気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

猫の避妊手術とオケ新曲とスペイン語の女性名

 今日は音楽の話少なめです。

 

 6月末にうちの前で鳴きわめいているところを拾った黒仔猫のキキ。拾ったころたぶん2ヶ月齢くらいだったので、とすれば今6ヶ月。もうそろそろ避妊しないとなあ。でもいつも他の犬猫カメもお世話になってる(カメに関しては私のほうがお世話することもあるが)獣医さんWのところ、キキも駆虫やワクチンはすべてそこでやってもらってるんだけど、避妊だけはね、そこだと数日入院させてくださいって言われるんですよね。まあ家に連れ帰って傷が開いたとか感染症とか、これまでトラブルがあったからっていうのもわかるんですが、狭くて汚ないケージに数日も閉じ込めっぱなしってのもねえ……。

 それで、以前W獣医師のところで一緒にやってたけどその後独立したT獣医師が、うちの比較的近くに診療所を構えていて、彼なら日帰りでやってくれるので、避妊だけはそこに頼むか……。というわけで、もうずいぶん長いこと行ってませんでしたが、様子を見に行くと、まだ同じところに。Tじゃない別の男性が出てきて、避妊お願いしたいんですけど、と言うと、ちょうど29日(日)にキャンペーンで避妊手術するというじゃありませんか。その日だと、手術代は450ペソ。普段は1600ペソ。じゃあその日にお願いしようかな、と思ったんですが。

 あとになってダンナと、でもTが自分で手術してくれたら安心だけど、それ以外の人だとわかんないよね。キャンペーンで安く済ませても手術いい加減だったり失敗したりしたら元も子もない。というわけで、もう一度話を聞きに行ったら、29日はTと、同じ診療所でやってるもう一人の獣医師以外にも、2,3人が集まって全員でやるんだそうで、キキが誰に当たるかわからない。うーむ、それはさすがにイヤかも……。

 というわけで、29日は避けて、30日(月)に1600ペソでいいから、Tに執刀をお願いしたい、ということで話をまとめました。それで、昨晩から断食させて、今朝連れてって、終わったら迎えに来ますということで、置いてきたんですが。

 8時に連れていく約束で、すぐに手術なのかと思ったら、Tが来るのは9時半とのこと。そして11時半くらいに仕事中のダンナからメッセで、キキはどうなった、とめちゃ心配性w Tにメッセージ送って訊いてみると、今から手術始めるところです、と。今からかいッ! 終わったらすぐに連絡します(迎えに行くのはもっとあと、麻酔が抜けてからだけど)というので、お願いしますと返事して、待ってたんだが……何も言ってこない。1時半、手術まだやってるんですか、とメッセージを送っても、だいぶ経ってから既読になっただけで返事なし。おいおいおい。

 でも、なんかあったならむしろすぐに連絡来るよね……? ないってことは問題なかったってこと、だよね……? と思いつつも不安をぬぐい切れないまま、午後5時ごろに仕事のダンナから、6時ならもう帰れるというので、Tに6時ごろ迎えに行ってもいいですか、と書いたら、やっと返事来た。いいですよ、手術は問題ありませんでした。よかった~!

 

 ところで昨日(日)の午後、バヨ練習してたら、オケのアナレリス先生からメッセージが来て、何だろ、と思ったら、PDF文書。新曲の楽譜を前もって送ってくれたんか~! うんうん、できればいつもそうしていただきたいですw

 さっそく開いてみたら、え……? フランツ・シューベルト??? 「ワルツとギャロップ」から「ワルツ」部分。えーと、コンサートはカンペチェ州の音楽ばっかりやるって言ってませんでしたっけ? シューベルト、どう考えてもカンペチェと関係あると思えないけど……。

 


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 こんな曲らしいです。シューベルトって、聞くほうはそこそこ聞いてるけど、演奏はまったくしたことないので、めちゃ新鮮です。ま、セカンドはそれだけ聞くと、なんの曲だかわかりませんけどねw

 

 さて、カンペチェに関係あってもなくても、先生が送ってきたならやるしかないです。日曜はとりあえずパソコン画面で楽譜を見ながらざっと弾いてみただけで、そのあとMusescoreに楽譜を写し取って音源の用意をしました。

 今日(月)、近所のお店でプリントアウトしてもらって(1ページだけ)、午後のいつもの時間から練習してたんですが、そうだ、6時にキキをお迎えに行かなきゃいけないんだった! 練習を中断して、帰宅したダンナと迎えに行き、帰宅。キキにご飯と水を用意して、トイレに入るのも大変かもなのでおむつシーツを敷いて、とか世話をするのに半時間くらい。そのあとまた少し練習しましたけど、『チャンポトン』もやらなきゃいかんし、明日もオケの前に練習頑張らねば。

