気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

セカンドポジ疑問 と 宿題どさどさ

 今週はレッスンどうなるか(カーニバルで学校休み+先生の風邪引き)と思ってたけど、水曜の10時から、と言われてたのが、12時半からでもいい?と言われ。私はいつでも暇ですから、ぜーんぜん問題なし。てことで12時半のレッスン目指して先生宅に到着したのが12時15分。まあいつもこのくらいには着くんですが、今日は……なんかピアノの音がしてる? 別のレッスン中?

 玄関前からメッセ送ったら、すぐにドア開けてくれて、入って、楽器の準備しておいて、と言われたので準備だけはしました(音出しはさすがに遠慮)。やってたのは高校生くらいの女の子で、ピアノですが、ドファラドファラとか、アルペジオみたいなのをやってました。なんか、ものすごくやる気なさそうで、先生も、その指じゃなくて、とか、左手で、とか、注意してるけど、なかなかできない感じ。ま、私も、ボウイング、そこ逆、とか言われてもなかなかできなかったりしますけどねw

 楽器を持って座って待ってたら割とすぐに終わり、でもその子のお母さんが迎えに来るまでそこのソファに座って待ってるらしい……。え、私、その横で弾くの?😱

 と思ったけど、そこはね、もうおばちゃんですから、弾き始めたら気にならない、と言うのはまあやや嘘ですが、気にしてもしょうがないので、スケール練習から始めました。

 

 その子は結局、私の基礎練をずっと聞いてて、じゃあ曲にいきましょうかと言われて楽譜を鞄から出すあいだに、先生が、もうお母さん来てるんじゃない?と外を見て、来てる来てる、と言って、その子はソファに置いてあったバヨケースを持って、私に挨拶して出て行きました。やっぱバヨ弾く子なんだ……😅

 どのくらい弾ける子なのかとか、まったく知らないで済んだので、気にせず弾けましたが、ものすごくうまい子だと知ったりしたら緊張しまくってたかもw でもまだ初歩っぽいとはいえピアノも一緒に習ってるってことは、音楽学校目指してるんだろうし、やっぱそれなりかなあ🤔 ま、今さら気にしてもしょうがないですがねw

 それとも、ドレミの音感もあやふやな感じだから、ピアノで教えてたって可能性も。メキシコは学校で音楽の授業がないところもけっこうあるようで、楽譜の読み方とかドレミを知らない子もいるみたいなので(うちのダンナとか)。

 興味はありましたが、あんまりいろいろ質問するのもなあ、と遠慮してしまいました。

 まあ私も、同じレベルくらいのバヨ友達がいたらなあ……と思わないでもないですが(年齢も近いとか、そんな贅沢は言わないw バヨ年齢が近ければそれでよい)、そういうので人間関係がこじれて、先生を巻き込んでややこしいことになったりしてもイヤだしな……。メキシコ人は、もちろん人によりけりですが、けっこう繊細でプライド高くて扱いにくい人も多いです。あの女の子はそうではなくても、お母さんが、とかね。そんなことになって、先生とのレッスンが難しくなるくらいなら、今のままで孤独に(と言っても先生ちゃんといるし)弾いてるほうがいいかな。

 

 あとで先生が言ってましたが、レッスンの時間ころころ変更してごめんなさい、あの子のお母さんの送り迎えの時間の関係でどうしても調整が必要になって、しかも今日はあの子がちょっと遅刻してきたから、あとに押しちゃって、とのこと。いえいえ、私も時間より早く到着しましたしね。

 しかしこの3年間で、他の生徒さんと顔合わせたのは初めてだったので、ちょっと新鮮な体験でした。そもそもプライベートで取ってる生徒さんは私を入れて今ふたり?三人? だそうで、そして先生も、時間ピッタリに終わるレッスンをするので、そういうことにならなかったのかな。

 

 さて、先週はクロイツェル2番、音程がめちゃくちゃ、と言われて、速く弾くことばかりに専念していたのを反省し、今度は音程を気にしてずっと練習してました。特にセカンドポジション、ちゃんとやったことないからといろいろ基礎練習をやってみたりしてたんですが、そこで疑問が。

 

 これ、私のポジションカンペ(って死語? カンニングペーパーです)。サードポジでは、人差し指がドソレラと同じ高さに並んでますが、下のセカンドでは、G線のシはその下のラから全音ですが、それ以外のファドソはファーストポジの人差し指の音から半音上で、ずれてる。

 で、セカンドポジを取るときの親指の位置は、どちらに合わせるべき?

