気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

やっとマックス復帰、リンさんの駒調整

 木曜のオケ、5分前に到着したら、先生の部屋、ドアが閉まってる……。む、今日練習あるよね? 何も連絡来てないし。こないだみたいに、私だけ連絡忘れられてないか?w と思いつつ仕方ないので部屋の前で待ってたら、おおおおお! マックスがキタ━━(゜∀゜)━━!!! ちゃんとカールくんのケースも担いでます。

 んも~、いったいどこ行ってたのよ!?と言ったら、マックス、「へ? いや、そこで別の授業あったんで」て、訊いてるのはそれじゃないw 一週間半、オケに顔出さないでって意味だったんだけど、そうか、メキシコ人にはそんなくらい、別に変だとかどうしたんだとか思うような期間じゃないのかw もう30年近く住んでても、まだまだそういう感覚になり切れない私w

 ほぼ同時にケリーさんも来ました。あーよかった、火曜日は私ひとりで大変だったんだからねッ! とか言いつつ、マックスにエルヴィスの楽譜(先生の手書きのやつ)見せたり。マックス、しばら~~~くその楽譜眺めてから、「12/8拍子……?」って呆然。あ、やっぱ君にもこれ難しい?w ケリーさんは前々回の初見のときに来てたので、そう~、どう数えていいかわかんなかった、と。うんうん、だよね~、ややこしいよね! と三人で盛り上がってたら、先生来ました。

 先生が、メリッサ~! 始めるわよ~! と廊下(バルコニー式でオープン)から下に向かって叫び、部屋に入ります。メリッサちゃんも来たけど……今日はファーストひとり? セカンドふたり、ビオラはいつもひとりで、合計4人……(・ω・)

 

 マジでこのオケ大丈夫かなあ、と心配です。来学期はもう消滅するんじゃ? そうなったら私はどうすればいいんだろう……。

 なぜか日本のドラマ(日本にいたころはほとんど見なかったのに、ここ10年?くらい、ネットでいろいろ見られるようになって(というのはナイショなんですが)、日本にいたころよりたくさん見てます)で、弱小オケが存続の危機! そこに訳アリな指揮者がやってきて……みたいなの、多くないですか? でも現実には、なかなかそんなことにはならないんだろうなあ……。ていうか、指揮者はちゃんといるしね。

 まあ本番は他にももっといっぱい参加してくれるんだろうと思いますが(ピアノとか管楽器とか打楽器も含め)、しかしそれじゃ、オケって何だろう……とか思っちゃうw まあ別に、オケのアイデンティティが、とか、自分たちの演奏とは、とか、言えるレベルじゃないのでとにかく演奏できればいいんですけどね。

 

 そういえば雑談してたときに、マックスに、グレーテル先生いなくなっちゃったけど、どうしてるん?と訊いたら、別の先生に付いてる、って言うんですよ。へえー、バイオリニストの先生?って訊いたら、そうだと。む~、それってグレーテル先生が、ポジチェンできないレベルだからって言ってた先生じゃないのかなあ? 

 もし本当にバイオリニストの先生いるなら、私も検討してみてもいいけど、その先生がどんなレベルか、プライベートで教えてくれるか、まったくわかりませんしね。まあまだしばらくは、やることもいっぱいあるし、いいか……。

 

 オケの練習は、この日もエルヴィスでした。変更は、なかったw よかった! でも前回いなかったケリーさんと、今回エルヴィス初見のマックスがいるので、先生もゆっくりめに丁寧に進めてました。私は家で、二日間ですが、通常のテンポで練習してて、火曜日に苦労したとこ、何とかリズム取れるようになってたはずなんだけど、ゆっくりすぎてテンポ取れないッ!w 

 でも、ピチカートのところがかなり速くて、まず譜をサラサラ読めないと(というかもう暗譜しないと)とても追いつかない。前の記事で書いた、先生が私のために簡易化してくれた箇所も、オリジナルで弾けるようになっておこうと思ったけど、いや待て、それよりこのピチカート弾けるようになる方が先だ!と思い、木曜の午後はまるまるエルヴィスに費やしました(半分は火曜日にオケでやって苦労したリズム合わせ、半分はピチカート)。

