気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

オケ入団と、ビブラート特訓、脱力のコツは幽体離脱?

 先週に引き続き、不規則レッスンで今週は火曜日に。お、私の誕生日! これは幸先いい? 朗報聞ける? とか期待しながら(いや関係ないけどw)レッスン行きました。

 長くなったので、目次つけます。興味あるところに飛んでください。

 

オケの話

 オケの話はレッスンのあとで聞いたんですが、先に書いてしまいます。結論から言うと、特に問題なさそうとのことで、フルネーム(先生、私のフルネーム知らないw)とメールアドレスを書いて渡しました。今後連絡来るそうです。オケの練習は火曜と木曜の午後6時半から8時まで(私の晩ご飯(軽くしか食べないけど)は7時で、ワンコ散歩が8時なんだが、少し生活リズム変えないといかんね)。まあそのくらいなら、毎日やってる午後練が少しあとにずれ込んだと思えば、これまでと変わらないかな。もちろん最初は気疲れとかするでしょうけど、週二回だしね。

 大学のスケジュールの関係から、練習が始まるのは8月29日だそうで、でも先生が別の話の流れで言ってたんだけど、まずはオケの正規メンバーである程度合わせてから外部生(私とか、他何人くらいいるのかな)も入れて練習するんだそうで、だから私は29日からじゃないかもしれない?

 いつから参加するにせよ、前もって楽譜はもらえるんかな? と訊いてみたら、それはもちろん、ただ、オケの構成メンバーに合わせてアレンジとかしなきゃいけないから、今すぐには無理で、いつになるかわからん、けど、事前にもらえる、とのこと。うん、1,2日前とかじゃなければいいな……w

 

初見練習のやり方

 オケ入団いちおう決まったことを書いたら、日本のバヨ先生(私は正式に習ったことはないけど、これまでいろいろアドバイスとかくれてる先生 兼 友人)が、楽譜は事前にもらえるはず、でも初見練習もしておくといいよ、とやり方を教えてくれました。こっそりコピペしちゃうけど、

今の自分の実力でやれそうな楽譜を一冊買って、毎日決めたペースで(毎日何段、とか、ちょっとだけ疲れるくらいの分量で)初見するの。弾けなくても、間違えてても、昨日した箇所はやらず 翌日は先に進める、というふうに。キツイけど、凄く効果があるよ。初見はね、やらないと力も落ちるけど、すぐ力の落ちるものって、逆に ちょっとやれば意外とやれるようにもなるものでもあるのですよねぇ。

 とのこと。今の自分の実力、ってのが難しいところだけど~、と相談すると、まあエチュードとかがいいかな、持ってるクロイツェルでもいいし、WohlfahrtとかカイザーとかMazasとか(最後のは初耳👀)、だそうです。こういうスタンダードのエチュードはネットで無料のがあるので、いくらでも手に入るんですが、まあクロイツェルがいいかな。

 というわけで今日さっそくプリントアウトしてきました。72ページ42曲。うち2曲はもう暗譜してるから除外して、1曲目も見るだけで眩暈するほど難しそうだから飛ばしてw、今日は3番弾いてみた。弾いたというより……なんだろw そもそも合ってるのかどうかもわからない😱 でもいいんだ、それでもとにかく毎日やればマシになっていくらしいから!!

 こんなことやってる余裕があるのも今だけかもしれませんがね、とにかく初見練習、やってみます。

 

レッスン内容

 今日はもうこれだけでもお腹いっぱいの気がするんだけど、レッスンも大事なこといっぱい習ったので、やっぱりきちんと書いておかねば。

 まずは先週やらなかったクロイツェル2番。でも基礎練としていちおう何かしら毎日やってはいるんだけど、先生、ピンポイントで私がやってないのを見抜く超能力あるよねw 今日は4音スラー+4音デタシェ、と言われ……うん、それだいぶ前にやりましたよね、でもあのころちょっと練習しただけでもう忘れてます。ちょっと左に気を取られるとボウイングがすぐに4音スラーになっちゃうw でもつっかえつっかえどうにか。それからシュポア、はい、それももういつからやってないか覚えてません。それからスピッカート。え、スタッカートじゃなくて?w スピッカート自体、いつからやってないか(以下略。

 どれもグダグダだったけど、それでもボウイングは前よりだいぶ安定してきてる、と言ってもらいました。先生、このごろ誉め上手? どれも毎日、じゃなくて日替わりメニューでいいから、いろいろやってみて、と(それも前に言われてましたが)。ですよね、リスト作って順番にとか、何かやり方工夫します。

 あ、あと今日教わったんですが、クロイツェル2番は通称ドミソファなんだそうですw 出だしがドミソファだからw いいけど、他にドミソファで始まる曲ってないのかな??? 

