気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

元パーカスなのにテンポに問題あり

 このところ、暑くなったり寒くなったり……(と言っても30度から24度とか、その程度ですが)。今日も、昼ごろにはなんか暑いねえと言ってて、30度くらいあって、レッスン中もちょっと暑かったので先生がクーラーかけてくれたほどでしたが、帰宅してちょっとしてワンコ散歩に出たら、寒ッ!ってくらい風が冷たくて。でも少し歩いたら、今度は暑いねえと言うダンナ。10分前は寒いって言ってたやん!w さらにそのあとざーっとですが通り雨が降ったので、また涼しくなりました。

 

 この一週間、練習はモーツァルトの弓の角度(部屋をすこーーし模様替えして譜面台を鏡の横に置き、常に鏡チェックできるようにしました)、そしてコンチェルティーノは第1楽章と第3楽章をやや速めに

 コンチェ1は今まで♩=116のピアノ伴奏を使ってたんですが、もっと速くてもいいんじゃない?と先週先生に言われて、家で伴奏各種スピードのあるなかで、次の♩=124で弾いてもさほど差を感じず、♩=132だと、あ、ちょっと速いかな、でも頑張れば弾けるかな、くらい。で、132で練習してました。いちばん難しいBパートがネックになるだろうと思ってたんですが、まあコケることもあるけど、だいたい行ける。ただし、音がかすれたり跳んだりすることもある、という感じ。

 で、今日のレッスンでもその速度で弾いたんですが、コケたのはBパートじゃなくて、ラストのDパートで。

 

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 ここなんですが、一段目のMって書いてあるとこ、ダウンダウンで、その前のソから次の(一オクターブ下の)ソを弾くとき、弓をいったん離して弦に置き直す、と言われてずっとそうしてたんですがね、そこで一瞬遅れるので、その次からの十六分音符がわずかずつ後ろにずれてる、らしい。で、たぶんだけど私、自分でもそれがわかるので、追いつこうとテンポアップすると今度は追い抜いちゃって、いかんいかんとセーブして、ってやってるうちに最後まで行っちゃう感じ?

 先生も言ってましたが、ものすごくずれてるわけではないです、ごくわずか。でもずれてる。

 で、とりあえず、Mのとこで弓を置き直すの、なし。そのままでいいから移弦だけして弾くことで、遅れをなくしましょう、とのこと。相すみませぬ。

 そのついでに、そう言えば先週、一緒に弾いてもらったとき、なんか先生のほうがゆったり弾いてて、私のほうは前につんのめる感じ(ってのがうまくスペイン語で言えなかったので通じたかわからないけど)だったのも気になったんですが……と言ってみると、テンポが合ってないというほどではないけど、やや不安定だと。ひぇ~、マジですか?

 特に、やっぱ難しいBパートね。

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 ここも、弾いてみせると、先生曰く、十六分音符4つ塊の、それぞれの頭はテンポ合ってる、けど、その中ではテンポがややバラバラ、とのこと。でもそれも、気持ち?頭?ではちゃんとテンポできてるんだけど、体のほうがついていってないんだそうで。うーん、それは確かにあるかもな。このパート、スラーもあるし、移弦もあるし、小指使うところ(特にラスト近くで複数)も遅れがち。そういうのが全部、重なってテンポがちゃんと出来てないんだと思う。実際、二回くらい弾いてみせたときも、自分でもわかるくらい、最後のほうでテンポずっこけたとこもあったし。

 メトロノームを倍のテンポに設定して、つまり十六分音符ひとつにつき一拍のテンポにして(いや、先生は四分音符で一つって言ってた気がするけど、それだと普通だし?)練習すると、いいんだそうです。

 

 あと、さらについでに、ここら辺の速いパッセージで、前から何度も手首手首って言われてるので、手首動かすよう努力してるんですけど、なんか思ったように動かないんですよねえ、ってのも相談。まあそこは、(歳のせいもあるし、ってのは先生も言いたかったろうが飛ばしてw)人それぞれで手の形も違うから、手首から先が長い人は少し動かすだけでも大きく動いてるように見えるし、でも前よりは動いてますよ、と。うーん、そうなんかね。

