気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

大学オケに客員で入る!?

 今週もレッスンは、いつもの月曜は最初から無理、火曜か水曜かと言われてましたが、火曜も臨時で予定が入ってダメになり、水曜はぎりぎりセーフで大丈夫とのことで、今日レッスンでした。大学の新学期始まっていろいろと不定期な予定が続くようで、下手したら来週まで難しいかなと思ってたので、よかった~♡

 

 さて、今日はいきなりクロイツェルの4番から。2番はもうだいたいできてるから自主練で? 4番、もうかなり覚えて、たま~にポジチェン忘れたりするけど、どうにか通して暗譜で弾けるようにはなってて、ボウイングとか音程に気を回す余裕も出てきてはいました。

 が、先生の前で披露すると、まず指摘されたのがリズム。うん、フレーズごとの最後の伸ばす音、そこ弾いてるときは、次どこだっけと考えてしまうので(いや、それはいいんだけど)、早め早めに次行っちゃうのは自覚してました。また逆に、音程取るのが難しいとことか、最後の音が短いところは、次のフレーズに入る頭が遅れてるとのこと。

 メトロノームに合わせて練習すべきですかね、と訊くまでもないか……。でもこれが意外と難しいんですよね。1拍ごとだと16分音符とか取りにくいし、かと言って八分音符のテンポで取ると、今度は三連符が取りにくい。で、思い出したのが、自分で作ったピアノ音源ですよ。もう長いこと使ってなかったけど、暗譜できた今、これでやればいいんじゃね? ということで、これからはリズムに注意して、それから移弦のときの左右の手のタイミングも言われたので注意して、音程も注意して、練習続けます(課題多すぎ……w)。

 

 じゃあ曲行きましょうか、と先生が私の楽譜(クロイツェルは暗譜で弾いてたとはいえ、ここんとこ、とか指示を受けるには楽譜必要なので置いてました)開いたのは……エルフの踊り。あああああ、ま~ったく練習してない😱 と青くなったこのタイミングで、ですね。

 先生がおもむろに言い出したのは、大学のオケって毎週二回、午後の6時とか7時から集まって練習するんだけど、そこに先生からの推薦で私も入ることができるけど、どうする?って……え? えええ? オケ???

 先生、こないだ私が「お友だち」欲しさに大学行こうかなとか言ってたけど時間的に負担大きすぎるので断念したので、そのあといろいろ考えてくれてたんでしょうか。しかし、オケで弾けるんか、私? 先生は、そりゃまあ難しい曲もあるかもしれないけど、それも練習になるし、とおっしゃる。そりゃまあね、だけどあまりにも弾けなくて迷惑かけることになるんでは……? 

 それと、今年の11月にはいちおう日本に行くつもりしてて、3,4週間留守にするけど、そういうのもいいのかな? 先生は、オケの指揮者の先生にとりあえず打診してみて、その辺のことも言ってみると。そのオケの先生がそれでもいいって言ったら、入れるらしいです。

 週に二回の練習と、あと12月頭にコンサートとかあるらしいんだけど、11月(から、もしかすると12月頭くらいまでになるかも)私がいないのでは、それに参加するのは難しいかもだけど、まあ一人抜けても大したことないし(ていうか私としてはそのほうが……w)。

 先生は、私の今の状態なら何とかやって行けると思って勧めてくれてるんだよね。実際先生もそう言ってたので、それを信じたいのはやまやまw でもやっぱりあれこれ心配しちゃって、即答で「やります」って言えないのが私の悪いところか……w 

 

 萩尾望都(漫画家、私は手塚治虫に次ぐ日本の漫画を代表する人だと思ってる)のバレエを題材にした『フラワーフェスティバル』ってのがあるんですが、主人公の女の子は親に反対されてもバレエ大好き、有名なバレエ指導者に誘われてイギリスに留学することになります。コンクールで知り合った、もっとうまい人たちも一緒にいるんですが、この主人公は技術はさほど高くなくても、踊りが軽い、と評価される。その彼女の性格をよく表す一コマが、これ。

   

 ロンドンの初日の学校でオーディションがあって大変だった、その帰り道、学校の生徒たち(イギリス人)に誘われて、即答で「あ、行く」w まだロンドンに来てすぐで、他の日本人たちは右も左もわからず学校に行くのに苦労してたり、ひとりで下宿とか無理~!と言って他の日本人とシェアのところに替えてもらったりしてるわけです。この子だって、この直前に帰宅しようとして地下鉄の下りる駅を危うく乗り過ごすとこだったのにw 今日は大変だったから早く帰ろうとか、初日は道覚えるためにまっすぐ帰ろうとか思わないんかw 