 しかし、キキは明日とあさって、抗生剤注射に通ってくださいと言われてて、Tは午後2時までしかいないそうで、まあ注射くらいはTでなくても、と思ったんですが、ダンナ(2時まで仕事で4時まで昼休み)が、いや、1時過ぎに帰ってくるからTにやってもらえ!と。はいはいw まあ今日迎えに行ったときはTと話せなかったので、一度くらいは手術どうだったのか直接話を聞いておきたいしね。

 じゃあ明日の昼過ぎはキキの病院通いか……。とすると、朝からオケの練習しないと間に合わないな。……あれ? ちょっと待って、明日の朝レッスンじゃん!!!😱

 と焦ってたら、グレーテル先生からメッセが来ました。明日は娘ちゃんの幼稚園でイベントがあって(ハロウィンだしね)、8時に大学戻るのは難しそう、それに9時からは次子ちゃんのレッスンだから、無理かも、と。あー、それは残念。……ん? 残念じゃなくない? ちょうどよくない?w

 さらに先生、水曜ならできるけどどうかな? ただし自宅で9時半からになるけど、と。あーー、水曜(1日)は祝日か! てことはダンナも休みだから、9時半でも問題ないよね。オーーールオッケーーーーー!

 

 というわけで、明日(火)は朝からオケの練習して昼はキキを病院に連れてって夕方オケ、水曜の朝レッスンで昼キキ病院で、あとは来週まで何もなし。木曜はオケもありません(2日も死者の日で祝日なので)。

 うむ、あさってのレッスンのための練習する時間がほとんどないけどw まあ明日、ずーっとオケの曲ばっかりでも飽きるだろうから、合間にレッスンの練習も入れればいいか。とにかく明日の朝レッスンより、ずっと楽になりました。

 

 ちょっと前の写真だけど、幸せキキ。おてんばでウザいんだけど、やっぱかわいいのよねえ。

 

 と、すべて丸く(?)収まったんですが、一つだけ謎が。

 グレーテル先生のメッセージで、明日は9時からGelmyのレッスンが入ってるし、とあって、ヘルミーって誰??? と思ったんだけど、次子ちゃんしかいないよねえ? 先生もたぶん、こないだ私が名前訊いて、聞き取れなかったけど、先生としては言ったつもりになってるから、私もその名前を知ってると思って書いてきたんだろうし。それにね、確かにあのとき先生、アナイーとは言ってなかった気がしてたんだよね。

 ま、名前がふたつ(や3つや4つ)ある人は珍しくないから、どっちも次子ちゃんの名前なんだろうけど。

 にしてもこれまた初耳の名前だなあと検索してみたら、こんなジョーク???が出てきました。

 スペイン語のダジャレだから訳しにくいんだけど。以下、意訳。

「ヘルミーっていい名前だね! どこから来た名前なの?」

「ママにちなんだ名前なのよ」

「あなたのママも、ヘルミーっていうの?」

「ママはソコロ(スペイン語で「救援」、でも助けを呼ぶときに叫ぶ言葉でもある)って名前なんだけど、私には英語でつけたのよね」

 

 これで伝わるでしょうか???

 スペイン語系には特に女性名かな、普通名詞がそのまま名前になってるのもけっこうあって、ほとんどがたぶん宗教的な意味の言葉? ドローレス(痛み)、ミラグロス(奇跡)、ピエダード(慈悲)、プルデンシア(慎重さ)、コンスエロ(慰め)、エスペランサ(希望)、ソレダード(孤独)などなど。ソコロもけっこうよくある名前。

 希望とか奇跡とかはまだしも、痛みとか孤独とかは名前としてどうなん?と思わないでもないですが、ドローレスなんてホントによくある名前で、宗教的な感覚だとこういうのもアリなんかな。まあ日本でも、子供に魔除けの意味でわざと悪い意味の名前をつけるとかいうこともあったわけだしね。って、それとは違うのかもだけどw

 そして、Help me!をまんま発音を耳で聞いて書き取ったらGelmyになるってのも、すごくよくわかる(というかありがち)ので、これ読んだとき笑っちゃいました。

 まあ次子ちゃんは、アナイーって名前のほうが私は好きだな。ヘルミーも個性的で(ちょっとドイツっぽい気がしないでもない)いい名前ですけどね!