 

ビブラート特訓

 それからノクターン、先週、その前にやったビブラートについていまいちわかったようなわからんような、だったので質問したかったけど時間切れだったので、今日はそこを徹底的にやってもらいました。

 と言ってもビブラート習い始めのころに教わったことを結局繰り返した部分も多かったです。が、当時はわからなかったことも、今回はちょっとわかったかも?

 

指の第一関節を動かすために、リズム練習とスライド練習

 これは初期に習ったけど、単調すぎてさすがの?私もあんまりやってなかった練習。でもやれば効果はすごくある!というので、すみません、ちゃんとやります。

 リズム練習は、1倍速2倍速4倍速とリズムを速くして指の第一関節を弦の上で動かす練習。きちんとリズムを取ることが大事で、テキトーな速さでやらない。

 スライド練習(命名は私)は、ポジチェンするみたいに指を弦の上で滑らせて、ハイポジに行くときに関節を思いっきり曲げる。ローポジに戻すときは伸ばす。え、それはポジチェンするときにもそういう動きするってことですか?と訊いたら、そうじゃないってw ああ、よかったw これは第一関節を柔らかくする練習。でもこれちゃんとやったら、ポジチェンするときにもビブラートが途切れないかも?

 

渦巻きを壁につけて練習する意味

 バヨの渦巻きを壁に押し当てて、楽器がぶれないようにして練習する方法、これも初期に習いましたが、もうずっとやってませんでした。今日また先生が私のバヨを支えてくれ(渦巻きだけじゃなく胴体もがっつり)、その状態でビブラートをかけて、肩や肘、手首、掌、指の付け根などもすべて脱力した状態を体に覚えさせる。で、それがまあまあできたところで先生が手を離し、そのまま続けたところ、親指でネックをしっかり支えるのが大事、ということに気付きました。

 これ、ちょっと前に、肩当ては必要か?という主旨の動画を複数見てて、ちょっとほほ~っと思ったんです。私の理解したところでは、そもそも肩当てというものはちょっと前までなかった(今でも使わないプロもいる、主に音色が理由)、肩当てを使わずに弾いていた人(なしでもちゃんと支えられる人)が肩当てを使うことでちょっと楽になるのはいいんだが、今の大半の人たちは最初から肩当てを使っていることで、それに頼りすぎ、肩当てはポジチェンなどのときに「補助」として楽器を安定させるのに便利なだけで、顎で楽器を固定するためのものではない、という内容だったと思います。

 先々週、レッスンでビブラートをもっとふわっと体を浮かせる気持ちで、と言われたことを考え合わせて、その辺関係ありそうだなと思ってたんですが、今日のレッスンでもそれを感じました。

 で、いずれにしても脱力がキーなんですが、前に、指を引っかける感じで、と言われてたの、私はそれで必死に指を引っかけて楽器を下へ引っ張ってました。で、顎で楽器が落ちないよう支える、と、首が痛くなる。頭痛がする。で、ビブラートの練習がものの2分もするとできなくなってた。アホです。いや、自分でもこれはどこか間違ってる、とは思って改善しようとしてたんですが、なかなかうまく行ってなかった。

 そこも今日確認したところ、それは左手で(親指とその他の指で)ネックを握りしめない、握りこまない、という意味で(そうじゃないかと最近ようやくわかってきてたところでしたw)、楽器を下へ引っ張るという意味じゃないと。これで、頭痛から解放される~!😂アホですw

 そしてレッスン中にも、先生に、ここ力入ってる、ここも、と手や腕をぺちぺち叩かれました。が、すいません、私の手や腕はちょっと叩いたくらいじゃそう簡単に力抜けないですw いっそもみもみしてほしかったw 弾いてたから言えなかったけど。とにかく、弾いててどこか痛くなったら、力が入ってるってことだからすぐにやめて、改善に努めるべし、と言われました。

 午後、家で自分なりにやってみたところ、頭痛なしにけっこうな時間練習できて、前よりはだいぶ力抜けてるようです。が、曲で難しいところ(左がややこしいとかハイポジとか)とかに差し掛かるとやっぱりどこかに力入ってくるので、徐々に抜いていくしかないですね。

 

