気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

一歳児にカリンバと、レッスンメモ

 先週、先生の娘ちゃんが一歳の誕生日を迎え、その翌日にレッスンだったのにプレゼント用意できなくて……。まあそういうの、こっちではマナーとか失礼とか非常識とか言われないので、あげたければあげればいいし、そうじゃなければおめでとう!って言うだけでもいいんだけど。

 でも気持ちとしてはやっぱり何かあげたいよねえ、音の出るものを……。いろいろ考えてみて、なんか最近日本で流行ってるカリンバ、いいかも? と思ってネット通販で適当なのを注文したら、昨日届きました。が、届いてびっくり、でかい! そしてけっこうずっしり重い。開けて中身を確認してみたところ、う~~ん、しかも意外と演奏するのに力が必要で、音は小さいな。音が小さいのはうるさくなくていいかもしれんが……これ、一歳児に演奏はできないなあ。

f:id:tierra_azul:20220212105039j:plain

 こんなでかいんですよ……。

 と失敗感満載でしたが、まあしょうがない、もう買っちゃったし、あんまりプレゼント遅くなっても間抜けだし。と、今日持っていきました。

 ちょうど、玄関開けてくれたのが旦那さんで、すぐに赤ちゃん抱っこして別室へ行こうとするところでプレゼント渡したら、その場で開けてくれて、上記の言い訳をいろいろ伝えたんだけど、先生がちょっと鳴らすと、赤ちゃんがもう手を伸ばして自分の胸元に抱え込もうとする! 少なくとも、気に入ってはくれた様子😂

 まあしばらくは親御さんの監視のもとで使ってもらうことにして、三歳くらいになったら自分でも遊べる、かなあ? レッスン途中で先生がスピーカーを取りに行ったら、旦那さんと赤ちゃんがカリンバで遊んでた、とのことで、旦那さんもギタリストらしく、やっぱ音の出るものは面白いんかも? とりあえず無駄にはならないみたいで、ほっとしました。

 

 さて、レッスン。先生に、練習どうでした?と訊かれて、サードポジのスケールとか、8音スラーくらいになるともうぐちゃぐちゃで……と訴えたら、じゃあやってみましょうと。

 ところで、こないだ先生に、チューナー使うのもいいけど(サードポジの指移動の練習なんかはチューナーないとできないよね)、もうだいたい仕上がってる曲とか、ピアノ伴奏に合わせるときなんかはチューナーなしで合わせられるように、と言われたので、今日はチューナー出しませんでした。最初の調弦もピアノに合わせ(狂ってなかったから問題なし)、じゃあスケール、まずは全音符からやってみましょうか。

 そしたら私、スケールの音程が合ってるかどうかに気を取られて、ポジションチェンジ忘れた!!!!w チェンジするソのとこで、先生が、ちょっとちょっと、ってw まったくね、一度に二つ以上のことに意識向けられない単細胞なんです、すいませんw

 で、次からはちゃんとポジチェンして、2音スラー4音スラーとやったんですが。そこででっかい注意点。左手を移動するとき、右手のボウイングも力入っちゃってる。言われてみればそうなんだけど、自分じゃまったく気付いてませんでした。左手を移動させようと必死になるので、力が入る。と、右も一緒に力入っちゃってたみたいで。

 前に紹介した本『ヴァイオリンを弾くための身体の作り方・使い方』にも書いてありましたが、バヨって(いや弦楽器はだいたいどれもそうだけど)左右でまったく違う動きをするので、それを切り離すことがまず初心者には難しいと。まったくだよなあ……。いや、そもそもポジチェンのとき左手にも力入れなきゃいいんだけどね。

 そこを意識しながら練習して、16音スラーまで。16音なんてまだぜんぜんトライすらしてなかったので、初めてやって、弓の配分ぐっちゃぐちゃw だから、右手はいつもと同じに、って言われて、そりゃそうなんですけどね……w

 思うに、私の場合、スケール(ファーストポジ)にしろ曲にしろ、左の指は考えずに勝手に動くくらいに練習して、そのうえで右手に意識集中してボウイングに注意しながら弾いてる、って感じなんだろうな。だから、左手でビブラートかけるとかポジションチェンジとかってなると、右手がお留守になる。右手も、左手くらい自動的に、考えないでも動かせるようにならないといかんのだろうな……。

 