 インテンポ(♪=220くらい)は無理だけど、180か200までなら何とか……くらいに漕ぎつけて、練習ではテンポ100くらいだったw まあ速すぎてぜんぜんついていけないよりはよかったです。それでも、全部きっちり弾けたとは言えない状態だったし……。

 

 ピチカート、私が慣れてないのもありますが、弓の持ち替えが難しい。「狩人の合唱」でもピチカートあるんですが、3,4音弾いてアルコ(弓)に戻り、また3,4音ピチカートでアルコ、って感じなので、普通に弓を持ったまま、人差し指で弦をはじきます。

 が、エルヴィスの場合、8小節にわたるピチカートで、ほとんどが八分音符(1小節に12個入るw)。これは、弓を握りこむように持ち直して、親指を指板の横に付けて弾かないと、どの弦弾いてるのかわからなくなる! と思って、そのようにして練習しましたが、問題は、アルコに戻るときですね。休符が1拍分(四分音符一個分)あるんですが、テンポ速いから、その1拍が0.5秒くらいw しかも最初の弓がアップ(開放弦なのが救い)。

 これがね、弓を持ち直すのが間に合わないんですよね……。オケの練習では、ケリーさんとマックスなんか、弓を膝の上に置いてピチカートしてましたが、先生に、それじゃアルコに間に合わないから!と言われてました。そうだよねえ。持ってても間に合わないよ……。これは繰り返しやって、慣れるしかないんだろうか?

 とりあえず今回の練習では、そこはさほど問題にならず(テンポゆっくりだったしね)、スルーされましたが、インテンポで練習するときまでに何とかしておかなきゃな……。

 

リンさんの駒チェック

 さて、木曜はひたすらエルヴィスの練習のみだったので、今日(金)はレッスンのほうの曲を。と思って、ふと気になってリンさんの駒が直角かどうかチェックしたら……😱 ひいいいッ! かなり前に(指板側に)倒れてる!? そんなに調弦とかもしてないのに……。

 でもこのままではまずいです。仕方ないので、覚悟を決めて、弦を4本ともわずかに緩めて、駒を立て直しました。割と一発で直角にできたのが幸いでした。でも、もしかしたらちょっと(0.2mmくらい)駒の足の位置がずれちゃったかも……?

 試しに弾いてみたら、うん、なんか響きがバカでかくなった気がする。が、リンさんとしてはお下品な音になってないか??? スズちゃんならこんなもんかもしれんが……。リンさんはもう少し、お上品で柔らかな音だった気がするんだが……。でも下手にいじり回して、取り返しのつかないことになってもなあ😰 怖いので、諦めて、とにかくしばらく弾いていたら、だんだん馴染んできたのか、それとも馴染んだのは私の耳のほうか? 音が落ち着いた気がします。

 

 調整後。傾いてるところも撮っておけばよかったかな。G線側で、調整前は駒のてっぺんあたりが左に5mm以上離れてました😱 E線側はそれよりは少なかったけど、3mmくらいかな。こういうのが、バヨは怖いです……。

 まあ買ってからそろそろ4ヶ月だしね。やっぱ、定期的にチェックするのは大事です。

 

おまけのAIタイトルw

 ところで、この記事書いてて、ふと目についた「AI」のボタン。そういえば少し前から、AIが記事を読んで、適切なタイトルを提案してくれる機能というのがはてなダイアリーについたという話を目にはしてました。あー、これがアレか! と興味本位で試してみたところ、こんなのがw

 🤣🤣🤣うひゃひゃひゃ、と笑ってしまいました。音楽と再会、してないし! チェロ調整もしてないし! ていうか、チェロって単語今回は(この段落以前には)一度も使ってないはずだがなあ?*1

 いやもうどれも、ツッコミどころ満載。「不在のオケ部屋での再会!マックス登場!#感動」て!🤣🤣🤣 楽器に新たな香り、とか、リンさんのお上品な音、とか、特に「ソーシャルメディア向けタイトル」が秀逸ですな~🤣
 でもこういうのも、どんどん学習を重ねていって、もっと的確なタイトル出せるようになるんだろうな~。私も負けずに(???)精進しなくては!

 

*1:もしかしたら、AIには「バヨ」が理解できなくて、でも弦とかピチカートとか弓とか出てるから、たぶんチェロ?って考えたのかな? そう思うと、ちょっとかわいい♡