気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

ボウイング問題、山積み

 先週、レッスンに行くとき大雨だったのに、今日もまた雨。他の日は降らないのに、なんで月曜だけ!? でもまあ今日は家を出るときはもうだいぶやみかけてたので、そのまま玄関から車まで行きましたけどね。帰りはもうすっかりやんでたし(家について少ししたらまた降り出したけど)。

 

 しかし雨で湿度が上がってた上に、先生宅でレッスン始めて5分ほどしたら、先生が「ちょっと待って」と奥のドアを閉めに立っていき、「ここに乾燥機があって、いま回してるから蒸気がこっちにまで来ちゃう~」と。先生、それを肌で感じるんだそうですw いやそりゃ私も、蒸気がよほどもわっと来たら感じますけど、それに雨が降る前のあの独特な匂い(ペトリコールという名前までついてるらしい)や湿気を感じることもあるけど、今日の先生宅での湿気は感じなかった……。楽器のためには、そういうのも敏感になるべきなんかなあ?

 

 さて、今日は特にボウイングに関して、すごく細かく丁寧な指導がいっぱいでした。レッスン終わって家に帰ってすぐに書き留めるんだけど、忘れないか心配で、帰りの車のなか(ダンナのお迎え)ほぼ無言で通したくらいw

 

先弓の問題

 まずスケール練習で指摘されたのが、先弓での右手の中指と薬指。このごろだいぶ弓先まで届くようになってきたなー、と思ってたんですが、そのとき、中指と薬指がまっすぐ伸びて弓から浮いてるんだそうです。自分じゃ意識してなかったけど、確かにそうかも。弓先まで無理に使わなくていいから、そこで指を曲げたまま弓から離さないようにして、と言われました。そのほうが弓のコントロールしやすいでしょ?とも。まだそれを実感できるほどではないですが、そうなんかも。

 

弓のコントロールの問題

 このところずっとモーツァルトポロネーズを練習してて思ってたんですが、スピッカートとか、出来るときもあれば出来ないときもあるんですよね。すべて運任せ。弓が適度に跳ねて、次の音もきれいに出せるときと、弓が跳ねすぎたりよそ向いちゃったりしてダメダメな音出してしまうときと。

 これをコンスタントに出来るようになるには、弓をきっちりコントロールする必要があるんだろうとは思うものの、それをしようと思うと今度は手や腕に力が入っちゃって、よけいひどくなる……。

 で、それを今日は先生にも言われました(今までも何度か言われてるけどw)。E線で音が一個まるごと出ないってことがたまに(よく)あり、それはコンチェのときも思ってたんです。しかもいつも同じ箇所なんだけど、原因が自分ではわからなかった。モーツァルトでもそういう箇所がひとつあって、これ! ここ! なんで音が出てないんですか、と訊いたら、弓の問題だと(自分では、弓が楽器に触れちゃって浮いてるか、左の指がきちんと押さえられてないか、でも開放弦でもそうなることがあるので、違うんか? とか悩んでました)。

 ちゃんと弦に弓を載せて弾いてるつもりでも、弾けてないってことです……。んで、腕任せにしないで、その腕はあなたのでしょ、あなたがちゃんとコントロールしないと、とw そりゃそうですよ、腕が私の意志を無視して勝手に動いてるわけではない……はずなんだけど、細かい動きまで制御できてないってことか。

 

 そういえば、こないだアマゾンでこんな本を見つけました。

 目次を見ると、

■第1部 身体が動く仕組みと運動の基本を理解しよう
1)身体が動く時に何が起こっているかを知る
1.関節は筋肉の働きによって動いている
2.身体を動かすときには脳が運動の指令を出している
2)身体が動く時に運動はどのように組み立てられているのだろうか
1.運動を作る時の大原則=運動は足し算で作る
2.すべての身体の動きは“協同運動”である
3.運動を正確に理解することは大切だが難しい
3)脱力を正しく理解しよう
1.脱力の意味を理解しよう
2.正しい筋肉を使うこと/筋肉の選択的利用
3.運動の量を加減すること/運動量のコントロール
4.「固定する」と「使わない」の違い

 などなど……(まだまだ、第4部まであります)。「脱力」も、前から悩んでるところで、脱力しちゃうと腕が動かなくてバヨ弾けなくない???とかw そこらにも言及してあるようなんで、ちょっと高いけど、次のアマゾン注文でこれも買ってみようと思います。12月半ばくらいかな~。アマゾンだと、DHLで送ってくれるので、年末年始のややこしい時期でも安心だし(個人で普通の宅配とか送ってもらうと高確率で紛失する)、4,5日で届くのも嬉しい。送料高いけど、アマゾンさまさまです。