上下じゃなく、水平に動かすw

 もうひとつ、今日のレッスンでやってて注意されたのが、手を上下じゃなく水平に動かせ、ってこと🤣 自分じゃ気付かないですが、あれこれやってるとだんだんビブラートかけてる左手の動きが水平じゃなく上下になってるらしいです。それじゃあビブラートかかるわけがないw ノクターンで練習しながら、先生がうちわで仰ぐように左右に手を振ってくれましたw 

 あと、どうも指だけでビブラートかけようとしてるらしくて、もっと手首や前腕を使ってかけてもいいよ、と言われました。うん、確かにそうかもしれない。第一関節動かすことばかりに集中してたからでしょうか。これも家でいろいろやってみましたが、わりとすぐに前腕部がだるくなって、筋力ないなあ……。鍛えるしかないですね。

 

脱力するためのコツ

 レッスン終わって帰宅したら、いつもまずはノートに今日習ったことを書きとめます。午後は元気があったら練習しますが、ちょっと疲れたな~という日は、レッスンで1時間弾いたし~😐てことで午後はサボることもあります。でも、少しでもいいから午後練やっぱやるべきだなと思いました。

 その日のうちに練習すると、まだ記憶がフレッシュなので、思い出すことがあるんですよね。やったことを繰り返してると、そうそう、こんなことも言われてた!と慌ててメモしたり。レッスンではいまいちうまく出来なかったこと、いまいち理解できなかったことが、家ではすんなり出来たりわかったり。

 今日も午後は30分ほどですが、ビブラートの練習だけしました。で、脱力のコツをふたつ、教えてもらってたのを失念してて思い出しました。

 一つは、ボウイングのインパルスってやつです。

ensayomx.hatenablog.com この記事のときのレッスンでようやく何となくわかって、それ以来、完璧に/いつもできてるとは思いませんが、先生から言われることもぐんと減りました(たぶんほとんどない)。要は、右腕の動きを制限しないってこと、と言っていいかな。

 で、今日のレッスンで脱力のコツとして、このインパルスを大げさにすることで脱力できる、と先生。そ、そうなの? うん、きっと体がそういうふうに癖ついたら、できるんだろうな。というか、インパルス自体が脱力? 今後意識してやってみます。

 もうひとつのコツは、これ、先生も「魔術じゃないんだけどね」と前置きするので、あ、それマルさんがいつも言うやつ、と話脱線させそうになりましたがw、そこはぐっと我慢して、話を聞きました。

 普通バヨ弾いてるとき、自分の目の位置から楽器や弓や自分の手を見てますよね。でも、そこをちょっと抜け出して、横から、つまり弓のフロッグ(お尻)のほうから先のほうを見る位置に自分の視点を持っていって眺めると、脱力しやすくなるのよ。……はぁ???? 幽体離脱しろってこと? 言いながら先生もちょっと困ったように笑ってたので、無茶言ってる自覚はあったんでしょうねえw

 鏡とか見るのでもいいんだけど(そう、その角度って普段鏡で見る角度です)、でも鏡とも違うんだよねえ(鏡は左右反転しますもんね)。じゃあ録画したのを見る? それも参考にはなるかもだけど、弾いてるときに見るわけじゃないからなあ。

 これは正直、さすがにぶっ飛びすぎてて、今のところ想像でもってしても、そんなので脱力できるのかよくわかりません。何となくわかるような気が、しないでもないけど。でもわかったとしても、どうやったらできるのか、見当もつかないw が、とにかく書き留めておきます。いつかわかる日が来るかもしれないw

 

〆の雑談

 ところで今日(終戦記念日)は私の誕生日なんですが、オケにオッケー(ダジャレじゃないよw)出たのが何よりのプレゼント。と、るんるんでレッスンから帰宅した3分後にメキシコアマゾンからの荷物が届きました。明日到着予定だったのに、ジャスト誕生日に! 中身は英語ですが、絵本4冊、どれもマック・バーネット(文)・ジョン・クラッセン(絵)です。絵本だからすぐに読めてしまって、特に三部作の『サンカクさん』『シカクさん』『マンマルさん』(私が買ったのは英語版だけどこのタイトルで邦訳も出てます)、面白かったです。特に『シカクさん』というのが、天才!とかおだてられて、「完璧な彫刻」を作ろうとしてドツボにハマり、

 こうなっちゃうw 頑張ってるのに、頑張れば頑張るほど泥沼、ってのが、もうね、イヤってほどわかっちゃって🤣 お話はここからちゃんと展開があるのですが、この雨の中で泣いてるシカクさんと同じにならないよう頑張ろう(?)と思いました♪