今日(月)は午後のバスで隣町に出かけるので、バヨ練習はなし。でも昼前にグレーテル先生からメッセージが来た。新曲選んでくれた~!
ザイツのタランテラ(Op.26 No.2)。
ザイツって、バヨやってると割とちょいちょい聞く名前。日本のバヨ教本に載ってるのかな。こっちではあんまり聞かないなあと思ってた。フリードリヒ・ザイツ(1848-1918)、ドイツロマン派の作曲家、バイオリニストで、バヨ初心者向けの音楽で有名らしいです。バヨ協奏曲が9曲*1あって、それが有名みたい。
で、このタランテラ、YouTubeでさっそく検索してみたら、うん、子供がいっぱい弾いてるな*2。小学生くらいの子とかw 楽譜表紙にも「イージーピース」って書いてるしな。でも……
最初に出てきたのがこの動画で、この子、何歳……? 小学生だよねえ? んで……何これ、めっちゃ速いんですけど😱
とりあえず楽譜をプリントアウトして、旅先に持ってって譜読みと分析はできるなと思ったんですが、その前に、音を聞いてフレーズ分けしておくか、とこの子の演奏聞きながら楽譜見てたら、最初ぜんぜん目が追いつけずw だんだん耳が馴染んできて、どうにかって感じでしたが、もうね、最初は動画の速度を半分にして聞きましたよ🤣
そのあと、こんなのも発見。この絵、フランツ・マルクだねえ。
タイトルにはバヨとピアノと書いてますが、実際の演奏はピアノのみ。バヨメロディも入ってるのと、ゆっくりめなので、最初はこれに合わせて弾く練習しようと思います。……とは言っても、合わせられるようになるのにだいぶかかりそうだけどなッ!
ところでちょっと前から思ってたんですが、このところやってる曲が割とどれもゆっくりめ。まあビブラートの練習にはいいし、そのほうが私も楽なんですけど、こんなのばっかりだと、速い曲が弾けなくなりそう。
しかも、過去曲を見てて気付いたことがあって、私、「~の踊り」って曲、軒並み苦手だ😅
- スズキ2巻、パガニーニの「妖精の踊り」
- ポジチェン教本マッケイの「ピエロの踊り」
- ソティエ練習のためにと習った「エルフの踊り」
いやもう、どんだけ~🤣
バッハのメヌエットなんかもダンス曲ではありますけど、メヌエットはテンポゆるやかだしな。コレッリのアレマンダは、テンポじゃなくて移弦が問題。そしてタランテラは、ご存じ、テンポ速めのダンス曲です。
3/8または6/8拍子のテンポの速い曲である。曲名は、タラントという町の名前に由来するという。また、同じ町の名を由来とする毒蜘蛛のタランチュラに噛まれると、その毒を抜くために踊り続けなければならないとする話から付けられたという説もあるほか、その毒の苦しさゆえに踊り狂って死に、それを表現したという説もある。
そう、タランチュラと関係ある曲(ま、多少なりとも)なんですよね。だいぶ前だけど、知り合いが私がタランチュラに興味示したからと、捕まえた~と一匹持ってきてくれて、しばらく飼ってました。いやあ、でかくてもふもふで、観察してると動作のひとつひとつが可愛くて🥰 糸で風呂敷作って卵を包み、くわえて持ち歩いて保護するという母性愛(?)。脱皮のときは糸で入口ふさいで密室を作るし、あんな🕷形してるのに、脱いだ皮は「え? 二匹になった?」と驚くくらい完璧な形を保ってたり……。とにかく驚きと感動の生き物です。
話がずれたけど、タランテラはタランチュラと関係あるよな、ないよな、そういう音楽ってことで。まあバイオリン曲でタランテラというと、もっと有名なのがいくつもありますよね。サラサーテとか、ヴィエニャフスキとか? こんなのはめっちゃ難しいやつで、私なんかが手を出せる代物じゃない(と思う)ですが。
とにかくグレーテル先生、私が苦手なものをよくご存じw とりあえずここ二日は練習できないので、楽譜をにらんで音源聞いて、ポジチェンチェックして指確認して、と、できることをやっておこうと思います。
カンペチェは今週行きたかったけど、病院行きで無理なので、来週いいですか?とついでにお伺いを立てて、それから楽譜を見て、う……、できれば金曜で、とお願いしました。今週じゃないです、来週ですw 今週の金曜なんて、木曜しか練習できませんもんね。
というわけで、新しい楽譜抱えて、行ってきまーす!