気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

一歳児にカリンバと、レッスンメモ

 先週、先生の娘ちゃんが一歳の誕生日を迎え、その翌日にレッスンだったのにプレゼント用意できなくて……。まあそういうの、こっちではマナーとか失礼とか非常識とか言われないので、あげたければあげればいいし、そうじゃなければおめでとう!って言うだけでもいいんだけど。

 でも気持ちとしてはやっぱり何かあげたいよねえ、音の出るものを……。いろいろ考えてみて、なんか最近日本で流行ってるカリンバ、いいかも? と思ってネット通販で適当なのを注文したら、昨日届きました。が、届いてびっくり、でかい! そしてけっこうずっしり重い。開けて中身を確認してみたところ、う~~ん、しかも意外と演奏するのに力が必要で、音は小さいな。音が小さいのはうるさくなくていいかもしれんが……これ、一歳児に演奏はできないなあ。

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 こんなでかいんですよ……。

 と失敗感満載でしたが、まあしょうがない、もう買っちゃったし、あんまりプレゼント遅くなっても間抜けだし。と、今日持っていきました。

 ちょうど、玄関開けてくれたのが旦那さんで、すぐに赤ちゃん抱っこして別室へ行こうとするところでプレゼント渡したら、その場で開けてくれて、上記の言い訳をいろいろ伝えたんだけど、先生がちょっと鳴らすと、赤ちゃんがもう手を伸ばして自分の胸元に抱え込もうとする! 少なくとも、気に入ってはくれた様子😂

 まあしばらくは親御さんの監視のもとで使ってもらうことにして、三歳くらいになったら自分でも遊べる、かなあ? レッスン途中で先生がスピーカーを取りに行ったら、旦那さんと赤ちゃんがカリンバで遊んでた、とのことで、旦那さんもギタリストらしく、やっぱ音の出るものは面白いんかも? とりあえず無駄にはならないみたいで、ほっとしました。

 

 さて、レッスン。先生に、練習どうでした?と訊かれて、サードポジのスケールとか、8音スラーくらいになるともうぐちゃぐちゃで……と訴えたら、じゃあやってみましょうと。

 ところで、こないだ先生に、チューナー使うのもいいけど(サードポジの指移動の練習なんかはチューナーないとできないよね)、もうだいたい仕上がってる曲とか、ピアノ伴奏に合わせるときなんかはチューナーなしで合わせられるように、と言われたので、今日はチューナー出しませんでした。最初の調弦もピアノに合わせ(狂ってなかったから問題なし)、じゃあスケール、まずは全音符からやってみましょうか。

 そしたら私、スケールの音程が合ってるかどうかに気を取られて、ポジションチェンジ忘れた!!!!w チェンジするソのとこで、先生が、ちょっとちょっと、ってw まったくね、一度に二つ以上のことに意識向けられない単細胞なんです、すいませんw

 で、次からはちゃんとポジチェンして、2音スラー4音スラーとやったんですが。そこででっかい注意点。左手を移動するとき、右手のボウイングも力入っちゃってる。言われてみればそうなんだけど、自分じゃまったく気付いてませんでした。左手を移動させようと必死になるので、力が入る。と、右も一緒に力入っちゃってたみたいで。

 前に紹介した本『ヴァイオリンを弾くための身体の作り方・使い方』にも書いてありましたが、バヨって(いや弦楽器はだいたいどれもそうだけど)左右でまったく違う動きをするので、それを切り離すことがまず初心者には難しいと。まったくだよなあ……。いや、そもそもポジチェンのとき左手にも力入れなきゃいいんだけどね。

 そこを意識しながら練習して、16音スラーまで。16音なんてまだぜんぜんトライすらしてなかったので、初めてやって、弓の配分ぐっちゃぐちゃw だから、右手はいつもと同じに、って言われて、そりゃそうなんですけどね……w

 思うに、私の場合、スケール(ファーストポジ)にしろ曲にしろ、左の指は考えずに勝手に動くくらいに練習して、そのうえで右手に意識集中してボウイングに注意しながら弾いてる、って感じなんだろうな。だから、左手でビブラートかけるとかポジションチェンジとかってなると、右手がお留守になる。右手も、左手くらい自動的に、考えないでも動かせるようにならないといかんのだろうな……。

 

 次はモーツァルト。私、先週のレッスンでは、あんまり練習できなかったって言ってたけどモーツァルトはすごくよくなってた、らしい。ということをいきなり冒頭で言い出す先生。いやちょっとやめてくださいよプレッシャーかけるの! で、もちろん出だしからコケるw うん、先週は練習してないっていう免罪符でプレッシャー軽減されて、マシな演奏できたんだと思うw と言ったら、先生笑ってましたけどね。