 

元弓の問題

 さて、レッスンでは、ここんとこ毎回言われてる、元弓のときもっと手首上げて、弓を手前に引いて、弦と直角に!!! また言われました……orz わかってるんですよ、わかってるんだけど、曲弾いてると忘れるの~~~~😭

 今日は、特にスピッカートのときと、コンチェルティーノのラストの重音のとき、気を付けるようにと言われました。そういうときに弓が弦に直角になってないと(先生がやってみせてくれると、直角よりも弓先がもっと外に出てるんですが、そのくらいのほうがいいんかも)、ちゃんとした音が出ないんだそうです。で、やってみると確かに、きれいな音が出る。でも忘れる……。年末年始のお休みが2,3週間あると思うので、そのあいだの課題ですね。

 

再び、コントロールの問題

 モーツァルトポロネーズ、スピッカートはだいぶマシになってきたけど、まだ冒頭の音が跳ねすぎ、もっとおとなしく、そしてその次の音はしっかり弓の毛を弦に噛ませてから弾くこと。そう、ここらも👆の運任せ腕任せで、うまく行くときと行かないときがあったんですよね。その練習方法(ゆっくりで、ちゃんと弓を置いてから弾く習慣)と、腕の動かし方についても、これまでもなんか先生が弾いてるのと私のとでは感じが違うなあと思ってたんですが、そこをていねいに教えてもらいました。ピッとスピッカート弾くと同時にもっと腕を下げる。これやらないと弓が足りなくなってくるので、ちまちまとミリ単位の弓で弾いて、まともな音が出てなかった私w

 

 そして今日は先生が下のパートを弾いて二重奏する予定だったんですが……。そういう細かいところをあちこち教わって練習して、はいそれじゃ二重奏やりましょうか、って言われたら、冒頭の指遣いとか忘れてて、いきなり冒頭でコケること3回連続……😨 先生が(冗談っぽくだけど)、んも~、私もう弾きませんから!ってすねちゃったので、すいませんすいません弾いてください~ってお願いして、どうにかこうにか。もちろんあちこち失敗するわ、音落とすわ、音程狂うわ……でしたけどね。

 

音程とチューナーの問題

 音程について。私、普段の練習ではチューナーずっと使ってます。ピアノ伴奏で適当なのがあるときはチューナーなくてもまあまあ音外れてたらわかるけど*1、伴奏なしだと狂ってても、相対的に合っていればわかんない。開放弦が出てきたら、あれ?って思う程度。

 先生に今日、チューナーの使用について訊いてみたら、個人的にはお薦めはしない、とのこと。できれば音を記憶して、狂ってるかどうかわかるようになるのが理想、と。そりゃーーーーねーーーー、それができれば苦労しないんだけどね😭

 先生のバヨとの二重奏だと、バヨ同士なので、ずれてるなってのはわかるんですが、どっちにどのくらいずれてるかまで、とっさにはわかんないのと、とにかく間違えずに弾くことに必死で、そんなこと考えてる暇がない。チューナーちらっと見て、あ、高いなと思えば直せるんですけどね(今日の二重奏ではチューナーなしでした)。

 しかしいつまでもチューナーに頼っていてもしょうがないですよね。今のとこ、公で弾く機会はないけど、そんなときまでスマホのチューナー置いてやるわけには……いくか!?w 客席からは見えないだろうし!? とにかく、チューナーなくても正しい音程出せるようにならんといかんです。

 

 

 ところで先週、先生宅の譜面台(折り畳み式の簡易なやつ)に小っちゃい磁石がついてて、あ! これいいな! と思い、昨日(週一)の買い物でスーパーで探したら、同じのがあったので買いました。紙を押さえるやつ、ついてるけど2本だけだし、扇風機つけるので、プリントアウトした楽譜はよく動く。磁石で固定すれば便利です。

 でもちょっと、見慣れないからか、ふと譜面台を見ると、なんかねw これ、茶色じゃなくてよかったな~w

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 右上に留めてる小っちゃいのは、基礎練習のメニューです。上に影が映ってるのはスマホチューナーを固定するためのアーム。

 

