他の流派はわかりません、同じかも)、人差し指でひねり圧をかける。

 そういえばスケールを使ってのボウイング各種を少しずつ教えてもらっているんですが、最初はデタシェ(普通に、一定の強さで)、次がマルテレ(以前の記事に書いたやつ)とスタッカート、その次がスフォアSphor*1、そしてヴィオッティViotti。このスフォアとヴィオッティってのは、私は知らなかったんですが、作曲家の名前みたい。で、その名前を冠した練習法? 日本語では探してもヒットしないので、日本ではあまり知られていないのかも。

 で、ヴィオッティっていうのが、こんなの。

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 MuseScoreで作った楽譜ですが、わかりにくくてごめんなさい。ト長調2オクターブで、冒頭のソ以外は2音ずつ弓を同じ方向で、そして2音目にアクセント。

 このアクセントをつけるのを、弓の使う量(長さ)でつけちゃうのもありですが、人差し指でひねるような圧力を加えてアクセントつける、という練習らしいです。これももっとマジメにやれば、強弱の練習になり、ひいては表現力を付けることになるのかも? (いや、もしかしたら強弱とアクセントは別物だったりするんかも。今度のレッスンで確認します)

 

 

 サイモン・フィッシャーの本

 それともう一つ、冒頭でクルガノフさんがチラッと言及した、サイモン・フィッシャーって誰?ってのが気になりました。

 バヨの教則本はそりゃいっぱいあって、私もいくつかは持ってるし、さらにいくつかは名前を聞いたことあるくらい有名なのがまだまだあるけど、サイモン・フィッシャーって初耳。

 調べてみると、オーストラリア生まれ? 何年に生まれたのかちょっとわからない。イギリス人って記述もあり、移住してるのかも? バイオリニストで教育者でもあり、総括的な本をいくつか出しているみたい。

 

VIOLIN LESSON

VIOLIN LESSON

  • 作者:FISCHER, SIMON
  • 発売日: 2017/07/01
  • メディア: ペーパーバック
 

  これが、まず百科事典的な(←アマゾンレビューにあった言葉)バヨ練習の総括かな。

 

Basics (Violin): 300 Excercises and Practice Routines for the Violin

Basics (Violin): 300 Excercises and Practice Routines for the Violin

  • 作者:Fischer
  • 発売日: 1997/12/01
  • メディア: ペーパーバック
 

  そしてこれが、ベーシックな練習300、というやつで、これは日本語でも出ている。

 

 それから、実践編。

Practice

Practice

 

 

 スケール(音階)の本もあるみたい。

Scales and Scale Studies: For Solo Violin

Scales and Scale Studies: For Solo Violin

 

 

 どれも品切れとか、あっても高いし、英語だし、一部試し読みできるサイトもあって見てみたけど、かなーり緻密に説明とか書いてあり、じっくり勉強するにはよさそう、でも今の私がやるかと言ったら、それ以前にやること山積みだろ、となるかな。

 とりあえず、こんなのもあるんだ、と覚書で。

*1:コメントをいただいて気付いたんですが、正しくはSpohrでドイツ人なので読みはシュポールもしくはシュポーアですね。ついいつも使ってるスペイン語読みで書いてしまいました😅

人前で弾くということ(先生だけど)

 来週からレッスン再開!となると、日々の練習にも気合が……入るんだけど、むしろ考えるのは、レッスンで弾くとき、コンチェルティーノのテンポはどれにしよう???だったりしますw

 練習に大変、重宝しているのがこちらの動画。


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 おじさんの顔芸もいいがw、演奏もいいし、何と言ってもバヨ演奏とピアノ伴奏をあらゆるテンポでアップしてくれてるのがすばらしい。76 - 84 - 92 - 100 - 108 - 116 - 124 - 132 - 140 と148があります(動画説明からコピペw)。

 

 私はこの曲、最初は46とかで弾いてましたw だんだん速くしていって、この動画を見つけたころには80くらいで弾けていたので、このピアノ伴奏に合わせて、84、92、100……とだんだん速く弾けるようになり。今は、132でも弾けないことはない、でも音汚ないし、ほぼ確実にどこか失敗する。124だと、まあまあに弾けるときもあれば、グダグダになるときもあり(半々くらいかなあ)。116だと7割くらいはまあまあに弾けるが、失敗するときもある。108なら、9割がた、音もきれいに弾けてるつもり。

 レッスンまでの数日で、この割合を少しでも押し上げていくよう頑張るとしても、そんなに大幅には変わらないだろうし。さて、問題は、レッスンで弾いてみせるとき、どのテンポにすべきか?w 

 