 弓の角度と位置(弦の上の)に注意して、あっちこっち行かないように、というのを言われました。そうなんか……。自分じゃホントそういうのわかんないです。録画もたまにしてるんだけどねえ……。音程とか、手首動いてねーなー、とか、そういうことは気になるんだけどもね。

 最近、Youtubeで顔隠す機能とかもあるの発見したので、またそのうち下手くそな演奏動画をアップできるかも?です。

 

 それからコンチェルティーノ。先週のレッスンで第2楽章と第3楽章はいろいろ宿題出されたので、いちおうやってたんですが、今日は第1楽章から全部通しましょう、って、えぇぇぇぇ~~? 第1楽章なんてもう何週間も弾いてなくて忘れました!! とか言いつつ、いつものピアノ伴奏を出すと、もうちょっと速くてもいいんじゃない?とか言い出す先生……。すいません、家にはもっと速いのもあるけど、タブレットにはこれしか入れてません……。てことで、これも来週の宿題。

 第2楽章はもともとゆっくりなので、ピアノ伴奏あるなかでいちばん速いやつで弾いてるからいいとして、第3楽章ももっと速いのあるんだけど、どうかな……。来週までに、弾けそうかどうかやってみます。でも、モーツァルトもそうなんだけど、速く弾くと、たとえついていけても音が汚なくなったりするからねえ。そこをちゃんと弾けないと、できたとは言えないよね……。

 

 コンチェ通して弾いたとき、先生も横で一緒にバヨ弾いてくれたんですが、そうすると音が合わせやす~~い♡ これならチューナーなしでも安心して弾けるんだけどなあ。

 あと、先生のバヨ聞きながら弾いてて気付いたんですが、なんか先生、私よりゆっくりめ? てか私が飛ばしすぎなの? 先生の演奏はもっと余裕があるというか、ゆったりというか。そこ、質問すればよかったのに、いろいろ他のこともあって訊き損ねました。次があったら訊いてみます。というか、先生の演奏を念頭に、私ももうちょっと余裕のある弾き方目指します。せかせかしてるんかな、私? もともとイラチなのは間違いないがw

 

 これでレッスン終わり、来週はポジションチェンジの入ってる小曲を前もって楽譜送るからそれやりましょう、とか先生言ってた……。短いやつだから、と言ってたけど、モーツァルトだって曲自体はうんと短いのにこんなに苦労してますけどねw でもそろそろ新しい曲やりたかったとこだし、楽しみです。

 片付けてる私に、先生が、自分の話を珍しくしてくれて、子供のときだけどポジションチェンジやったのがちょうど先生が代わったときで、前の先生はぜんぜんやってなかったのに、新しい先生はいきなりポジチェンある曲で、そこでとにかくやるしかなくて苦労したんだとか。まあその先生はすぐにやめて、また別の先生になったそうで、やっぱそんな無茶ぶりする先生はよくないよね。

 でも、なんかちょっとわかります、私も小学校三回転校して(つまり4つ行ってるw)そのたびに、みんながもう習ってること私だけやってなかったり、まあその逆もあったり。特に小3終わっての春休みにドイツから日本に帰ってきたときは、ローマ字と九九を覚えてなくて、小2と小3で習う漢字もやってなくて、小4始まる前に全部詰め込んで、あ、あと泳ぎもまったくできなくて地獄だったなあw 今から思うと笑い話ですけどね。

 そんな話をしながら、辞去しようとしたところへ旦那さんと娘ちゃんが出てきて、バイバーイって挨拶して、あーかわいいなあ🥰 私、昔は子供って好きじゃなかったんですけどね。だから自分の子供も欲しいと思わなかったし。でも人様の子供だと無責任だから? なんか最近(ここ10年くらい?)かわいいですw 先生の娘ちゃんなら音楽方面に行くのはほぼ間違いないだろうし(いやそりゃわかんないけど、先生のお母さんはバレエの先生だし)、ふっふっふ、これからもどんどん音の出るものプレゼントしちゃおうかな~~♡

先生と二重奏のレッスン

 昨日(金)二回目のレッスン、でも前回のレッスンのあとワクチンの発熱で二日サボり、前日は隣町に出かけて練習できず、しかもレッスンが午後になるということはその日の練習はレッスンで置き換えられてしまうので、結局3日しか練習してないことに。

 まあでもしょうがないやな、そういうこともあるわな、とレッスンに行って、先生にもその旨告白し、でもそのおかげで変なプレッシャーが消えたのか? なんか調子よかったです。

 

 ポジションチェンジは、指動かす練習は宿題で家でやっといてねとのことで、スケールでやったんですが、スラーでやると(家ではスラーやってなかった)実は戻りのときのポジチェンの箇所を間違えていたことが発覚。真ん中のソで移動すると思ってたんですが、行きはファ♯→ソのときに移動するので、戻りはソ→ファ♯で移動する、つまりソはまだサードポジのままだった!