 レッスン終わって、家に帰る途中で思ったこと:あれ? ハイポジション、どこ行った!!??w

 まあ今日はそれどころじゃない問題がいっぱいあったからしょうがないかw まずはモーツァルトちゃんと弾けるようにならないとな~……。

 

 

追記

 いつもは午後練して、晩にゆっくりブログ書くんだけど、今日はすぐに書かないと忘れそうと思って、先にブログ書いてから練習したんですが。

 

 まず、弓のコントロール。んなもん、できるか!!と思いながら、モーツァルトの冒頭部分、何回も何回も。最初は弓が思ったように動いてくれなくて、またあれですよ、ボールのドリブル初心者。でもしつこくしつこくやってたら、あら? なんかだんだんできるように。回数重ねたら、意外とできるもんですねえ。

 まだまだゆっくりだけど、今朝までよりだいぶマシな音が出るようになった気がする!

 

 そして最後にクールダウンのつもりで開放弦のボウイング、今日言われた二点、元弓では角度に気を付けて、先弓では指を離さないように。これ意識して弾いてたら、あら? そうか、私、弓の持ち方がちゃんと出来てなかった?

 中指と薬指ももっと深く、ほぼ第二関節から折り曲げるくらいの感じで持つと、確かに弓がしっかり持てて、制御できる! そうか、これか!

 で、クールダウンしてたはずなのに、またモーツァルト弾いてみちゃったりしてw 

 

 まだまだ練習重ねないと、他の曲弾いたりしたらすぐに前の悪い癖が戻りそうですが、とにかくちょっとコツをつかめた気がして、久し振りの達成感!? 忘れないうちに急いで書き留めておきました。

*1:前にもどこかに書いたかもですが、私、音程より音色に敏感なたちみたいで、楽器が違うと同じ音でも同じとあまり認識できないところはあります。でもまあ、何にもないよりはわかるかな

3日ぶりのレッスンと弓の分量

 こないだは18日ぶりのレッスンで、今度は3日w 

 月曜はいつも10時からなんですが、9時ごろ先生からメッセが入り、え、もしかしてまたキャンセル!?と思ったら、すごい雨降ってるからオンラインでレッスンでもいいですよ、とのこと。でもそのときはうちのあたりはぜんぜん降ってなくて、え、そうなの?と思ってた。そしたら15分後くらいにものすごく降り出して、うわーー、どうしよう、って感じ。先生の家までは車で15~20分で、ダンナが車で送り迎えしてくれるんだけど、まず玄関から車までが怖いくらい降ってる。ぎりぎりまで待ったけど雨足が弱まる気配もなく、でも今日は先生とモーツァルトのデュエットするはずだったからオンラインじゃ無理だし(そうなったら違うことするんだろうな)、と雨合羽を被って楽譜鞄と楽器ケースを守りつつ無理やり車に乗り込んで*1出発したら、少し行ったところはもうやんでました。先生宅では青空出てるくらいだったし、帰りも問題なく、行ってよかった~!

 

 こないだのレッスンから3日だからそんなに上達はしてないけど、スピッカートが少しマシになった程度かな。モーツァルトは最初先生も一緒に上のパートを弾いてくれて、それでも私はコケまくり、先生が下のパートを弾くともうボロボロw もっと速く速くって言われるけど、指がついていかないんだよぅ~😢

 すいません、次のレッスンまでは1週間あるから、そのあいだに何とかもうちょっとだけでも速く弾けるよう練習してきます……。

 

 そのあとコンチェを1から3まで通して。あんなに速くてついてくのが必死だった第1楽章のBパート、これが今は割と余裕で弾けるから不思議。モーツァルトに比べたらだいぶゆっくりだし???

 ただし、第3楽章はロンドで、これもモーツァルトポロネーズと同じ、軽快なリズムが要求されるんですが、私はまだテンポについていくだけで必死、音程合わせるだけで必死、って感じ。

 で、Cパートと最後のEパートは同じパターンなんだけど、そこにスタッカート(もしくはスピッカート)の記号がついた音符2つにスラーが掛かってるのが頻出。しかも音程同じだったりする。

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 勝手に一人で練習してるとき、ここは苦労してて、ファーファ・ファのとこが、単なるファーファーになっちゃったり。で、レッスンでやったときここ言われるだろうなと思ってたんだけど、言われなかった(それどころじゃない箇所が他にあったからかw)。

 しかし今日は言われました。まあちょうどスピッカートさんざんやってるとこだしね。で、それが、「ここは、そうねえ、スタッカートとスピッカートの中間くらいの感じで、あ、でも最初のララのとこはスピッカートで」って😂 そんな微妙な使い分けが私にできるかッッ!