 ゆっくりテンポなら確実に上手に弾けるかというと、それはそれでけっこう難しかったりもするんですよ。思考に余裕ができちゃって、よけいなこと考えてしまって集中途切れて失敗するとかw 音程も、速すぎてももちろん合わせるの難しいんですが、ゆっくりすぎても意外とずれちゃうんですよね。左の指は(ある程度マスターしたら)あまり考えずにパパパと動かす方がずれないみたい。

 それなら、116くらいが無難かなあと思ってるんですが(失敗しても速いからって云い訳が利くw)、これも日によって出来不出来の波があるのでね……。

 

 それと、三ヶ月ぶりに人様の前で弾く(オンラインだけど)というのも、緊張しちゃって、今は普通に弾けてる108でも、先生の前だと失敗するかもな、と思ったりw だって、先生だけでしょ? と自分でも思うけど、何しろこの三ヶ月、ずっと一人で好き勝手に弾きまくってたし(ダンナや動物たちはいたけど、下手くそだな~とか言わないしw)。

 そういえば去年1月にレッスン始めて2回目か3回目くらいのときに、家で練習したときはちゃんと弾けてたのに、先生のとこではぐっだぐだで、え、ちょっと待って待って、なんで、家では弾けてたんです、緊張しちゃってるんかな、深呼吸させてください、すーはー、ってやったこともあり、そのとき先生も、え、私しかいないのにどうして緊張するの?って言ってたけど、緊張するもんはするんだからしょうがないよな~。

 

 そうだ! 去年、日本の友人(趣味でフルート習って10年)としゃべってて、この本よかったから送ってあげるわー、と送ってもらった本がありました。

 

 

 届いてさっそく、ほほう!と読み始めたけど、これ、かなり上級者向けじゃね? つまり、普通なら弾ける人が、舞台とかで緊張しちゃっていつも通りに弾けないのをどう克服するかっていう話で、そもそも弾けないのは論外w

 まあなんでこの本を送ってくれる話になったかというと、確かオンラインレッスンになってまだ間もないころに先生が、そのうちリサイタルしようと思ってるんだけど、という話をし始めて、最初リサイタルってスペイン語がピンと来なくて*1、何ですかそれ?って訊いてびっくりw まあ当時の私は今に輪をかけてまだなーんにも弾けないレベルだったしね。

 いや、弾ける弾けないに関係なく、そういう区切りというか、発表するってのは大事、というのはすごくわかる。その話聞いたときも、それだけで気持ちが引き締まって心持ちが変わったし。まあ結局そのままずるずるとコロナ騒ぎは収まらず、先生が妊娠したりもあって、実現はしてないけど。
 だもんで、結局私は、先生(とダンナ)以外の人にはほぼ聞いてもらってない。何度か、動画に撮ったのをアップして、親やごく一部の友人に聞いてもらったことはあるけど、ここにはアップしませんw*2

 あ、そういえば、ダンナも在宅ワークになって間もなかったころ、オンライン会議とかしてて、まだ前の家だったと思うが、会議の話し声が聞こえてきたことがあった。ところが、なぜか会議してなくて、雑談w で、それぞれが自分の趣味とか? 話してるっぽくて、ネット回線の向こうの誰か男性が話してる声が自然と耳に入ってきたんですがね。その人、子供のころからバイオリンを習ってずっと弾いてて、とか言ってんの!!! え、そんな人がダンナの同僚にいるの? しかも私、自分の練習時間にはダンナがオンライン会議していようがいまいが、がんがん練習してましたがw 

 結局その人が誰なのかもわからないし、毎回練習するときその人と会議してない?って確認するのも変だし、たとえそうだとしても練習辞めるわけにはいかないッ! というわけで、たまに思いながら練習してます、あの人が聞いてるかもしれないなあってw かもしれない、くらいじゃ緊張はしないけど、音程にもうちょっと気を遣ったりくらいは? あとね、その人には本当に申し訳ないと思う、仕事できないんじゃないかなw 私もそうだけど、音楽があるとそっちに耳が行ってしまって、会話できなくなったりするよね。しかもそれが下手っぴー(死語?)なバヨで、絶え間なく、あ、音程ずれてる、あ、間違えた、あ、またおかしい、となると、マジで仕事できないと思う……。

 

 さて、先生の前で弾くコンチェルティーノのテンポは、どれにしようかな……🙄

 

 

*1:Recital、発音はレシタル、オンラインではレシタって聞こえて、え、レセタ(レシピ)?って思った

*2:いつか、10年くらい先かもしれないけど、人様に聴いていただけるような演奏ができるようになったらアップしますw

弓が削れる、のは普通

 今日、母から届いた本、こちら。

  一気に読んでしまいました。面白かったし。知ってることも多かったけど、職人さんならではのエピソードも織り込んであり、楽器と弓はもっとこまめにチェックしようと反省もしました。