 でもその「軽さ」が踊りにはプラスで、最終的にはそれが評価されて、というお話なのですよね。日本人のリズム感は重くてあとを引く、なんて話も出てきて、心当たりがw 

 もちろん、ちょっと誘われてショッピングに行くのと、これから先何ヶ月、もしかしたら何年も先まで関わることになるかもしれないオケに入るのと、同じ軽さで即答はできませんが、まあ入れると決まったわけでもないしw オケの先生の返事次第ですからね。

 

 しかし先生は(紛らわしいなw 今の私の先生です、これからはグレーテル先生って書こうかな)、私のことを、練習熱心で(エルフ練習してませんがw)時間をきちっと守って(メキシコでは珍しいわなw)オケで弾くレベルにあると推薦してくれるそうです。さて、どうなりますか……。

 ただし、やってみて楽しくなければやめてもいいよ、とのことです。うん、ストレスでバヨが嫌いになったら本末転倒ですもんね。どうかなあ、楽しいといいなあ。

 以前に文化会館でちょっとだけ習ってたときにも、子供たちに交じって何回か合奏したことあるんですが、まず当時の先生がバイオリニストではなくてきちんと教えてもらってなかったし、習い始めて半年とかだったし、文化会館だからホントに子供のちょっとした習い事レベルだったけど、結局一回か二回しか行かなかった気がする。コンサート(というか発表会)は聞きに行きましたが、推して知るべしw ボウイングもそろわない自由でお気楽なコンサートで、私が交じってても問題はなかったかとw なんで行くのやめたんだったか、ちょっともう覚えてないけど。

 大学のオケは、それよりはかなりレベル高いと思うけど、まあ私もちゃんとした先生について3年半やってきたわけだし……。しかし楽譜をもらってからそこそこ弾けるようになるまで私は時間かかるぞ? それに、ひとりで弾くのとグループに合わせて弾くのはまったく別の能力ってのも重々わかってる。ファーストとセカンドあるから、セカンドならそんなにハイポジションも出てこないしって先生は言うけど、セカンドはセカンドで難しいんよなあ、メロディじゃないから。

 あああ、こうして事前にあれこれ考えるのがいかんのか……。そういえば私の父親はめっちゃ心配性で、学会の前になると不機嫌になるのを母は学会性低気圧と呼んでいたが、遺伝かなあw 私の場合、あれこれ考えても、それですごく不安になるとか、不機嫌になるとかはないですけどね。いろいろ脳内シミュレーションして、気構えだけでもしておきたいじゃないですかw

 しかしホントに、習い始めてもう3年半、たぶんあっという間に4年になるし、そろそろ少しは変化があってもいいころかもね。私としてはまだまだ課題は山積みで、退屈する間もないですが、やっぱり音楽って孤独にやるより合奏とかするほうが楽しいに決まってる。オケでやることで、また違った方面の課題もたくさん出てくるでしょうし。

 とか言ってて、オケに入れないってこともあるわけだからw どうなるかはわかりません。今日のグレーテル先生の話では、大学の学長、新しい人になってすごいやる気満々で、今までなーんにもなかったところにどんどんイベントや企画を持ち込んで活気づいている(こないだのコンサートもその一環)と聞いてたその学長が辞めちゃった(か辞めさせられたか?)そうで……。だから大学も今後どうなるかわからない、と、あああ~メキシコだなあと思う話だったし。オケもどのくらい続くか、もしかしたらわからない状態なのかもです。

 

 というわけで、もうレッスンの話そっちのけのブログ記事になってしまいましたが、このあとエルフとノクターンやって、それぞれにまたまた課題いただきました。

 エルフは、体をほぐすためにもっと踊るような気分で、と言われw そういえば先生が、先週アップしてた動画で子供たち(新しい生徒たち)をバヨ弾きながらぐるぐる輪になって歩かせてたの、リズムを取るためかと思ってたけど、あれも体ほぐすため? と訊いたら、やっぱりそうなんだそうで。私もやってみようw

 ノクターンも、優雅に滑らかに、これも踊る? いや、でも午後の練習で久し振りに録画してみたら、前のほうが音程マシだったぞ?ってくらい音程ひどくて、それどころじゃないんじゃ?と思いましたが……。これでホンマにオケ入れるんかw 

 

 とにかく今日はびっくりな話が持ち上がった日でしたね。昨日、買ったばかりのゴミバケツたった一日で盗まれたり、通販でやっと手に入ると思った鳥の餌がキャンセルになったり、何ヶ月もちまちま進めてたゲームが危うくゲームオーバーになりかけ、どうにか回避はしたもののかなりヤバい状態に、という割とどうでもいいことまでw、ショックなことが三つも重なって、でもきっとまたいいことあるよ、とみんなに慰めてもらったんですが、この三つと差し引きしてもお釣り来るくらいいい話だったかも!?

 

 ま、あんまり難しく考えず、適当にやればいいと思うよ。と、充電中?のニャンキジでした。いや、君はそれでは充電できてないと思うよ?