気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

3度の重音スケール……以前に指が届かない問題

 先生が隣町に引っ越しちゃう!!!という衝撃のニュースで、その日(火)と翌日くらいはなんか腑抜けてました(練習はいちおうしたけど)。でもその次の日(木)くらいからはちょっと立ち直って、まあ月一で通うとしても、かなり頻度は下がるから、そしたら今までやりたくてもできなかったこととかやってみるのもいいんじゃね? 友達と合奏したいねーと言ってた曲とか、スケール各種とか、教本もいろいろあるけど一冊通してやったのはないし……などなど。

 でも金曜にはまたも持病再発……。抗生剤飲み始めて、でもしんどいし、今日は練習休も~……とサボったその日の晩に、先生から連絡あり、月曜って言ってたけどダメになったので、明日の朝8時半とかどう?と……。う~む、体調は明日にはたぶん治ってると思うけど、練習してない……。そもそもこないだのレッスンから中三日だもんなあw でもこれが最後のレッスン!と思うとキャンセルできなくて、行きます!と返事。

 

 火曜の朝のレッスンから、火水木と午後の練習で、重音少しずつやってました。でもね、まず重音とかスケール以前の問題、指が届かない! そこで、重音じゃなくて、指を置いて音を(一つずつ)出す練習からです。そもそも、1-3、2-4の指を交代に動かしていくだけとは言っても、音によってその間隔に違いがあるので、それを把握するために図を描きました。

 見苦しいですが、手書きのほうが手っ取り早いので。水色の線が1-3の指で押さえるところで、緑の線が2-4で押さえるところ。ト長調スケールです。

 で、左端のG線とD線のあいだを見てもらうと、ドーミとレーファ♯は短い(図面上で1.5cm)ですが、ミーソとファ♯ーラはちょっと長い(図面上で2cm)。サードポジなので、ファーストポジよりは事実上の距離は短いですが、それでも最初の日は指が届きませんでした。特にファ♯に小指(4の指)を手前のA線に触らないように置くと、ラに中指(2の指)が置けないです。指がひん曲がります。左手にガチガチに力入って、特に親指がバヨのネックをへし折るんじゃないかってくらいになります。

 それでも、初日はまったく届かなかった(矢印真ん中に〇ついてるところ)のが、次の日にはいくつかは届くようにはなりました。でも小指の腹が手前の弦に触っちゃったり……😣 まあこれまでの経験上、届かねえぇ~~~!ってものでも、毎日やってると意外とできるようになったりするから、焦らず毎日やれば次のレッスンまでには何とか? と思ってたら、まさかの四日後(練習は三日)のレッスンw

 練習はまず、指が届くこと、隣の弦に触らないこと、それから重音鳴らすこと(これも問題で、二本の弦をバランスよく鳴らすのはけっこう難しい……しかも押さえる位置によって弦の角度、すなわち高さが変わるので、それによって弓の角度も変わる……)、それができるようになったら、スケールで弾く、という順番でやっていくしかない。その最初の、指が届くところでまだもたついてるのに、次のレッスンw

 

 でもしょうがないです。先生に、「明日オッケーです、行きます。練習はあんまり進んでないけど……」と書いて送ったら、「あーそうね、もしそうしたかったら次カンペチェでのレッスンまで延ばしてもいいけど」とw カンペチェまで行くのは先生としては決定か!😆 でも嬉しかったです。引っ越しの話聞いたとき、じゃあカンペチェまで行くしかないですかね~、って私が言ったら、先生ちょっとびっくりした顔してたので、もしかして迷惑?とか思っちゃったんですよね。私、ストーカー?w みたいな……。

 ちなみに今日のレッスンの終わりに話したところでは、週末にまだ用事とかあってこっちに来ることもあるので、そのときに時間取れそうなら連絡するから、急な話(明日とか、場合によっては今日!とか)になるかもだけど、レッスンできそうならやってもいいとのことでした。

 大学の生徒たちはどうするんですか、と訊いたら、ほとんどの親御さんはオンラインレッスンで合意してくれて、少なくともこの学期の終わりまではそれで何とかやるらしいです。まあ大学も今休みで、明けてみないと、他の先生たちに振り分けるか(でももうスケジュール決まってて、かなりきちきちだからそれも難しい)、他の先生を招聘するか(でも誰が来てくれるかわからん)、まだぜんぜん決まってないらしい。そうかぁ、やっぱオンラインか……。

 私も、他に先生見つかったら、そっちに替えてくれてもぜんぜん構わないから、とは言われました。見つかるとはほとんど思えませんけどね、でもまあグレーテル先生と出会えたわけだから、可能性ゼロではないですしね。

 

 それはともかく、重音の練習してて思い出した、昔教わった指の独立運動の練習、あれはまさにこの重音スケールのためだったのか!と……。ええ、練習、してませんでしたけどねw 1と3の指を同時に持ち上げ下ろし、2と4の指を同時に持ち上げ下ろす、あれです。習ったのいつだっけ、とブログ遡ってみたら、なんと、2021年の8月でした。2年半も前!?

 今は、ゆっくりならできます。

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 ちょっとお邪魔な物体も一緒に写ってますが😸

 これをもっとスムーズにできるようにならなくちゃね!?

 

 で、レッスンでは、指が届かな~~~い! というのを重点的に見てもらいました。小指を立てるために、肘を思いっきり内側へ入れてましたが、その際、肩まで動かしているのはNG。肩はリラックスして通常の位置のまま、腕だけを動かすこと。そして、肘は内側に入れると言っても、極端に入れず、できるだけだらんと重力に従って垂れさがるように。それでは小指が立たない場合、肘を入れる(右に寄せる)のではなく、垂直に上げる。これがポイントでしたね。

 そして、自分でも思ってた親指の脱力はもちろんですが、手全体の脱力も大事。そして、指を広げる練習。これらを根気よく続けること。

 

 レッスンでは、あとコレッリソナタのアレマンダ、こないだほとんどできなかったので、それも見てもらいましたが、まだ音程が怪しいところがあるので、ピアノ伴奏もいいけど、ソロでじっくり音を聞いて合わせていくこと、と言われました。

 

 というところで、4年間、毎週教わってきたレッスンはこれでひとまずおしまいです😭 先生が向こうで落ち着いたら連絡くれることになって、それから一日がかりで往復するレッスンに行ってみることにします。それでどんな具合か、どのくらいの頻度で行けるか、模索しながらルーティーンを作り直していく予定です。

 オケもやめてなくてラッキーでした。オケあるから、とにかく弾くことは続けなきゃいけないし、ちょうどいいモチベーションになると思います。その合間に、自分なりに教本やスケールや、弾きたい曲などの練習もしていきたいし。

 ブログはどうなるかなあと思ってましたが、自主的な練習が多くなるなら、むしろ記録の意味でますますしっかりメモしていかねば、です。そもそもここに書き始めたのも、先生が産休で二ヶ月レッスンなかったときに、自分ひとりでやってるとなんか不安だったからなんですよね。数人しか読者いないとしても、やはり誰かに読んでもらえると思うとちょっとは文章整えるし、内容的にもしっかり書かないと、と気合入ります。

 これからも、素人なりにいろいろぶつかるところを整理し解決していくために、だらだらと書き綴っていきますので、引き続きよろしくお願いします。