気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

暗譜レベル と 音の解析アプリ

 今日は先生の大学が夏休みに入ってすぐで、先生の自宅でレッスンでした。朝早い涼しい時間だから、クーラーなくても平気(扇風機はちゃんとあった)と思ったんですが、なんのなんの。もう、汗だらだら。

 スズちゃん(バヨ)も、このところずーっとクーラー効いた部屋でしか演奏してなかったからか(義母さん宅でもクーラーかけてもらってたので)、今日は演奏中に何度も先生が調弦してくれるくらい狂いまくってた……(いつもはレッスンの初めに確認して、少々狂っていても私が調弦するんですけど)。

 今の弦、まだ一年使ってないけど、そろそろ替え時かなあ? 日本から持ってきてもらったTiの弦あるし、8月(自分の誕生日を目安)に替えようと思ってたんですよね。でも先生は、まだ大丈夫!と言うし。まあもう少し頑張ってもらうか……。

 

 久し振りに会った娘ちゃんは、レッスン始めたとき、ダイニングのテーブルに座ってて、先生の旦那さんはゴミ出しして駐車場の掃き掃除をしたりしてて、娘ちゃんひとりでした。私が基礎練代わりのクロイツェル2番を弾き始めてすぐに、先生が、ちょっと、と止めて注意点を言ってくれてたら、娘ちゃんが「ママ~! 何してるの!」と音楽止めたことを非難?😆 

 そのあとも、合間になんだかんだとおしゃべりして、私はぜんぜん気にならないんだけど(バヨの音のほうが娘ちゃんの声より圧倒的に大きいしねw)、先生は気になるようで、何回か注意してたけど、そろそろ反抗期? 「ノ!」とかかなりはっきり自己主張してました。すぐに旦那さんが来て、連れていってしまいましたけど。よその子の成長は早いというけど、ホントですねえ。私の腕前もこのくらい早く成長してくれたらいいのにw

 

 さて、先週いちおう暗譜で弾いたクロイツェル2番、レッスンではボロボロだったけど、その後練習を重ねて、だいぶ指が自動的に動く段階に入ってました。まあまだたま~に間違えるけど。でもボウイングとか音程とかに気を配る余裕が出てきた感じ。で、デタシェと4音スラーは家でも練習してました。シュポアはちょっとやってみて、途中で訳わからなくなって挫折、の繰り返し。

 ボウイングが変わると指がわからなくなる、というのは、まだ暗譜が完璧ではないってことですよね。慣れもあるのかもしれないけど。あと、意外と、ゆっくり弾くとかえってわからなくなる、というのも。速く弾いてると指が自動的に動くのに、ゆっくりにすると、あれ? 次どこだっけ?ってなるw

 で、今日のレッスンでも、最初はデタシェで弾いて、まあ前回よりはだいぶマシに弾けたと思います。で、4音スラーでと言われて、それも練習してたから、まあまあ(途中ちょっと間違えたりはしたけど)最後まで弾けました。じゃあ4音スタッカートで、と言われて、それ、ボウイングとしては4音スラーとほぼ同じです。ただ、1音ごとに止めるだけ(いや、厳密にはもうちょっと違うけど)。なのに……で、できない! なんで!?

 たったそれだけのことで、指がわからなくなり、どうだっけこうだっけ、と考えてると、弓がぜんぜん動いてなくて、小っちゃく小っちゃくしか使ってなかったりする(あとから考えるとクロイツェル4番でそういう練習さんざんしてたからかも?)。いやはや。

 それからシュポアも、と言われましたが、これまた……まあ少ーしは家でやってたので、でも、でも……ぎゃあああ、わからん! どこ弾いてましたっけ?ってなるw 

 とりあえず、この辺は宿題となりました。落ち着いてやれば、だんだんできるはず。きっと、たぶん……。

 

 それからクロイツェル4番。先週、暗譜しますって言ったけど、できませんでした。最初の2段くらいは、練習してて自然に覚えてしまってたんですが、その先、この一週間で(でも2番ほど熱心にはやらなかった、それは認めます)どうにか真ん中辺までは、というレベル。

 2番はね、なんだかんだ言ってもけっこうシステマティックな構造になっているので、覚えやすいんです。大きく分けて6つのパートになってて、その中でパターンの繰り返し。それに4番よりはよほど回数も弾いてるし。

