気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

大幅改変と新メンバー

 火曜のオケ練習で、後打ちがうまく行かなくて、水曜と木曜のオケ前に必死で練習しました。いろんな方法試してみて、できるときもあるんだけど、ちょっと何かで気がそれてズレるともうダメ、頭打ちになっちゃう。

 どうしたもんかと悩んだあげく、ゆっくりならできるかも? これまでテンポ80で練習してたけど(これでもゆっくりめなんだけど)、60にしてみたら、おお、行ける! 70にしたら、最初ちょっと苦労しましたが、できるように。80は最初やっぱりうまく行きませんでしたが、根気強くやってたら何とか安定してできるようになりました。

 が、これに他の楽器とか入ってくるとどうなるかわかんないし、先生も、フルートのメロディをしっかり聞いて!と叫んでいたので、フルートの楽譜を写真に撮らせてもらってそれに合わせる練習しよう、と思いました。

 

 前回到着がちょっと遅かったので、反省して今度はやや早めに。部屋に入ると先生と、久し振りの黒バヨ男子がいました。フルートの楽譜、練習終わってから言おうと思ってたんですが、譜面台とバヨの準備してもまだ他に誰も来ないので、今のほうがいいかなと思い、楽譜を持って先生とこに行き、ここの部分の~、と頼んだら……。

 ああ、そこね、あんまりにもみんなうまく行かないから、今変更してるとこなのよ、と先生。え~~~~なんだ~~~~w コンサートまでもう少し時間があれば頑張って練習してもいいんだけど、時間少ないし、まだ2曲やらなきゃいけないしね、と先生。そうなんですかぁ、いやも~できないできないと思ってこの二日必死で練習してたんですけど、と言ったら、先生、いやいや、あなたと(ビオラの)ケリーさんはだいたいできてたのよ、でもその他はもうみんなグダグダでね(黒バヨ男子は前回いなかった)、と。

 え、私できてたの?w とはいえ「だいたい」だからやっぱりずれてたところもあったんだろうな(というか実際に自覚できるくらいずれてたことはありました。でもそれ以外は、合ってるのかずれてるのかすらよくわかんなかった。まあみんながそれだけグダグダだったんなら、それも当然か?)。

 先生が必死に編曲してるあいだに、A子さん、メリッサちゃんと次子ちゃんが来て、黒バヨ男子と合わせてファースト4人。フルート男子とビオラケリーさんとサードイツェルちゃんもそろいました。が……セカンド誰も来ない……?

 先生、編曲し終えて、プリントアウトしてくるからもうちょっと待ってね! そのあいだ調弦と練習しておいてね!と言って出てきました。でも、なんか暗黙の了解?で、弓で弾いたりはしちゃいけないの? ぽろぽろとつま弾いて音を確認する程度で、誰もちゃんとは弾かないので、私も遠慮。まあ先生もすぐ戻ってきて、新しい楽譜を配ってくれました。

 ひゃああああ、すごい変わってる!(今までの練習はいったい……w) そういえば火曜日に、もう少し前のパートも、なんかそこ全音符にしたからとか言って練習飛ばしてたなー。

 結局、Aパートは(あとから判明したんですが)途中1小節半(訂正:2小節)が変更に。Bパートはもともとそんなに難しくなかったのに、全音符ひたすら弾くだけに変更。Cパートは一拍分だけ変更(なんでやw)、Dは変更なし、そのあとAパートの繰り返しがあり、そこから問題の後打ちEパートになるんですが、そこをまったくの別物にしていて、重音だったFパートもまったく別。そのあと、元の楽譜ではEを繰り返して別メロディのGパートが続いてたんですが、そこを新しい(後打ちじゃない)EパートとFパートの繰り返しで、それに続くHパートはそのまま。そこからまた別メロディが続いていたところを、EFEFHの繰り返しになり、最後に20小節の長休符。

 つまりこれまでの楽譜とまったく同じなのはDとHだけ、少し改変があるパートはAとC、それ以外はすべてまったく新しいってことです。

CD AEFE IEJ  (古い楽譜、緑はまったく消えたパート)

