気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

移弦と裏拍 とスマホ騒動

 昨日(火)は、朝レッスン、夕方オケの日でした。が、いろいろと雑用が多くてブログ書いてる暇なし。今日(水)もバタバタと過ぎて、午後はバヨ練習優先し、やっと晩に書いてます。手短に。

 

 レッスンは、久し振りのクロイツェル2番、デタシェで。えーと、ソティエの練習にはこれ使ってて、スケールとクロイツェル2番だとソティエっぽくなってると思うんですが、エルフを弾こうとすると途端に弓が跳ねなくなるんですよね。というのを相談したかったんですが。

 でもまずはそれは脇に置いて、デタシェね。弓中で、短く。で、注意されたのが、移弦、それも高いほうの弦ダウンから低いほうの弦アップのときに、アップのほうが圧が抜けてしまってる、ということ。

 うーむ、開放弦とかで移弦のみの練習をしていると、確かに逆(低弦ダウン→高弦アップ)より難しいとは思ってました。たぶん、肘を上げなきゃいけないから?

 そこで、クロイツェルのそのパターンの移弦のところだけをちゃっちゃと抜き出していく先生。うわ、待って待って、譜読みできないからいきなりど真ん中の音符二つ抜き出されても、それがどこの何なのかわからない~!

 でもそこがエチュードのすごいところで、ソ(4の指)ソ(1オクターブ下、隣の弦の1の指)、ファファ(同パターン)、ミミ(同パターン)、レ(3の指)レ(1オクターブ下、開放弦)というふうにちゃんと規則性があるのですね。

 そうやって、そこだけ抜き出してひたすら練習。わかりました、やっておきます。とはいえ、最近はオケの曲の練習に時間取られて、レッスンでやったことの練習はだいぶおろそかになってますが……。

 それからソティエ、いきなりエルフですが、これはもうソティエの右腕と、左の指の速い動きの両方ができてなくて、だからシンクロもしてなくて、グダグダ。でも、出来ないできないと思うからできないのですよね。脱力も大事。わかってますすみません、毎度同じことで。

 

 というところでレッスンは終わったんですが、そこに次子ちゃんが来ました。ここで会うかもと思ってたので、カール君の弓をいちおう持ってきてました。先生にもその話はして、弓を見てもらったんですが、先生曰く「うーん、これもけっこうまっすぐだわねえ」。え、一回も使ってないのに? そうかぁ、安物の弓は最初からあんまりしっかり反りが入ってないんかもね。

 いちおう次子ちゃんにそれを渡して、使ってみて、と。次子ちゃん、こそっと「おいくらくらいで?」と訊いてきましたが、いいからいいから、まず使えるかどうか試してみて、と言っておきました。もうなんだったら無料でもいいと思ってましたしね。でも考えたら、隣町に行けば楽器店はいちおういくつもあるから弓もあるだろうし、あとはネット通販ですかね。これは現物見ないで買うことになるリスクはありますが。

 でも、結論から書くと、オケのときに(私はちょっとぎりぎりに到着したので次子ちゃんと話す時間なかったんですが)見たら、私の弓じゃなくて古いの使ってるなあ、チラッとあいさつした顔もなんかナーバスだったし、と思ったら、やっぱり終わってから、そのまま返してくれました。たぶん、グレーテル先生が、この弓じゃあんまり意味ないよ、と言ったんじゃないかな。まあ事実だし。どうせならもっとちゃんとしたのを買ったほうがいいってことでしょう。

 ちなみに、ひどい弓だなあと思ってたイツェルちゃんも、たぶんだけど新しい(新品ではないかも、でもこれまでとは違う)弓を持ってました。さすがにあれはいかん、と先生(男の先生に習ってる様子)も思ったのかも?

 

 オケの練習は、ファーストが珍しくA子ちゃんがお休みで、メリッサちゃんと次子ちゃん、そして始まって5分くらいしてお化粧さんが来て3人。セカンドは前列のエドくんと、今回はユリディアさんも来て、私入れて3人。フルート男子と、サードのイツェルちゃんと、ビオラのケリーさんでした。前回よりはちょーっとマシw

 そして『チャンポトン』も、少し先へ進みました。が、重音になってるパート、前に先生に訊いたら、ここはセカンドは全員上を弾いてね、と言ってたので上だけ練習してたのに、今回は先生、そんなこときれいに忘れたのか、「エドくんは上を弾いてね、ユリディアさんは下ね」と言う。でも私への指示はなかったw 忘れられてたんか? でもこれ幸いと、知らん顔で上弾いてた私w だって、下は練習してないもーん。ま、本番どうせ出ないので、どっちでもいいでしょうしね。

 それから、その手前のEパート(そのあとも何度か繰り返しで出てくる)が問題で、セカンドは裏拍の後打ち(シンコペーション)をするんですが、これがうまく行かない……。家で練習するときは、リズム楽器音で拍を取りながらピアノ音でバヨパートの音を出す音源に合わせてて、それだと問題なく合わせられてたんですが、実際の演奏となると、フルートがメロディを演奏し、ファーストバヨがサブメロディ? そしてセカンドは後打ちなんだけど、ずれてたの、私だけかなあ? 前のふたりの音がほとんど聞こえないので、わからん。私も、自分ではできてるつもりだったんだけど、先生に(誰がとは言わないのでわからないんですよね)何度も「ダメ、合ってない、頭打ちになってる」と言われ。

 

 で、今日はこれを(まあもちろん他のこともやりましたが)練習してみたんですが。いつも家で使ってる音源ではできるようにならないことが判明したので、ピアノ音のメロディ(セカンドバヨが弾く音)を取っ払い、出だしの一音とリズムだけにしてみたところ……合わない合わない。先生にあれだけダメ出しされた元凶は私だったか?