 でも4番は、2番よりメロディックではあるんですが、やっぱり似たようなパターンが、でも不規則に出てきて不規則に繰り返す。これももっとじっくり解析したら覚えやすくなるかなあ? でも楽譜にこれ以上ごちゃごちゃ書き込んだら音符が見えなくなりそうなので、別口にプリントアウトしてやってみようと思います。パソコンでやってもいいんだけど、やっぱ手書きのほうがちゃちゃっと書けるしね。

 

 レッスンでは、そのあとノクターンも、先生のピアノで音程確認しながら通しました。まだ数か所、音程が不安定なところあり、今後の課題です。エルフは時間足りず、まあ練習もそんなにしてなかったのでよかった😅

 エルフとノクターンもほぼ暗譜してるんですが、まだときおり、あれ?となることがあり、まあこれはそんなに暗譜に拘らず、きちんと弾くことのほうを優先。

 ところで、暗譜暗譜と考えてたからではないでしょうが、さっきYoutubeでこんな動画がお薦めに出てきました。


www.youtube.com

 

 これはピアノの話なので、あまり当てはまらないところもありますが、参考になるところも。ゆっくり弾くと難しいって、一般的なのか! 体が覚えちゃってるという以外にも、ゆっくりだといろいろ雑念が入ってくるってのもありますね。

 こないだの記事で書いた、やり直しポイント、これもリカバリーのところで言われてます。初級だとパートごと、そこからポイントを増やしていって、上級だと小節ごと、さらには一拍ごと!!😱 一拍ごとに復帰できるくらいなら、もう完全な暗譜と言えるでしょうね。まあ動画では伝説レベルとして、さらにその上を行ってる人もいるようですが。

 とにかく今の私の暗譜レベルは初級の初級くらいだな、と再確認いたしました。ま、焦らずゆっくり中級目指すことにします。

 

 

 

 ところで、バヨの「いい音」というのは倍音をたくさん含んだ音である、というのをどこかで読んで、でも歳を取ると高音が聞こえなくなるとも言いますよね。モスキート音とか、ネットで聞けるところ*1で試すと、まあサイトによりますが、私はだいたい年齢相応に、聞こえない。てことはバヨも、「いい音」出せてるかどうかわかんないんじゃ? というかそもそも倍音聞こえてるんかしらん?

 それとは別に、開放弦のロングトーンを均等に出す練習をしていて、スマホボイスレコーダーでお手軽に録音したのを再生してみて、あまりにひどい音に愕然としました。まあスマホのスピーカーがひどいってのもありますが、パソコンに移してそれなりのスピーカーで聞いても……うーむ。

 で、これって倍音どれくらい出てるんだろ?と気になり、そういうの出してくれるアプリあるかなと探したら、ありますね、無料で。んで、開放弦の録音をそのアプリで解析してみました。

 

 倍音、いっぱい出てるやん!?(ちなみに、年齢とともに聞こえなくなる高音は、ここに出るよりもっと上のほうなので、バヨの音色を感じるには問題なさそうですw) とはいえ、これ、オクターブばっかりかな? 解析の周波数範囲が広すぎ?

 G(ソ)は周波数196Hzだそうで、これだとほとんど見えませんね(下のほうの塗りつぶしっぽいところに埋もれてるんだと思う、これ部屋のクーラーの雑音とかも入ってるだろうし)。D(レ)は293Hz、下のほうに赤くけっこうくっきり出てる線がそれだと思います。A(ラ)は440、これはレより少し上にうっすら赤い線になって出てます。E(ミ)は660で、これもうっすら赤い線。そして、それぞれの倍数になってる線がけっこう何本も。ちなみに、縦に見えてる線は、録音を再生してたら猫が文句言ってきて、それをなだめてる私の声ともども拾われちゃったものかとw

 で、横線になってるのがバヨの音(倍音)だと思うんですが、その周辺のぼわぼわ、これはないほうが「いい音」なんだろうか? それともあるほうが、豊かな響きの音ってことになるんだろうか? 

 プロの音を解析してみたかったんですが、プロが単音をただ弾いてるだけの動画なんてネットにはなくて、比較対象がありません。そういうの解析してるサイトとかあるかもですが、ちょっと見つからなくて。ご存じのかたいらしたら教えてください。

 アプリの使い方をもう少しマスターしたら、先生に私のバヨを弾いてもらって解析するとか、弦を替えてやってみるとか、いろいろ試してみるのも楽しそうです。