 でもとにかく、スラーで同じ音でスタッカート(とスピッカートの中間w)のやり方を教えてもらいましたが、これは……言葉で説明できない……。手首をあげて、利かせて、くいっくいっと、って感じなんだけどw 言葉で表せないので、今日は午後練もちゃんとやりました(3日前のレッスンの日は午後ダウンして練習サボった)。忘れないうちにちゃんと身につけておかないとね~。

 

 で、コンチェ第3もモーツァルトも、テンポ速いので、弓の使う分量をもっと減らして、と言われました。

 考えたら私、最初のころに、もっと音大きく! 弓をたくさん使って! と言われまくって、ガリガリバリバリ、弓を必死に弦に押し付け、大きく使うことをひたすら心がけてきたような気がします。で、今は、そんなに弓を押さえないで! って言われ、今日は弓をもっと少なく使って、と言われるw だいたい私、極端なのはわかってましたけどねw

 弓圧、そういえば今日も注意されました。コンチェ第3で別にフォルテの指示はないけど、何となく私のなかで力いっぱい弾きたいところがあって、そこそんなに押さえなくていいから、って。そうか、うん、考えたらなんでここでこんなに力んでるんだろうか私、って自分でも思いましたけどね。

 

 そういえばそもそもモーツァルトのスピッカートも、私のはもうスピッカートの域を超えて〇〇〇って言われました。この〇〇〇のとこが聞き取れなくて、あとで調べればわかるか、と思ったらわからなくて、先生にメッセで訊いてみたけど、先生も忘れててわかりませんでした😂 (一週間後のレッスンで判明、リコシェでした)

 そのとき、スピッカートは弦の上で弓が跳ねるけど、わずかに離れるくらいで、私のは弓の毛で弦を叩いてる*2と言われたんですよね。確かに、だってそのくらいしないと跳ねないし、と思ってました。違うんか……。

 φ(..)メモメモ スピッカートは弓で弦を叩かない、と🙄

 

 さて、次のレッスンではもう一度先生とのデュエットをやって、そろそろポジション移動もしましょうね、と先生に言われました。次から次へと課題が出てくるなあ……😣 とはいえ、モーツァルトはまだまだ完成してないくせにもう飽きてきてるので、違う曲をやるのは嬉しいかも~。

 そのためには、来週までにモーツァルト、もうちょっとマシに弾けるようになっておかねば!!💪

 

 

*1:考えたら、うちガレージあるんだから、車をガレージに入れて、そこで乗ればよかった……!! 思いつくのが遅いw 次はそうします

*2:弓を裏返して棹の部分で弦を叩くコル・レーニョという奏法はありますが、私のはさすがにそれではないw

18日ぶりのレッスンとスピッカートその後

 先々週の月曜は先生都合でレッスンキャンセル、先週の月曜は私が体調崩してレッスンキャンセル、さすがに3週間も間があくのは寂しいので、体調が戻った火曜の晩に先生に空いてる時間あったらとお願いしてたら、金曜の午前11時と連絡入り、嬉々として行ってきました。

 まあそうは言っても、前回のレッスンのあと、2回立て続けに隣町に行って(スズちゃんを工房から連れ帰って)その日は2日とも練習できなかったし、そのあと体調崩してた3日も練習サボり、治ったあともレッスンないとなんか気が抜けてさらに1日サボりました。

 というわけで、ブログもサボりがちに。ネタなかったしねー。スピッカートをひたすら練習して、モーツァルトの練習してたけど、特に書くほどのこともなく。

 スピッカートの練習、最初は開放弦でやってると、まあまあ弓のコントロールができるようになってきて(弓をちゃんと弦に直角に当てないと、あっちゃこっちゃ跳ぶので、それが重要)、まあまあの速さで出来るようになって、スケールをスピッカートでやろうとすると、指で弦を押さえた音がきれいに出ない? という問題が発生し、弓をただ弦の上でバウンドさせるだけでは音が出ないから、弓をわずかでも弦の上で移動させないといかんのか、とその練習をし。

 

 そして今日のレッスンで、言われたこと。バウンドさせるだけでいいんだって!? でもそれじゃちゃんと音が出ないんですけど、って言ったら、それでいいんですって。そうなの~~~~!?😱