 クロイツェル2番では、セカンドポジがけっこう出てきますが、いちばん低い音でもファ(D線の)で、G線でセカンドを取ることはないです。よって、私はずっと、ファーストから半音ずらした位置でセカンド取ってました。が、これでいいのか?

 ということを今日のレッスンで先生に必死で説明して、最初はなかなかわかってもらえませんでしたが、どうにか通じてw 答えは「基本としては、全音ずらした位置(G線のシの位置に親指と人差し指付け根が来る)。でも弾いてる流れでファドソの位置に置くことがあっても問題はなし」とのこと。つまり、クロイツェル2番で今までどおりでもよい、ということで、一安心。

 ていうか、そんな細かいこと気にする?って思われたかもw でもすいません、思考回路がけっこう理系なので、こういうの気になるんです。

 

 もうひとつ、今日クロイツェル弾いてて、先週よりは音程だいぶ良くなってると言ってもらえましたが(そりゃそーでなきゃ困るよ、そればっか練習したんだし)、でもまだうまく取れないところがあるのも重々承知。特にオクターブ取るところが、ファーストセカンドサード、3種類のポジションあるからその間隔の違いがまだ……と言ったところ。

 先生が言うには「ポジション関係なく、オクターブのときの小指と人差し指の距離は同じ」って……。ええええ~~~? それはないでしょ、違うでしょ、とまた揉めましたw だって、ギターのフレットとか見れば一目瞭然、ポジション上がるほどにフレットの間隔は狭くなっていくんだからさぁ~。

 先生はたぶん、もう無意識にやっちゃってるんだろうなと思います。変わると言ったって、サードくらいなら1ミリ単位の違いだろうしね。そして先生は指が長いから、そんなに違いを感じないんだろうな~。

 私の場合、ファーストポジで1オクターブ取ろうとすると、もう小指を必死にいっぱいいっぱいぎりぎりまで伸ばさないとダメです。これがサードポジだと、そこまでしなくても普通に伸ばせば届く感じ。セカンドもそんなつもりで弾いてたら、音が合ってないことに気付いて、頑張って伸ばしてました。ファーストほどではないにしても、サードよりはだいぶ伸ばさないとダメ。そういう差があるので、それがたとえわずか1ミリ、いや、0.5ミリであっても、私にはこの違いは大きいのです。

 結局、この点で先生と合意に達することはなかったですが、まあ指の間隔はそんなに違わない、くらいの気持ちで弾くことにします。あ、でもスケールやアルペジオの5ポジ6ポジになると、やっぱだいぶ違うけどなあ。ここまで来ると、掌部分が楽器にかぶさるので、そもそも同じだけの指の間隔を保持できないからな。

 

 という感じのレッスンだったわけですが、最後に先生が、来週は月曜の朝8時半、いつもどおりにレッスンできるけど、その次の週から一ヶ月留守になりますと。ぎょえ~、マジか! まあしょうがないな。子供のころは学校なんて休みになったら嬉しくてしょうがなかったけどなw

 3月29日に帰ってくるけど、その次の週はセマナサンタで、今のところ出かける予定はないので、なければレッスンは余裕でできる(大学は休みなので)、でももし出かけることになったら、復帰はさらにその次の週から、とのこと。はい、わかりましたぁ……😓