 次はモーツァルト。私、先週のレッスンでは、あんまり練習できなかったって言ってたけどモーツァルトはすごくよくなってた、らしい。ということをいきなり冒頭で言い出す先生。いやちょっとやめてくださいよプレッシャーかけるの! で、もちろん出だしからコケるw うん、先週は練習してないっていう免罪符でプレッシャー軽減されて、マシな演奏できたんだと思うw と言ったら、先生笑ってましたけどね。

 弓の角度と位置(弦の上の)に注意して、あっちこっち行かないように、というのを言われました。そうなんか……。自分じゃホントそういうのわかんないです。録画もたまにしてるんだけどねえ……。音程とか、手首動いてねーなー、とか、そういうことは気になるんだけどもね。

 最近、Youtubeで顔隠す機能とかもあるの発見したので、またそのうち下手くそな演奏動画をアップできるかも?です。

 

 それからコンチェルティーノ。先週のレッスンで第2楽章と第3楽章はいろいろ宿題出されたので、いちおうやってたんですが、今日は第1楽章から全部通しましょう、って、えぇぇぇぇ~~? 第1楽章なんてもう何週間も弾いてなくて忘れました!! とか言いつつ、いつものピアノ伴奏を出すと、もうちょっと速くてもいいんじゃない?とか言い出す先生……。すいません、家にはもっと速いのもあるけど、タブレットにはこれしか入れてません……。てことで、これも来週の宿題。

 第2楽章はもともとゆっくりなので、ピアノ伴奏あるなかでいちばん速いやつで弾いてるからいいとして、第3楽章ももっと速いのあるんだけど、どうかな……。来週までに、弾けそうかどうかやってみます。でも、モーツァルトもそうなんだけど、速く弾くと、たとえついていけても音が汚なくなったりするからねえ。そこをちゃんと弾けないと、できたとは言えないよね……。

 

 コンチェ通して弾いたとき、先生も横で一緒にバヨ弾いてくれたんですが、そうすると音が合わせやす~~い♡ これならチューナーなしでも安心して弾けるんだけどなあ。

 あと、先生のバヨ聞きながら弾いてて気付いたんですが、なんか先生、私よりゆっくりめ? てか私が飛ばしすぎなの? 先生の演奏はもっと余裕があるというか、ゆったりというか。そこ、質問すればよかったのに、いろいろ他のこともあって訊き損ねました。次があったら訊いてみます。というか、先生の演奏を念頭に、私ももうちょっと余裕のある弾き方目指します。せかせかしてるんかな、私? もともとイラチなのは間違いないがw

 

 これでレッスン終わり、来週はポジションチェンジの入ってる小曲を前もって楽譜送るからそれやりましょう、とか先生言ってた……。短いやつだから、と言ってたけど、モーツァルトだって曲自体はうんと短いのにこんなに苦労してますけどねw でもそろそろ新しい曲やりたかったとこだし、楽しみです。

 片付けてる私に、先生が、自分の話を珍しくしてくれて、子供のときだけどポジションチェンジやったのがちょうど先生が代わったときで、前の先生はぜんぜんやってなかったのに、新しい先生はいきなりポジチェンある曲で、そこでとにかくやるしかなくて苦労したんだとか。まあその先生はすぐにやめて、また別の先生になったそうで、やっぱそんな無茶ぶりする先生はよくないよね。

 でも、なんかちょっとわかります、私も小学校三回転校して(つまり4つ行ってるw)そのたびに、みんながもう習ってること私だけやってなかったり、まあその逆もあったり。特に小3終わっての春休みにドイツから日本に帰ってきたときは、ローマ字と九九を覚えてなくて、小2と小3で習う漢字もやってなくて、小4始まる前に全部詰め込んで、あ、あと泳ぎもまったくできなくて地獄だったなあw 今から思うと笑い話ですけどね。

 そんな話をしながら、辞去しようとしたところへ旦那さんと娘ちゃんが出てきて、バイバーイって挨拶して、あーかわいいなあ🥰 私、昔は子供って好きじゃなかったんですけどね。だから自分の子供も欲しいと思わなかったし。でも人様の子供だと無責任だから? なんか最近(ここ10年くらい?)かわいいですw 先生の娘ちゃんなら音楽方面に行くのはほぼ間違いないだろうし(いやそりゃわかんないけど、先生のお母さんはバレエの先生だし)、ふっふっふ、これからもどんどん音の出るものプレゼントしちゃおうかな~~♡