気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

肩と肘の脱力の意味

 今日も無事レッスンでした。

 

 なんか毎回、詳しくレッスンの内容とか書いても、誰得?って感じもしてきて、そんな時間あったら練習しろや!と思わないでもなく……。でも今日の午後、朝のレッスンで言われたことなどを自分なりにいろいろやっていると、ああ、こういうことかぁ、とわかった(ような気がした)りする場合もあり、そういうのはやはりきちんと言語化しておきたいので、やっぱり書きますw

 

 先生って、レッスンの内容をどういうふうに決めてるのかなとときどき思います。

 ダンナがコロナで仕事が在宅で暇だったころに、同じ先生に少しだけピアノ習ったんですが(すぐにオフィスワーク始まっちゃってそれきりになったけど)、そのときダンナと意見一致したのが、前回のレッスンで教わったこと必死に練習していっても、次のときにはまた違うことやらされて、できないってループだよね、と。もちろん、できることをやってもレッスンにならないし、それが正しいレッスンのあり方なんでしょうが、初心者としては、前回習ったことができるようになったのを披露して誉めてほしい、って気持ちもあるんですよねw 

 それにしても先生、私が毎回、しばらくサボって練習してなかったことをピンポイントで持ち出してくるような気がするw ルーティーンで、というわけでもなく(法則性があるなら、それを見つけ出せばヤマを当てることができるのにw)、単なる気まぐれかなあと思ってたんですがね。

 

 今日はまず基礎練でスケールとアルペジオとテトラコルドをやりました。スケール、2音スラーから始めて、4音8音16音24音と増やしていくんですが、テンポも速くなるので、音程とボウイングが乱暴になります。今日はそこ注意されました。どの速さでも音程やボウイングには無関係、影響してはダメ。はい、ですね、頭ではわかってるんですけどね。体がそのとおりに動かないだけで……。

 それからずいぶん久し振りにシュポアヴィオッティをスケールで、と言われました。う……! クロイツェル2番ではときどきやってましたが、スケールではもう何ヶ月?ってくらいやってない……。やってみたら、クロイツェルに比べて短ッ! すぐ終わっちゃう。でもまあクロイツェルでけっこう頑張って練習してた(過去形だけど)からか、これはすぐに合格。ほっ😌

 

 先生、もしやこの基礎練の私の状態を見て、今日の課題を選んでるのかなあ? 次はクロイツェル二つやりましょう、と言われ、まずは2番から。2番はバリエーションがありすぎて、ここんとこ4音スラーか、4音スラー+4音刻みくらいしかやってなかったんですが、先生、今日はいきなり、弓の真ん中で短いデタシェで(スラーなし)、と言う。げ……! 

 で、とにかくやってみたら、まず、手首をしっかり動かして!と言われ、それを頑張ると、今度は肘と肩が固定しすぎと注意されました。肩や肘はほとんど動かないけど、ぎゅっと力入れて固定してはいけない。今日のレッスンのメインテーマは、これでした。

 開放弦で、右手だけに意識集中してやると、まあまあできるんだけど、クロイツェルを弾こうとすると、最初のほうは簡単だし指もほぼ覚えてるのでまだしも、ポジチェンとか入ってくるとそちらに気を取られて右に力が入っちゃうんだよなあ……。

 でも、大事なことですから、何とか身につけなくては。というわけで午後練はひたすらその練習しました。

 先生が言うには、肘や肩が固定されてて手首だけで弾くと、弓の動きが小さくなり、音も貧弱になると。自分で弾いてると、その辺の違いがよくわからないのですが、家でひたすら練習していると、肩に力を入れることによって、

  1. 腕の動き(弓のアップダウン)が阻害される
  2. 腕の重さを弓にかけていないことになる(音が貧弱になる原因)
  3. 移弦がスムーズにできない

などの弊害があるわけだ~!😲と気付きました。

 しかしね、ひたすら弓の真ん中2cmくらいを使ってキコキコと往復、開放弦でそんな単純な動作をやっていても、なかなか本当に純粋にきれいな音を出せてないんですよね。ちょっとした加減で雑音が入ったり。左の指を入れると、なおひどくなる。クロイツェルの短いパート(1小節くらいとか、その半分とか)のちょっと難しいところや1オクターブの音階を徹底的に練習しても、サードポジくらいだと押さえた弦が下がるので、隣の弦に触れやすくなったり、移弦で雑音が出たり。