 たぶんレッスンでもそのように言われてたんだろうと思いますが、家に帰るころには記憶の書き換えが!? まあ早めに間違い修正できてよかったです。

 

 で、ポジチェンちょっとやったら、さっさとモーツァルトやりましょう、で、まず私だけで弾いたら前回よりだいぶマシ。練習してないのにねえ??? それで先生もバヨ出してきて、そこで思い出したんですが。

 前回のレッスンでも先生、二重奏しようとしてバヨ出してきたら、クリスマスの休暇で旦那さん実家のメリダに出かけてから以降まったく触ってなかったらしく、久し振りに出したオールド楽器が、なんとボタン*1のところがバクッと剥がれ?割れ?てた……。先生、大ショック。うんうん、そのショックわかります。私の大したことない楽器でも、これしかなかったからショックだったもんなー。それでも私のスズちゃんはとりあえずそのまま弾ける程度の剥がれだったし、くっつければよしってレベルだったけど、先生のはなんせオールド楽器だというし……。

 ということがあったのを思い出して、修理の目処つきましたか?と訊ねたら、いちおうチアパスの職人さん*2と相談してるとのこと。でも古い楽器なので、もしかしたらそこだけ新しく作り直す羽目になるかも……とか。オールドと言ってももちろん何億とかするストラディバリウスってわけではなく、キューバに出回る掘り出し物って感じの楽器で、古いからそれなりのダメージもあることは承知で買ったんだけど……と先生。キューバもここらと同じ高温多湿の気候なので、バヨには厳しいらしいです。

 しかし先生もちゃんと予備の楽器はあるので*3、そちらで二重奏。何か所か注意を受けて、リズム引きずり気味なとことか、もっとしっかり弓使って、でも肘で弾くんじゃなくて前腕で、とかも、先生と合わせて弾くと何となく乗せられて気持ちよく弾いちゃうんですよね。

 それで、じゃあ二重奏してみましょうってなって、前に合わせたときは緊張で、冒頭3回か4回くらいコケて、先生をいじけさせてしまったけど、今度はまあまあ大丈夫。途中でずっこけたところもありましたが、何とか立て直して復活して。でも3回目くらいに、じゃあ最後にもう一度通して、って言われたときは、後半の繰り返しのところで、あ~長いな~まだ終わらんのこの曲*4、って思うくらいよろよろでしたけどね。

 前回よりはすごくよくなってるよ~、とお褒めの言葉をいただき、ただしもっと全体にきれいに弾けるように練習すべし、そしてモーツァルトだから軽快に、ということも言われました。

 

 そのあと、コンチェやりましょうって言われて、ひぇぇぇぇ~~、この1週間、一回も弾いてないんですけど……と戦々恐々。そんでも意外と(その割には)まともに弾けたけど、まだまだ課題。

 私、練習のときもずーっとチューナーつけっぱなしにしてるんで、レッスンのときもそうしてるんですが、コンチェくらい仕上がってる曲ならもうチューナーに合わせないでピアノ聞いて合わせるように、と言われてしまいました……はい、そうですよね、すみません。まあ弾いてるあいだはどっちかと言うとまだ楽譜見てるので*5、ずっとチューナー見てるわけじゃないんですけどね。でも確かに、チューナー使う癖がついちゃうと、ちゃんと音聞かずに修正してたり、いつもないと不安になっちゃうってのも問題だしね……。新曲の練習で最初音が安定するまでとかなら、家ではピアノで音合わせしてくれる人いないから、使ってもいいかもだけど。

 で、第1楽章はやりませんでしたが、第2楽章はまあまあオッケー、ビブラートをもう少し速くかける練習して、とのこと。第2はゆっくりなのでビブラートも今くらいでもいいんだけど、第3はもっと速いビブラートかけないとついていけないから、と。

 そして第3楽章も弓の使い方とかで、細かい部分の指摘を受け、レッスン終了。

 

 最後に、何か質問は? と言われたので、ふたつ。ひとつめは、ワルツで強弱付ける練習してて、ビブラートなしならまあまあできるようになった(と思う)んだけど、ビブラートつけようとすると、とたんに右手忘れてボロボロに……。って話。まあそれはいきなりは無理、とのこと。ビブラートはかけようと思ってかけるものじゃなくて(そうなの!?w)体が自然にかけるものだから、それくらい自然にできるようになればそういう問題は発生しない、とのこと。りょ、了解です……。