 後打ちの練習方法をネットで探してみましたが、やっぱメトロノームとか使って手拍子で、とかだよなあ。ところが、これが手拍子なら問題なくできるんですよ。いちおう高校のブラバンでパーカスやってましたしね? なのに、なぜバヨだとできない???

 何度もやってみて思ったのは、手拍子とか指で叩くとかだと、後打ちの打つ動作はすべて一緒だけど、バヨだと、一回ごとにダウンとアップ交互になるってこと。これが原因か? つまりパーカス的な動きだと、休符のときの動きと音符のときの動きを交互にやればいいところ、バヨだとそうならないわけで。じゃあ全部アップで弾くとかw

 でもとにかく、ひたすら練習して慣れるしかないんですかね……。たぶん、二つセットじゃなくて四つセットとしてやれば、何とかなるんじゃないかな……?

  

 

 これを、ンタ(アップ)ンタ(ダウン)ンタ(アップ)ンタ(ダウン)、とやるんじゃなくて、ンタンタ(アップダウン)ンタンタ(アップダウン)とやる感じ。しかしこれは、やっぱかなりの集中力が必要かも……。ちょっとでも雑念入るとズレますw

 

 集中力と言えば、朝のレッスンのとき、最初の基礎練でスケールやってて、先生も一緒にバヨ弾いてたんですが、上のほうに細く横長な窓があって、その外に垂れてるケーブル2本のところに鳥が来てたんですよ。その鳥がなぜか(先生のバヨに惹かれたか?)窓から必死にこちらを覗いてて、ケーブルを片足ずつで掴んでお股開いてたり、首傾げたり。ずーっといろいろやって、何とか気付いてもらおう?入ろう?としてる。

 先生はそちらに背を向けてたので気付いてなかったけど、私は見えるので、スケール弾きながらニヤニヤ。しまいには先生も私の表情で気付いて振り向くくらい笑ってしまいました。集中してなくてすみません。

 

 オケ終わって、片付けて部屋を出たんですが、私、今回に限ってスマホを鞄から出して、すぐ横の物が積みあがったテーブルの上に置いてました。あと何分だろ、と思ったときにすぐ時計見たいと思って。で、楽器と譜面台片付けたあと、そのままスマホ置いて出ちゃったんですよ!!

 気付いたのはダンナと家に帰る途中の車のなか。スマホを取り出して何かを見ようとして、あれ、ない! あーーーーー、あそこに置いたまま忘れてきたーーーーー!😱 時刻はもうほとんど8時半。先生ももう帰っちゃったよねえ、引き返しても無駄か……。唯一の救いは、たぶん先生も部屋に鍵かけて帰って、明日の朝まで誰も入らないであろうことか。とすれば、取り戻す希望はまだある、と思いたい……。

 iPhoneは盗まれにくいようですが(追跡できる場合があるから)、とは言ってもねえ……。ああ、でもやっぱりもうダメかもしれん。私のアホアホ、なんで忘れてきたんだ~😭😭😭

 とりあえず車のなかでダンナのスマホを借りて、グレーテル先生に電話をかけてみましたが、応答なし。ダンナは前にピアノ習ってた関係でグレーテル先生の番号は登録してますが(幸いにも)、オケのアナレリス先生の番号は持ってません。私がスマホ持ってないと、連絡の取りようがない。

 家に到着して割とすぐに、着信に気付いたグレーテル先生が折り返してくれて、事情を説明して、アナレリス先生の番号を送ってもらいました。そこからアナレリス先生にメッセージを送って、明日の朝8時に取りに行っていいですかと書いたら、少しして返信があり、まだ大学にいます、9時15分までいます、とのこと! そのとき8時45分。よし、すぐに行きます!

 散歩♪ 散歩♪ とうきうきしてるワンコを置いて(すまん!)また大学まで。もう9時でしたが、まだ人はいて、門番さんももう私の顔を覚えてるんで、スマホ忘れて~と言ったらすぐに通してくれました。先生の部屋まで行ってノックしてドアを開いたら……授業中だった!!😲

 音楽の授業ではありましたが、正確にどんな内容かはわかりませんでした。アナレリス先生がポロポロとピアノを弾いてただけで、でもまさか他の人がいるとは思ってなくて、びっくりして顔引っ込めたんですが、いいよいいよ入ってきて!と言われ、すみませんお邪魔しますとまた入り。生徒さんたちは4人、二人は20代か30そこそこの感じでしたが、もう二人は私と同じかもっと歳上か? けっこうな年配の方たち。

 アナレリス先生、こんな時間まで……。私はてっきり、オケのあと楽譜書いたりみたいな事務仕事で残ってるのかと思ってたんですよ。それで私が取りに来られるよう、もう少し残っていようかなと思ってくれたのかと。

 私のスマホはそのまま置いたところにあって、アナレリス先生が渡してくれました。もう本当に粗忽ですみません、もうオケの最中に二度とスマホ出しません、と言って退散。いやあ、よかった~~~~スマホ戻ってきて!😌 

 という、音楽とは関係ない騒動でしたが、あんな時間まで(社会人の生徒さんたちなのかなあ?)授業やってるなんて、という発見があった出来事でした。

 

 ほんっと、もうドジなんだから……(By ミミ)