 なんで!? なんでこんなことが(習い始めて3年半も経ってるのにw)難しいのッ!?😱

 でもとにかくここを克服しないことには、きれいな音は一生出ないので、何とか頑張るしかない。やりながらいろいろ思い出してたんですが、最初のころ言われた「もっと楽しんで!」とかも、これと関係してるんだろうなあ。気持ちを楽にしたら体も楽に、力が抜けるだろうし。ここできない~!と思うこともよくないんだろうなあ。緊張して力入っちゃうし。

 弾きながら、部屋のなかをうろうろ歩いたりもしました。そうすると力抜けるってどこかで読んだ覚えがあるので。でもクロイツェル弾きながらずっとは歩けないしなw まあほぼ暗譜してるとはいえ、まだ間違えるところは多々あるので。

 

 レッスンはこのあと、時間ないからとクロイツェル4番は飛ばして(ラッキー! いちばん練習できてない曲だからw)、エルフの踊りをテンポ110でピアノに合わせて弾きましたが、先生、もうどこから直していいかわからん……って感じに絶望w ごめんなさいw 先週ボロボロだったから、それなりに練習はしたんですけど、まだなんか中途半端なところで。

 とりあえず少しテンポ落として丁寧に練習しましょうか、ということになりました。ソティエだからあまりテンポ落とすとかえって弾きにくいんだけど、速いと左手の指がついていかないというジレンマ。これもたぶん、脱力が関係してるんだろうなと思いますが、まずは右の脱力が先だ!

 

 ノクターンも外せないので、エルフはさっさと終わってそちらへ。

 ノクターンのピアノ伴奏、先週見つけたの、指が何とかついていけるようになったら合わせてみようと意気込んだんですがね……。やってみたら、撃沈。ぜんっぜんわかんない。最初に入るところは(合図も出してくれるし)わかりやすいんですが、長ーーい音符のとことかで入り損ねるともうダメ。うがーーーーーーー。

 今日のレッスンでは先生が横で数えたり入るとこ指示してくれたりで、どうにか弾けましたが、ピアノ聞いてる余裕ないので、一人だとできない。ただ、中盤でバヨと同じ旋律を弾いてるところ、実は同時じゃなくてプチフーガっぽくなってるんだそうで。そ、そうだったのかー! 合わない合わないと思ってたよw

 今までバヨとピアノのデュオの動画もいくつも見ましたが、どうしてもバヨばっかり聞いてしまってピアノ聞いてないので、ピアノにしっかり耳を傾けて聞き込むしかないですね。楽譜を見ながら聞くのもいいかも。しかしそれでも、ピアノ伴奏わかりにくいですハチャトゥリアンさん……。

 まあとりあえずはしっかり指とボウイングをマスターしてから合わせたらいいよ、と先生。そうですね、焦りは禁物、じっくり取り組みます。でも譜読みはばっちりだね~、と先生が今日も言ってくれて、ちょうど楽譜フォルダをめくってたときだったので、実はこんなんしてました、と色分け楽譜を見せました。先生笑ってた。この色は何?と訊かれたので、弦ですと答えたけど、メキシコ(やキューバ)ではこんな方法あんまり使わないのかな?

 とにかく、中盤の難しいところがまだスムーズに演奏できないので、そこんとこもっと頑張らないと。ビブラートの問題もあり(長い音符はともかく、短いのにかけるのは至難の業)、でもそれも徐々にでいいから、かけられるところからかけていって、とのこと。

 

 ミミがもうすっかり本棚によじ登ることを覚えてしまって、新しい寝場所が気に入ったらしく、しょっちゅう上で寝てます。2メートル超えの本棚のてっぺんw 私も早く、こんなふうに楽々と上に行きたいw

 

 そしてかつ、ワンコ散歩に行こうと思ったら、うちの向かいの公園横で黒い仔猫が鳴いてて、誰もいなくて、遠雷鳴ってるから雨降るかもだし、人には馴れてるようだったのでとりあえず保護しました。

 ブログ書こうと思ってたのに、この子のお世話とお相手するのに時間取られて、もうこんな時間だよッ! おやすみなさい。