 あ、コンチェでも小指はほとんどビブラートかけられない、ってのも相談したら、その場合は腕からかけるとよいとのこと。うう~む、言うは易く、だな……。

 もうひとつの質問は、サードポジションでビブラートやってみたんですけど、特にラとか、たぶんその音の周波数と私のビブラートの揺れが妙に整数倍になってるんじゃないかと思うんだが、変なふうに、うわんうわんと唸るんです、と訴えてみた。でも実演すると、先生は、別におかしくないと言う……。うーん、そうか、これでいいんか……? いいんか??? と何度かやってるうちに、唸らなくなった、こともあったので、たぶんきっと本当に周波数の問題? ビブラート速くかけられるようになればいいだけか……。

 とりあえず、長かった冬休みのあいだにビブラート練習で勝手に変な癖がついたりしてたらどうしよう、と心配してましたが、そこは注意されなかったので大丈夫だったみたい。

 

 あと、これは先生には言ってませんが(言えませんがw)、でもワルツの練習してることを持ち出した一因には、だいぶ自分でコントロールして強弱付けられるようになってきたかな、ってのがありますが、今、そこからさらに一歩進めそうな感触で、どういう強弱をつけたらいいか、つけたいか、というのが掴めそうなんです。オリジナルとかいうわけではなくて、ただ何となくですが。んで、ここにビブラートも合わせて更なる音色のバリエーションが増えたら、もっと表現の幅が広がるんだろうな、というのがようやく理解できてきた感じ。そして、そういう「表現」が快感、というのも。

 でもこれはまだ、うっすらとした感じでしかなくて、言葉ではこう表現できても、音ではまだまだできてないので、できるようになったら先生に聞いてもらおうと思ってますがね。

 そんなことを考えながら、ネットでいろんな演奏探してたときに見つけた、こんな動画。


www.youtube.com

 カヤ・ダンチョフスカという、1949年生れのポーランド人バイオリニストらしいです。今までまったく知りませんでしたが、けっこう好きかも。もちろんこの人の演奏は私が練習してるスズキバージョンなんかよりメロディもずっと複雑で、重音大量に駆使してますが、少しでもこんなふうにきれいに弾けたらいいなあ、と。

 ていうか、ちょっと前まではこういうプロの弾くバヨと自分のバヨ、まったく別物みたいに感じてたんですが(だから目標にするとかいう発想すらなかったw)、今はその段階にレベルアップした!?😆

 てことで、もっと練習しようっと~♡

*1:ネックが本体とつながる部分

*2:私も郵送で弓を買ったり毛の張り替えしてもらった人

*3:うちのカール君みたいな安物じゃなくて、もっとちゃんとしたやつ

*4:言うたって2分半もかからないくらいなんだけどねw

*5:第2楽章は短いのでほぼ暗譜できてるけど、第1や第3は部分的にまだ無理だし、覚えてるつもりのところもたまにわからなくなるので楽譜必須、それも問題か!?

今年初のレッスンはポジチェンから

 1月28日(金)に、やっと今年最初のレッスン受けてきました。実は先生のほうも旦那さんがコロナかかっちゃって、軽かったとは言えそれなりに症状が出たりしてたらしく、でも先生と赤ちゃんは問題なくてよかったとのこと。そうか、それもあってレッスン再開遅れてたのね。

 で、この日の朝8時に私は三回目のワクチンを受けて、そのあとも特に問題なく普段どおりにいろいろ用事もして、午後のレッスン行って、あーさすがに久し振りに一時間みっちりやったら疲れたなーと思いながら帰宅し、レッスンで習ったことをメモして、とかやってるあたりから、体調に変化が。で、結局そのあと微熱が出て、薬飲んで寝たけど、熱は翌朝もまだあって、土曜日はまるまるダウン。日曜はもうほとんど何ともなかったですが、サッカーの試合見なきゃならんのやら、明日(木)隣町の病院に定期検診に行くための書類手続きや事前検査や、そしてこのところ頻繁に停電とネット不調が起こり、ブログ書いてる暇がありませんでした。

 明日はまた隣町まで行かなきゃならんし、とりあえずざっとだけでも書いておかなくては。

 

 というわけで、一ヶ月半ぶりのレッスン、基礎練はけっこうしっかりやったからマシになってるかな、と期待してたら、ト長調スケールを2音スラーまでやったところでストップ(いつもは16音スラーまで)、で、先生が、ポジションについてもうやりましたっけ? と言う。いえ~、(やろうやろうと言いながら)まだです、と答えたら、そこから説明が始まった。

 バヨのポジションは1から7まである(!)とか、へーーーー知らんかった! 上限あるんだ。当たり前かw 指板がなくなったらさすがにそこでおしまいだもんな。ギターだとくっきりフレットあるから数えやすいですけどね。

 で、まああんまり上のほうのポジションはちょっと置いといて、セカンドとサード、特にまずはサードになじみましょう、とのこと。あ、よかった、サードは実はちょっとだけ練習してました、と告白。でも私がやってたのは人差し指の移動だけ(と、そこからのスケール)。先生が提案した練習は、すべての弦で、すべての指を移動する!