D EFEFH  EFEFH(新しい楽譜、赤は完全に新しいパート、青は改変)

 まあねえ、EとFは私でも初見で弾けるくらい簡単になったし、よかったけど。でもHもけっこうややこしいのに、これはそのままなのねw 

 

 というわけで、セカンドは私ひとりでw、まずはセカンドからやってみようか、と弾かされました。でもまあまあ弾けたからよかった。他のパートやってるあいだにさらに指とかボウイング確認して、できるだけ楽譜に書き込んで。

 それから少しずつみんなで合わせて、あとは繰り返しなのでまあ何とかなる感じ。というところで、ドアが開いて、バヨを持った男の子(10代後半?)が入ってきました。え、誰?と思ったら、私の前の椅子に座る。先生が、「セカンドの助っ人のミゲルです」と紹介。すげ~w 今から入るんかい。右斜め前に座って、彼の手首に腕時計があったので時間見えたんですが(火曜日で懲りて、スマホ出してなかった)、そのとき8時20分前でしたw

 古いほうの『チャンポトン』の楽譜を並べてたけど、先生が、今はこっちね、と新しいのを渡して、弾き始めたら、もうね、最初からビブラートかけまくるし、初見でもまったく迷いなく弾くし、プロかッ!

 で、じゃあ頭から通してやってみましょう、と先生が言って最初から弾き始めたんですが……。私、これまで使ってた楽譜には、迷うところの指とか弓の向きとか全部書き込んでるので、それを見れば問題なく弾けるけど、同じ曲でも真っ白の楽譜だと怪しい……。ほぼ覚えてるけど、暗譜で弾いてたわけじゃないので。それでも冒頭はあれだけ練習したから何とか……と思ってたら、え、何ここ? こんなんあった? いや、なかったよね?という箇所がいきなり出現w 先生、ここ変更したって言わなかったよね!?

 それでもまあ馴染みの部分からどうにか復活したんですが、そのあともCパートでなんか微妙に違うところあるし。まったく新しくなってるより、この方が難しいかもw そして簡略化されたEパートに入ったけど、もう完全に迷子です。でも、斜め前のミゲルくんの左手が私の見えるところに! それを見てこの辺か、今ここか!?と見当つけてどうにか復帰しました。やっぱ、弾ける人いてくれると頼りになりますね。

 

 オケは終わって、来週は木曜が死者の日でお休みなので火曜しか練習ないから、ホントにみんなちゃんと練習してきてね! と先生。まあマジで、コンサートまであと数えるほどしか練習ないですもんね。まだ新曲ふたつもやらなきゃいけないんだろうし。

 片付けて部屋を出るとき、次子ちゃんと一緒になったんで、弓いいの見つかりそう?と訊いてみたら、今度メリダに行くので、そこで探してみようかと思ってるとのこと。あー、それはいいかもね、隣町のヴィリャよりいいのありそうだし。ネット通販って手もあるけど、それだとどんなの来るかわからないギャンブルになっちゃうからねえ、と話しながら歩いてたら、次子ちゃん、あの~~~やっぱりあの弓もう一度いいですか、と言い出した。え、もちろんいいよ、いいのが見つかるまでのつなぎとしてでも使ってくれれば! また値段を訊かれたので、いやあもうあげるよ、私はどうせ使わない弓だし、と言っておきました。じゃあ次の火曜に持ってくるね。

 という話の流れで、名前を訊いてみました。アナイーというそうです。へえー、ちょっと変わった名前だなー。帰りの車でダンナに話したら、まあ珍しい名前だけど、いることはいる、くらいの感じだそうです。ネットで検索したら、そういう名前のメキシコ人の歌手がいるらしい。1983年生まれだけど、小さいころから芸能界で活躍してるとのことで、バヨのアナイーちゃんが生まれたころにはもう有名だったのかもね。グアラニ*1で「セイボという樹の花」の意味らしい。

 こんな花だって。うん、イメージ似てるかも😊

*1:ボリビア、アルゼンチン、パラグアイなどで使われる言葉