気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

オケの全体の音がだんだん耳に入ってくるように

 先週は木曜のオケが大学構内の殺虫剤散布でお休みになり、新曲練習に中一日しかない~と焦ってた私はラッキー!と思ったんだけど、その週末に私、謎の発熱。検査の結果デング熱ではなくて、火曜には熱下がったんですが、月曜の晩には解熱剤飲んでもまだけっこうしんどい感じだったので、翌朝のレッスンは無理と判断してキャンセルの連絡。オケも考えたけど(次は新しい曲の続きやるだろうから抜けたくない……)、やっぱ無理するのはよくないと思って、お休みしますの連絡を。そしたらオケの先生から「火曜日はオケのクラスありません。木曜はあります」との連絡が。ラッキー!(2度目) 木曜10月12日は「民族の日」でダンナは仕事がない祝日だから、大学も休みかと思ってた。でも休みになるのは国営のダンナの会社だけなのかな、他はまったく普通の日だった様子。

 

 というわけで、でも練習は結局そんなにできなかったんだけど、新曲3ページ、どうにか最後まで目は通した、と言える程度に仕上げて(ところどころ、よく間違えるところ苦手なところはあり、全体に通常のテンポで弾くとなったらたぶんぜんぜんついていけないくらいの低レベルだけど)、木曜の夕方オケに行きました。

 来ていたのは、ファーストバヨ女子4名(A子さん、お化粧さん、次子ちゃん、メリッサちゃん)、セカンドは前列女子のユリディアさんと私のふたり(!)、サードバヨの女の子(今回やっと名前判明、先生が割とはっきり発音したのを聞いた感じではイツェル*1と言ってたと思う、エクセルじゃなかったw)、ビオラのケリーさん、そしてフルート男子。

 次子ちゃんと、ケリーさん、イツェルちゃんの三人は新曲『チャンポトン』今日が初見。イツェルちゃんにいたっては、先生、サードバヨのアレンジが間に合わなくて、手書きで途中までの楽譜を渡してた。今までの3曲はアナレリス先生自身の作曲かアレンジだったけど、このチャンポトンは他の人のオーケストレーションをもらってきたもので、サードバヨはさすがにそれにはなかったんでしょうね。

 

 で、初見の人がいるから、もう一度頭から。ファーストバヨとフルートをまず合わせて、それからビオラとサードバヨ。ビオラ―のケリーさん、すごく大人びて落ち着いた感じだから、演奏もすごいレベル高いように思ってたけど、さすがに初見だと音を探り探り、フラットよく見落として弾き直したりしてて、私とそんなに変わらんか? と妙に安心したり。いや、私よりは3倍くらいはマシかもだけど……。

 ビオラとサードのふたりがどうにか譜読みできて、残るはセカンドバヨ。じゃあセカンドバヨだけで、って先生、え、二人しかいないんですけどッ!w しかも、じゃあAnacrusaで始めるよ、と先生、アナクルーサって、えーと「弱起*2」だったよな、確かにこの曲、弱起(2拍めの裏から)で始まってるけど、でもそれどういう意味?と思う間もなく、「ちゃん(3)ちゃん(4),ちゃん(1)んのはいッ」と始まっちゃう。そうか、つまり指揮をまるまる1小節前からじゃなく途中から始めるって意味か!

 と悟ったときにはもう乗り遅れてた私w ユリディアさんすまん、最初の2小節くらいひとりで弾かせてしまいましたw でもそのあとちゃんと私も入れて、二人で何とか。それを7人が聞いてるだけっていう練習w いちおう練習していったから、そこそこ弾けてたとは思うけど。

 このときも思ったけど、ユリディアさん前にいるから、彼女の楽器の音ほとんど私には聞こえないんですよね。そしてもちろん自分の楽器の音はがんがんでっかく聞こえるので、なんかこうね、合唱とかで一人だけバカでかい大声で歌ってるような気分? 実際にはそんなことないだろうと思うものの、客観的に聞き比べたことがないので、スズちゃんがどれくらい大きな音を出しているのかわからない……。

 それと、今回気が付いたんですが(というか今回だけだったのかもだけど、セカンドバヨだけ弾くとか、しかもそれが二人とか、今までなかったことだし)、なんか私が弾いてるのを、隣のサードのイツェルちゃんとか、半円形に座ったせいでほぼ正面になったお化粧さんとかが、めっちゃ見てた気がする……。イツェルちゃんは完全に顔を横に向けてガン見してましたしね。それもあって、私のバヨ、音でかいんかしらん?と思ったんですが……。もしくは音外しまくり? でもそれはさすがにないと思う。練習はしたんだし、わずかに音外したとことかはあったけど、自分で直せてたと思う……がなあ?🤔 でもバヨの音程外れてるのって、自分じゃ案外気付かないもんで、録音して愕然、とかバヨあるあるですよねw 今度録音してみよう。愕然とするかもしれんw

 

 そんな感じで、曲のパートごとに各楽器を指導して(どうしてもっと効率よくパート練習しないのかなと不思議に思ってましたが、まず人数がそんなにいないのと(フルート、ビオラ、サードは一人ずつだし)、正しく練習できてるかどうかチェックできる人がいないと、間違った音程やリズムのまま練習してもヤバいですしね。