 ちょっと待って! それやろうとすると、移動距離に違い出てきますよね? 例えばA線の人差し指だと、シ→レだから「短3度(1全音+1半音)」だけど、中指はド→ミだから「長3度(2全音)」。って先生に訴えたんだけど、ん? だから? って感じで流されちゃった😂 はいはい、やりますよ、やらなきゃしょうがないんだし。

 しかしなあ、ファーストポジの音と指の位置が今かろうじて対応してるかどうか、くらいのレベルなのに、これにサードポジが加わったら、ぜったい頭混乱するよな……。でもやるしかないよね?

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 わかりにくくなってしまいましたが、オレンジの点々がファーストポジション(ト長調)のスケール2オクターブ、黄色の点々がサードポジション(ハ長調)のスケール2オクターブです。

 各弦の人差し指の列は、ファーストでもサードでもきれいに横並びなので、移動する距離も同じ。でも、中指はファーストではズレがあり、サードではきれいに横並びなので、つまりここですでに移動距離の違いがあるわけです。薬指も同じく。

 でも、人差し指は変わらない、というのがミソで、ポジション移動のときの注意点として、

  1. 指の力を抜いて、弦を押さえつけない。
  2. 親指と人差し指の形と位置関係を変えず、そのままずらす。
  3. 中指、薬指、小指で移動するときも人差し指を基点として動かす。

 この3つめがポイント。うんうん、理屈はわかる。まずは、人差し指の移動を間違いなくできるようにして、そこから求める音がどの距離なのかを頭に置いて、該当する指を設置する。うんうん🥶 カンタンダネー

 

 で、実際の楽譜はどうなってるんですか!?って質問もして、だいたいこんな感じ、と教えてもらい(そこは割愛します)、おそらくいっちばん簡単なポジション移動の練習として、ト長調スケールをファーストポジで始めて、途中でサードに移動、下りはサードから途中でファーストに移動、ってのを教えてもらいました。あー、そういうの、動画で見たことあるけど、いったいいつどこでどうやって切り替えてるのやら、さっぱりわかんなかったやつだ!

 ト長調なので、ソから始まって(ファに♯)、1オクターブ上がった次のソを薬指で押さえるところ、ずいっこと移動してそれを人差し指で押さえると、そこがサードポジションです。そのままさらに1オクターブ上がって(E線は使わない)、そこから下がるときに、また真ん中のソで移動してファーストに戻る。図にするとこんなん。

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 左上から始めて、右下のソまで、そして戻る。これをここ数日一緒に練習してますが、行きはよいよい帰りは怖い、です。たいてい、外します。でも少しずつでも毎日やってるとマシになってきてる、はず。

 

 で、次のレッスンからは、別のスケール(ニ長調とかって言ってた気がする)でもポジション移動の練習して、曲も適当なの選びましょうね~、とのこと。

 レッスン自体は、とりあえず2月半ばまでは金曜の午後でオッケーで、そのあとは午後もオンライン授業が入る(かも)なので、そうなったら土曜日とか?と言われ、私はもう、何曜日の何時でも! それにひたすら合わせます! と言っといた。ともかくまだこれからもレッスン続けて受けられるだけで御の字です。

 ところでもう2年超えるんだけど、レッスン料は変化なし?と訊いてみたけど、変わらないそうです。そうなんか、こっちは助かるけどね、安くて。ただ、自分が日本語教師やってたときに、けっこう準備やら宿題チェックやら延長時間やらで割に合わんなあと思っていたので(結局それで負担になって辞めてしまったし)、なんか申し訳なくて。とはいえ、バヨ先生は時間はぴったりに終わるし、私も引き延ばしたりはしないし(たま~に質問あったりして数分追加とかはあるけど)、特に準備とか宿題チェックとかで時間使うこともないから、そこはうまくコントロールできてるってことか(私が下手すぎたんだが)。

 

 今週は、明日(木)隣町の病院行きで練習できないし、ワクチンの発熱で2日サボったし、ヤバいな。今日頑張ります。