 そりゃね、ボウイングの種類がいろいろあるってことは、音色にもいろいろあるわけで、スピッカートしてるのにデタシェと同じ音が出ても意味ないのはわかるけど……。

 とりあえず先生が言うには、今はつぶれた音しか出なくても、そのうちちゃんとした音が出るようになるから、弓を無理に滑らせようとするとスピッカートじゃなくなる、そのほうがよくないから、とのことでした。そっか……。

 でも先生がやるとちゃんとした音が出てるんだよなあ。やり方を見てると、私は指の動きで(そのほうが小さく動かせるので)やろうとしてるんだけど、先生は手首がメインで、指はホントにわずかしか動いてない。これまでも手首手首言われて、でもなかなか動かないなあと思ってたけど、やはりこれは歳で関節が硬くなってるんだろうなあと思います。先生のみたいにくねくね、ぜったい動かねーよッ! でも少しでも近付けるよう頑張るしかない……。

 

 スピッカートでもう一つ言われたのは、ゆっくりのときでも弓を大きくバウンドさせず、弦からあまり離さないようにするってこと。私は必要以上にぼんぼんと跳ばしているようです。言われて意識して頑張ってやれば小さくできるんだけど、曲とか弾いてると、つい力いっぱい跳ばしてしまうので要注意。これは、今までの練習で癖になっちゃってるので、これからの練習で修正します。

 

 まあでも基本的にはスピッカートちゃんと出来てる、と言われました。そうなんかぁ~、ずっと、出来ない出来ないって思ってたのにw もちろん、まだやり始めて1ヶ月にもならないんだから完全にできてるわけじゃないけど、ちゃんと正しい方向に行けてるとのことで、まあ一安心です。

 自分で練習しながらふと思い出したのは、学校でやったバスケのドリブルで、球技も私はだいたい苦手だったけど(体育全般だな)、小さいころは確かにドリブルしようと思ってもボールが勝手によそ行っちゃったりしたなー、ってこと。ボールは手から完全に離れるから、本当にしっかりコントロールしないといかん。弓は、変なほうに跳ねることはあっても手の中にはあるからどうにか元に戻せる。でも、そこで力入れて元の軌道に戻そうとしてるうちはうまくできてないってこと。何もしなくても一定の軌道に乗って動くようにならないと。そこを意識して練習してから、だいぶマシになってたような気はします。

 

 で、モーツァルトの曲を弾いて、スピッカートとデタシェの切り替えがうまく行かないところとかも訴えて、特に冒頭、ラッミッ、ドーのとこ。最初の(太字の)ラ(開放弦)がスピッカートで、その次の赤いラはデタシェなんですが、開放弦だから、最初のスピッカートで弦がまだ振動してて、デタシェの弓を置いても跳ねちゃう。その次のソで移弦して、その次のラ(青字)はソの弦で小指で押さえて弾くんですが、その前の赤字のラも小指にしたほうが跳ねなくて弾きやすいんでは、とのこと。そうかぁ……。小指は私、苦手なのでできるだけ使いたくないと思ったんだけど、この場合はそっちの方がいいんかな。

 似たフレーズの繰り返しがすぐに出てくるんですが、そこは、ラッ(シ)ミッ、ドーと、装飾音符のシが入って、A線を開放弦で弾いたあと指で押さえるので、ここは問題ない(わけじゃないが、最初よりマシ)とのこと。

 つまり開放弦スピッカートのすぐあとの同じ開放弦デタシェは避けたほうがいいってことですね。

 

 今日はモーツァルト、先生も同じパートを弾いてくれたんですが、次は二重奏しましょうと言われたので、中2日しかないけど(次のレッスンは月曜!)、しっかり間違えないで上のパート弾けるようにならないと~!

 速度ももう少し(ほんのちょっとね、心持ちね、と、速度上げると言われるととたんにガチガチ硬くなる私をよくご存じの先生w)上げたほうが、スピッカート弾きやすいと思うと言われたので(それはそうだろうと思います、できればね)、それも二日間の練習課題です。

 

 こんな動画もあったので、参考にします。


www.youtube.com

 

 ところでABRSMって何だろと調べたら、イギリスに本部がある音楽検定試験みたい?

en.wikipedia.org

 このモーツァルトの曲はグレード3。このグレードってのは1~3が初級、4~6が中級、7~9が上級ということみたいです。で、Aがバロックと初期クラシック、Bが後期クラシックとロマン派、Cが20世紀作曲家と現代音楽、という分類みたい。

 そうか~、私も中級の一歩手前まで来てるんかなッ!!😁😁😁