 他のパートを聞きながら、自分のパートを頭のなかで合わせていくのもまあ練習になるし。そして、だんだん、みんなで合わせるときも少し余裕が出てきて、周りの音が聞こえる……ような気がしてきました。今まではほとんど聞こえてなかったw リズム取って自分の演奏するだけで必死!て感じで……。聞こえてはいるんだけど(自分のメロディが合ってるかどうかはそれで判断するし)、なんというか、BGMとして聞こえてるだけで、自分の音と重なって聞こえてはいなかったんですよね。

 これがもう少し上達すると、合奏の快感が味わえるのかも、と少しワクワクです。

 

 結局今回は2ページ目の頭まで、つまり前回やったのと同じとこまでで終わりました。まあ初見の人たちいたしね。

 先生も最後に、楽譜渡してあるんだから、ちゃんと先のほうも練習してきてね!!!!と叫んでましたw でもまあ私は暇だけど、学生の皆さんは他の勉強もあったり、いろいろ忙しいんだろうな。

 終わってから、重音のFパート、私は上を弾くのか下を弾くのか、まあそんなに難しいパートではないんですが(2パターンの繰り返しなので)、それでも知っておいたほうが重点的に練習できるし(できれば下がいいな、簡単だし)と思って、先生に質問してみました。その前に、先生が他の生徒としゃべってたので、同じく待ってたユリディアさんに訊いてみたら「え、そりゃ上でしょ」と言うのでびっくり。分担するんじゃないの? ていうか私もしかしてやっぱり一回練習抜けてた?w とか思いましたが、そこに先生が来て、「なになに? あー、そこね。下のパートはビオラが弾くから、あなたたちは上ね」と。ユリディアさん、正解! すごい。やっぱ、経験値の違いか?

 まあともかく、これではっきりしたので、練習頑張ります。

 

 オケに行く前の練習で、もしも万々が一『チャンポトン』じゃなくて別の曲やりますってなったら大丈夫かな?と思って、チョー久し振りに他の3曲もざっと弾いてみたんですが。簡単な2曲はまあまあ弾けましたが、ダンソン『夕暮れ』は、グダグダ。あああ~、これ、本番どうすんだよ。もう、指が『チャンポトン』のミ♭長調(♭三つ)になってしまってて、『夕暮れ』はファ長調(♭1つ)、途中からレ長調(♯2つ)に転調するので、混乱の極み。特に『チャンポトン』と『夕暮れ』はどちらもダンソンで、4拍子なのは同じでいいんだけど、リズムも似たようなのが出てくるし、よけい混乱する……。

 これ、本番とかぜったいに、次の曲は何拍子の何調、って弾き始める前にしっかり確認しておかないと……とか考えて、あ、そうか、私、本番は出ないんだっけw と安心したり。とはいえ、いずれは本番に出ることもあるわけだし、本番直前の練習だと全曲通して弾いたりもするだろうから、そうそう気を抜いてもいられません。

 昨日、獣医さんとこ行ったときに、ついつい、日本行くんですって話から、実はオケでやってて~てな話もしちゃったので、私が出るときは獣医さんたち一家も聞きに来てくれるそうです😅ひゃああああ

 前にも書いたかもだけど、私、受験とかで緊張してあがった、ということがほぼないんですが、唯一めっちゃあがったのが、高校のブラバンの文化祭本番でした。ぜんぜんできなくて自信がなかったのと、失敗したら、受験だったら自分だけのことだけど(親に迷惑とかは当時考えてなかったw)、ブラバンはみんなに迷惑かける、ってのもあって。だからオケの本番もあがりそうな気はしますが、でもあれからン十年経ってますからねえw もうすっかりおばちゃん根性が身についてるし、意外と平気かも、と思ったり。ま、どう転ぶかは、次の本番のときにわかりますねw

 

 各調の運指表カンペを作ってたら、邪魔しに来たニャンタ。おいっ、寝てもいいけど、よだれつけるんじゃないぞ? と思いながら写真撮りましたが、大丈夫でした。

 上に、ハ長調からシャープ5つまでの6つ、下にフラット1つから6つまでを(ファーストポジのみですが)書き込んで、全体に見にくくなっちゃったけど、蛇腹折りにしてマジでカンペみたいに小っちゃくしてw 

 今はまだ『チャンポトン』にかかりきりですが、そろそろ新曲譜もらいそうになるころにはこれ持っていってみよう♡ 役に立つかもしれませんw

 

【追記】カンペ、わかりにくかったようなので、写真載せます。

 左はフラットの、蛇腹折りにした状態、右はシャープの、開いた状態。上のニャンタ写真の書きかけの一枚のグラフ用紙を、書き終えてから半分に切りました。

 ハ長調とかト長調はさすがに書かなくてももう覚えてるんですが、全部並べて書くと、指が変わっていくのにも規則性があって面白かったです。音名の色は、どの指で押さえるかで色分けしました。たぶんだけど、人差し指で並んだ二つの音を押さえたりするところもあるので。

 こういう形のを、新しい楽譜もらったときにその調をいちばん上にして、譜面台にクリップで留めます。

 これは簡単な譜なので、こんなカンペはほぼ要りませんが、もしまたシャープやフラットが大量について、こんなん弾いたことない!てのが出てきたときには役に立つはず??? 少なくとも、『チャンポトン』のときみたいに、先生無視で必死に楽譜に書き込む手間は減ります👍

*1:マヤ系の名前、いい名前だな~♡

*2:ドイツ語でアウフタクトとも。小節の一拍目ではなくそれ以降から始まること