 

 そして、弓に関するところで、こんな記述が。

グリップに巻かれている革は、(中略)親指でスティックを消耗させてしまうのを防いでいるのです。ですから、たいてい親指の当たる部分から減っていきます。

  そうか、削れるのは普通なのか! ただし、続けて、

下地が見えるくらいになったらもう交換されたほうが良いでしょう。

 とある。うーん、交換すると言ってもなあ。今年1月に郵送で毛替えしてもらったときも、このグリップはすでにこの状態だったけど、直されてなかったし(状態を見て、必要な処置があればやっておきますと言われたんだが)。

 この本には、この部分にシリコンチューブを付けるという方法も紹介されているので(126ページにさらに詳しく)、それをやってみるか。でもそれをはめるには、フロッグを外さないといかん? それはちょっと怖い……。毛の束のちょっとした偏り具合で弓が曲がったりするの、経験済みだし。

 たぶん私の弓の削れは、初期のころにやっちゃったもので、今はそんなに削ってないと思うんよね。だから今以上にどんどん削れて、木の部分まで到達するってことにはしばらくはならないと思うけど。

 ちなみに昨日書いた、親指の腹をこの削れた部分に当てて、というのは、持つだけならバランスよかったけど、弾くとなると位置が収まり悪くてダメでした。爪はこまめに切ってるから、それを続けるしかないかな。

 

 あと、この本を読んでいてびっくりしたのは、バヨの表板もはいであるの!?ってこと。

 裏はね、一目瞭然なんですよ、2枚つないであるの。バイオリンによっては、これをつながないで一枚板で作ったのもあるらしいですが。

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 これ、バヨの背中。裏板はカエデ、まれにヤナギ、ポプラなどを使うらしいです。見るだけでもほれぼれする美しさ。表板もこの木材を使えばいいのに、と思ってしまうけど、硬さ(もしくは柔らかさ)が適さないらしく、表にはドイツトウヒを使うのが一般的とか。

 

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 これが表。どちらの写真も過去のもので、はぎ目を撮ろうとしたのではなくてごめんなさい。でも裏板は、はぎ目がくっきり。表は、これ、2本目と3本目の弦の真ん中にはぎ目がある、らしいんですがね。実物をじっくり横から斜めから上から見ても、わからなかったw そりゃまあ稀には表が一枚板の楽器もあるらしいけど、私ごときが持ってる楽器がそんな希少な(高価かどうかとは無関係とはいえ)物なわけないわなw 実際、塗装とかでほとんどわからなくなるくらいピッタリ合わせてあるらしいです。ほえ~~~。

 

 

 ところで、話まったく変わりますが。

 先生の赤ちゃん誕生にお祝いとか何にも送ってなくて、コロナのこともあるし、生まれてすぐはいろいろ大変だろうし、少し落ち着いてレッスン再開するころでいいかなと思ってました。で、レッスン再開するって言うから、じゃあそろそろ、三ヶ月の赤ちゃんに何か、無難なところでベビー用品店に行って、予算伝えて服かなんか買おうと思ってたんですけどね。

 音楽家の先生の赤ちゃんなんだから、オルゴールとかどうだろう?とふと思って。寝るときにかけておいたら眠ってくれるような音楽の。オルゴールってメキシコで見たことないけど、あるんかな、とネット通販のサイトで探したら、けっこうあった。手回しのもたくさんあったけど、それはめんどくさいだろうし、ねじ式とか電池で自動で回るのがいいよね。

 ところが、音楽に合わせていろいろ動くのとかになると、曲は何なのか、ってのが書いてないのがほとんど! いや、そこ大事だろ? で、みんなもそこ質問してるのが多くて、そして答で圧倒的に多いのが……メキシコなのに、ジブリアニメの『天空の城ラピュタ』のテーマ曲なんですよ。

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 こんなの見つけて、かわいいし、木製ってのもいいし、でもこれに質問してる人はいなくて、曲がわからん! で、質問してみたら、やっぱりこれもラピュタw 

 いや、ちゃんと動画もありました。


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 音楽は35秒くらいから。うーん、ちょっとリズムとか音程とかどうよ?と思っちゃうところもあるけど、オルゴールだからそれも味わいのうちか!? バヨ先生、こんなの気持ち悪くて聞けないわ!ってなったらどうしようw

 オリジナルはいい曲なんですよ、ホント。


www.youtube.com

 

 にしても、メキシコのオルゴールで、なんでこの曲がそんなに人気なんだろう?