気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

肩甲骨から弾くこと、クーラーと演奏会と

 昨日のレッスンで言われた、ピアノ(弱音*1)で弾く練習、今日も頑張ってました。

 弓の弦に対する圧力をぎりぎりまで軽減しようとすると、どうも右腕の付け根が痛くなってくる……。こんなとこの筋肉使ってるんか。筋肉痛になると困るので、適当なところで休憩、筋肉を休めつつ、動画とか見てました。

 で、今やってる練習とは関係ないテーマだったんだけど、バヨ指南動画の一つを見てたら、肩甲骨から動かすべきなんだけど、急にそう言われても難しい場合は、右の二の腕の裏側を意識してください、と言ってるのがありました。

 

 肩甲骨からってのは、前にも先生に言われたし、自分でもこのブログ書き始めてからいっぺん大発見でもしたような気で記事に書いてたよなあ。

 ただ今回、その動画では、肩甲骨(もしくは二の腕)から弾くと演奏が安定するということを言ってて(正確には逆に、腕から弾かないと「再現性に乏しい」という表現でした)、私は今回、そこに、「お!」と反応しちゃったわけで。

 

 そこで、練習再開、肩甲骨もしくは二の腕裏側、を意識しながら弾いてみたら……すみません、証拠はないんですがw、なんか音がめっちゃよくなった! なぜか音程まで安定したw 

 昨日今日とずっとやってたコンチェルティーノ第1楽章のいちばん難しいBパート、しかも一か所指の変更を先生から申し渡されて、今さら~~~💦 と焦りつつ修正しようとしてたところ。そこも、ちゃんと弾けた~! 

 昨日のレッスンで、もっと優しく、柔らかに、と言われたワルツも試しに弾いてみたら、うん、なんかきれいに弾けてるんじゃね?

 先生に録音渡しちゃった「いつも何度でも」も、今ならもっとマシかも? ピアノ伴奏なしで弾いてみたら、マジでいい感じ~♡

 

 そんじゃ、もういっぺん録画して、いいのが撮れたらそれを先生に送ろう! と思ってカメラ設置して弾いたら……お察しw ヘッドフォンつけてるのもあって(←言い訳?)、それにピアノ(pf)に合わせるのってやっぱりちょっと勝手が違う、意識がピアノ(pf)に行ってしまって肩甲骨できてなかったかも……。まだしばらく練習してからだな。

 

 ちなみに、これだと、ピアノ(弱音)で弾いても腕の付け根が痛くならないし、音も不自然にかすれたり揺れたりしないし、前回の肩甲骨の記事ではそこらへんが痛くなったと書いてますが、今日はそんなこともありませんでした。

 これだけなんだけど、やっぱり私としては大発見(二度目のw)なのでメモしておこうと。

 

クーラー恐ろしや……

 ついでにもう一つ。私の部屋にクーラー設置して、しかも連日暑いので(午後は38度39度とか。これ書いてる今は32度なんだけど、涼しいと感じるくらいで、扇風機だけで充分です)、練習のときに嬉々として使ってるんだけど。

 温度もだけど、湿度も変わるので、まずはクーラーつけてバヨケースを少し開けて、30分くらいは置いてから練習始めます。が、それでも、弾いてるうちに弓の毛がパンパンに張ってくる!😨 最初の日は気付かなくて、片付けようとしたら弓の木の部分がほぼまっすぐなくらい張っちゃってて、ぞっとしました。

 そして昨日の午前、レッスンに行くためにケースの中身を確認しようと開けたら、その前の日に緩めて片付けた弓の毛が、たるんたるんに緩んでて、これまたひぇぇぇ~~😱 こちらは実害は比較的少ないと思うけど、取り出そうとするとき毛が引っかかりそうで怖い……。

 弦も、弓の毛ほどではないですが、やっぱりすこーーーし音程が変わります。クーラーは天国のように環境変わるけど、バヨのためには少し気を付けて使わないといかんなあ……。

 

音楽学校の生徒たちの演奏を聞きました

 も一つついでに。今日、FBに先生が教えている音楽学校の生徒たちの演奏動画がアップされていました。メキシコは今卒業式のシーズンで、コロナウィルスの影響で授業はオンラインなので、生徒たちもそれぞれ自宅で課題曲? 習った曲?を録画して、それを学校がまとめて編集したようです。一時間もあったので、ちょっとだけ、と見始めたのに、結局最後まで全部見てしまいました。

 年齢は小学生から高校生くらいまでさまざま。多かったのはバヨとピアノ(エレクトーン含む)、ギターが数人、歌が数人、という感じ。うまい子は、うまいなあと聞き入ってしまうし、たどたどしい子は、うおおお~がんばれ!とハラハラしながら見守ってしまいますw

 特にバヨは、うまい子もいましたが、中学生か高校生くらいでもまだ始めたばかりなのか、ボウイングがすごくてドキドキハラハラな演奏や(でも音程はその割にはしっかりしてて、けっこう難易度高い曲だった)、私もやったバッハのメヌエットをきこきこと可愛く弾いてる子もいたり(私も一年前はこんなだったんかな、でもこの子は一年後には今の私を追い越してるだろうな~、と思うw)、いろいろで楽しい。

 発表会の代わりだからか、ドレスアップして弾いてる子も多かったけど、男の子は適当だったり、女の子でも小さい子はキッチンの隅にキーボード置いて演奏しててお母さんがいじってるらしい食器の音が入ってたりするのも、退屈しない要因だったかも? 

 こういう子供の発表会って、友人のお子さんのをいくつか見たことありますが、正直、知ってる子以外はどうでもよくてひたすら忍耐の時間って感じだったんですが、今は自分も習ってる(一部は同じ先生に)からか、それとも動画だから子供たちの様子がすぐ目の前で見られて、遠い舞台の上で表情もわからないってことはないからか、とても楽しめました。

 そして、私はもちろんこの学校に属していないので関係ないんですけど、こんなふうにいろんなレベルの生徒さんを見ることも刺激になるなあ、と。できれば、似たようなレベルで、できるだけ年齢の近いw人とお友だちになれたら、もっといいんでしょうけどね~。ま、しょうがない、そこはダンナのピアノが追いつくのを気長に待つとしますかw

 

 

*1:楽器のピアノと強弱記号のピアノ、どうして同じ言葉なんですかね? 紛らわしい……。調べたら、ピアノフォルテ(ピアノからフォルテまで出せる)チェンバロってのがもともとの名称で、それが省略されてピアノになったとか。そう言えばピアノの楽器略号はpfだな。それはそれで強弱記号とまたまた紛らわしいけどなw