気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

18日ぶりのレッスンとスピッカートその後

 先々週の月曜は先生都合でレッスンキャンセル、先週の月曜は私が体調崩してレッスンキャンセル、さすがに3週間も間があくのは寂しいので、体調が戻った火曜の晩に先生に空いてる時間あったらとお願いしてたら、金曜の午前11時と連絡入り、嬉々として行ってきました。

 まあそうは言っても、前回のレッスンのあと、2回立て続けに隣町に行って(スズちゃんを工房から連れ帰って)その日は2日とも練習できなかったし、そのあと体調崩してた3日も練習サボり、治ったあともレッスンないとなんか気が抜けてさらに1日サボりました。

 というわけで、ブログもサボりがちに。ネタなかったしねー。スピッカートをひたすら練習して、モーツァルトの練習してたけど、特に書くほどのこともなく。

 スピッカートの練習、最初は開放弦でやってると、まあまあ弓のコントロールができるようになってきて(弓をちゃんと弦に直角に当てないと、あっちゃこっちゃ跳ぶので、それが重要)、まあまあの速さで出来るようになって、スケールをスピッカートでやろうとすると、指で弦を押さえた音がきれいに出ない? という問題が発生し、弓をただ弦の上でバウンドさせるだけでは音が出ないから、弓をわずかでも弦の上で移動させないといかんのか、とその練習をし。

 

 そして今日のレッスンで、言われたこと。バウンドさせるだけでいいんだって!? でもそれじゃちゃんと音が出ないんですけど、って言ったら、それでいいんですって。そうなの~~~~!?😱

 そりゃね、ボウイングの種類がいろいろあるってことは、音色にもいろいろあるわけで、スピッカートしてるのにデタシェと同じ音が出ても意味ないのはわかるけど……。

 とりあえず先生が言うには、今はつぶれた音しか出なくても、そのうちちゃんとした音が出るようになるから、弓を無理に滑らせようとするとスピッカートじゃなくなる、そのほうがよくないから、とのことでした。そっか……。

 でも先生がやるとちゃんとした音が出てるんだよなあ。やり方を見てると、私は指の動きで(そのほうが小さく動かせるので)やろうとしてるんだけど、先生は手首がメインで、指はホントにわずかしか動いてない。これまでも手首手首言われて、でもなかなか動かないなあと思ってたけど、やはりこれは歳で関節が硬くなってるんだろうなあと思います。先生のみたいにくねくね、ぜったい動かねーよッ! でも少しでも近付けるよう頑張るしかない……。

 

 スピッカートでもう一つ言われたのは、ゆっくりのときでも弓を大きくバウンドさせず、弦からあまり離さないようにするってこと。私は必要以上にぼんぼんと跳ばしているようです。言われて意識して頑張ってやれば小さくできるんだけど、曲とか弾いてると、つい力いっぱい跳ばしてしまうので要注意。これは、今までの練習で癖になっちゃってるので、これからの練習で修正します。

 

 まあでも基本的にはスピッカートちゃんと出来てる、と言われました。そうなんかぁ~、ずっと、出来ない出来ないって思ってたのにw もちろん、まだやり始めて1ヶ月にもならないんだから完全にできてるわけじゃないけど、ちゃんと正しい方向に行けてるとのことで、まあ一安心です。

 自分で練習しながらふと思い出したのは、学校でやったバスケのドリブルで、球技も私はだいたい苦手だったけど(体育全般だな)、小さいころは確かにドリブルしようと思ってもボールが勝手によそ行っちゃったりしたなー、ってこと。ボールは手から完全に離れるから、本当にしっかりコントロールしないといかん。弓は、変なほうに跳ねることはあっても手の中にはあるからどうにか元に戻せる。でも、そこで力入れて元の軌道に戻そうとしてるうちはうまくできてないってこと。何もしなくても一定の軌道に乗って動くようにならないと。そこを意識して練習してから、だいぶマシになってたような気はします。

 

 で、モーツァルトの曲を弾いて、スピッカートとデタシェの切り替えがうまく行かないところとかも訴えて、特に冒頭、ラッミッ、ドーのとこ。最初の(太字の)ラ(開放弦)がスピッカートで、その次の赤いラはデタシェなんですが、開放弦だから、最初のスピッカートで弦がまだ振動してて、デタシェの弓を置いても跳ねちゃう。その次のソで移弦して、その次のラ(青字)はソの弦で小指で押さえて弾くんですが、その前の赤字のラも小指にしたほうが跳ねなくて弾きやすいんでは、とのこと。そうかぁ……。小指は私、苦手なのでできるだけ使いたくないと思ったんだけど、この場合はそっちの方がいいんかな。

 似たフレーズの繰り返しがすぐに出てくるんですが、そこは、ラッ(シ)ミッ、ドーと、装飾音符のシが入って、A線を開放弦で弾いたあと指で押さえるので、ここは問題ない(わけじゃないが、最初よりマシ)とのこと。

 つまり開放弦スピッカートのすぐあとの同じ開放弦デタシェは避けたほうがいいってことですね。

 

 今日はモーツァルト、先生も同じパートを弾いてくれたんですが、次は二重奏しましょうと言われたので、中2日しかないけど(次のレッスンは月曜!)、しっかり間違えないで上のパート弾けるようにならないと~!

 速度ももう少し(ほんのちょっとね、心持ちね、と、速度上げると言われるととたんにガチガチ硬くなる私をよくご存じの先生w)上げたほうが、スピッカート弾きやすいと思うと言われたので(それはそうだろうと思います、できればね)、それも二日間の練習課題です。

 

 こんな動画もあったので、参考にします。


www.youtube.com

 

 ところでABRSMって何だろと調べたら、イギリスに本部がある音楽検定試験みたい?

en.wikipedia.org

 このモーツァルトの曲はグレード3。このグレードってのは1~3が初級、4~6が中級、7~9が上級ということみたいです。で、Aがバロックと初期クラシック、Bが後期クラシックとロマン派、Cが20世紀作曲家と現代音楽、という分類みたい。

 そうか~、私も中級の一歩手前まで来てるんかなッ!!😁😁😁