 あと、やっぱ難しいのは、

  1. 自分で動かしたいと思ってるけど動かない場合
  2. 自分では動かしてるつもりだけど動いてない場合
  3. 動いてるけど自分でそれを認識/感知できていない場合
  4. 動いててそれを自分でも認識できる場合

があって、私はだいたい1から2のあたり、もしかしたら3,で、こないだちょっとだけ4があった(たぶん)。コンチェをピアノ伴奏に合わせて弾いてて、なんかすごく気持ちよく手首が動いてたんですよね。まあもしかしたらそれも2だった可能性もあるけどw でもそのときは、お! なんかできてる! と思ったけど、そのパート終わったらあとはそうでもなかったし、そのあともう一度弾いたときもそんなことはなかった、一回きりだった……orz

 まあこういう経験を重ねていって、だんだんにできるようになるんだと自分を慰めるしかないですかね。

 

 コンチェルティーノ第3楽章も、今までやってたテンポ120から128にアップして弾いて、こちらも完璧には程遠いけど、特に大きな注意点はなし。

 モーツァルトもけっこう練習したのに、今日のレッスンではやってる時間ありませんでした……。

 サードポジションは最初にスケールやって、特にファーストからサードに上がるとき、左手に勢いつけすぎ、と注意されましたw うん、バヨを首に打ち付ける勢いでやってるかもw でもそんなに急いで動かさなくていいから、とのこと。そうなんか……。グリッサンドでもっと落ち着いて動かして、音が途切れないように、とのこと。

 あと、右手親指にときどき力入ってる、と言われ、あーそう言えばね、先弓にしたとき親指が外向きに反るのはやっぱダメですかね? と前から気になってたことを質問。私、力入れなくても親指の先が外側に約90度曲がるんですが。……っていう話を今日のレッスンでしたんだけどね、とあとでダンナに話したら、ダンナも両手ともすごい曲がるw 私は第一関節から先が短いのでそうでもないですが、ダンナの親指は普通サイズなので、ホントにぐいっと曲がって見えるw なんだ、わりとみんなできるんじゃん?w 

 でもとりあえず、弓を持つときに指が反るのがダメというより、力が入っちゃう/かかっちゃうのがダメなので、そうでないなら反ってても別にいいけど、まあせいぜいでやっぱまっすぐくらいまでかなあ? と私の指をチェックしながら先生のご宣託でした。親指が反るのは、先弓の先の先まで行こうとして、でも弓を弦に直角に保つためなので、そこまで行かないのがやはり肝心。

 いやはや、腕が短いわ、親指短いわ、小指短いわ、つくづくバヨ向きの体してないんだなあ私w でもだからって弾けないわけではないですけどね!

 

 そして最後に、ポジションチェンジの練習曲の楽譜をもらいました。最初はA線とD線のみの、人差し指のみの移動の短い曲から始まって、他の弦や他の指でも少しずつバリエーション増やしていく感じ。

 まずは最初の一つ目の、移動の練習だけするパッセージと、それを使った小曲。練習だけやってくるのでいいんだけど、あなたたぶん曲も弾いちゃうでしょ、と先生w わかってらっしゃるw だって譜読み遅いから、いきなりじゃあこれ弾いてみようとか言われると焦るもん、予習しておきたいよねw

 で、その小曲を、ポジション変更したらそのままここまで、とかをきっちり解説してもらって、ちょっと弾いてみたりもしたんですがね……。同じA線のレを、薬指で押さえる場合と人差し指で押さえる場合が出てくるわけかッ!😱 これは……予想以上に頭混乱する~w

 と一人でパニくってたら、じゃあ来週はゲームしましょう、と先生。サードポジションで、先生が音名を言って、それをどの指で押さえるか当てるゲームだって……ひぇぇぇぇ。てか、それ、ファーストポジションでもできるかどうか……? ファーストはさすがに、だいたいはできると思うけど、100%確実ではないよね。ていうか65~70%くらいかも??? 

 そういうアプリ、ピアノのはいろいろあるんですよね。音符を見てピアノの鍵盤押すような、譜読み練習アプリ。でもそれのバヨバージョンがほしい……。アナログで自分で作ろうかなw