 まあクロイツェル2番の各種ボウイング、今日はレッスンでシュポアもやらされ、これはまだぜんぜん手が届かないとハナから放棄してたんですが、やっぱ練習するしかないし、それ以外もそこそこ弾けるようになってるとはいえ、まだまだ音が汚なかったりするから(でもおかげでボウイング、特に移弦がなんかマシになってる実感あります)、やることはいっぱいあるしな。

 と思ってたら、先生、クロイツェルの別のもやりましょうと言い出す。へっ? 楽譜を見て、4番がいいかな、これにしましょう、と。クロイツェル4番、こんなんです。


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 ボウイングが、めっちゃんこ、ややこい*1!!!!😱😱😱 この動画だとカーソルが動いてくれるのと、5小節目からの三連符にちゃんと「3」ってついてますが、原本の楽譜には3ついてません。さっき見てて、え、ここは三連符なの、それとも5/4拍子なの?と悩んでました。

 まあでも、ハ長調だし、そんなに臨時記号はついてないし、ゆっくり頑張れば何とかなるか……も?

 

 それから先生、前から言ってた(エチュードでない)曲も楽譜送っておきますね、と。これはソティエを使った曲で、4音ソティエと2音ソティエ混じってると。ぎょえ~~~~😱😱😱

 エズラ・ジェンキンソンという人の曲です。「妖精の踊り」、ってパガニーニちゃうんかいw


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 この演奏動画を見ると、こんなん弾けるんか……!?と思いますが、検索してみたところ、

en.wikipedia.org

 この作曲者はイギリス人で、でもドイツで暮らしたこともあり、そのせいか曲名にドイツ語多いな。「彼の最も有名な作品「妖精の踊り」は、スピッカートを多用した、ヴァイオリンの中級者向けの傑作」だそうです……。

 

 楽譜見てたら、こんな音符が出てきて、何じゃこりゃ!?👀

  

 棒の部分の斜め線はトレモロならぬソティエの記号ってのは習いましたが、上の点々ふたつは? 次のレッスンで質問します。

 ダブルシャープってのも、存在は知識としては知ってたが、楽譜で見るのは初めて。

  

 ダブルシャープにするなら、(この場合ファについてるので)最初からソにすれば? とずっと疑問に思ってましたが、これ見てると、なんでダブルシャープにするかわかる気がしました。ファだから人差し指で押さえるんですよね、ソだけどw 中指はソ♯を押さえてるので、ここはその中指をずらしてソにするより、人差し指のほうが合理的(そのあと中指のソ♯が続くので)。とするとここはファとしてダブルシャープつけるほうがバヨ的には意味があるわけです。

 

 そして、ラストはこんなんw

  

 えーと、これ、最後の4重音もピチカートですかね? その前のも、どうやったらこんな指押さえられるのか、さっぱりわからん。ちょっとあとで、演奏動画をじっくり見てみます。

 この曲、練習曲として有名なんかな。マウラー氏のチャンネルにもありました~!😆


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 テンポ60から160まであるw これなら何とかなるかも? しかもこちらでは楽譜が、ソティエ表記じゃなくて全部16分音符だぁ~!

 

 というわけで、今日は水曜、次のレッスンは月曜で、また中5日しかないのに、次のレッスンが長期休暇の前の最後のレッスンなので、クロイツェル4番と妖精の踊りをそこそこに仕上げていかにゃならん! ブログ書いてる暇もない!と思ったんですけどねw そこはやっぱり書いておきたくなりました。

 まあおかげで練習に参考になりそうな動画も見つけたし! しかし次のレッスンまで、読書はちょっとお預けにして、その分バヨ練習すべき? 先生、私が毎日5,6時間練習してるとか思ってませんか!? それは無理としても、日に3時間くらいはやらないと間に合わないんでは??? 少なくとも、音符読めて左の指がそこそこ動くくらいにはしていかないと、レッスンにならないよね?

 と焦りつつもブログ書いてたりしてw、そしてもう寝ることにしますw おやすみなさい。

 

*1:関西弁です、ややこしいって意味です