気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

いろいろ急ぎすぎ? セカンドポジの音程とか

 今日はまた、月曜の朝8時半からのレッスン。先週のレッスンは、先生に「まだ目が覚め切ってない?」とか言われちゃいましたが、その後、薬の副作用で低血圧だったことに気付きました。そういえばレッスン中も、先生の話を聞いてるあいだに一瞬だけ、座りたいような気がしたんですよね(椅子ないから無理だけど)。あれも今思えば低血圧だった。頭に血が回らないし、体もいまいち思うように動きません。

 副作用が出るのはいつもというわけじゃないんですが、たまにあります。レッスンでそれでは困るので、どうしたもんか。その1,薬を飲まずに行ってレッスン後に飲む。その2,薬は飲むけど、緑茶を飲んでカフェインで血圧を上げる。後者だと、トイレに行きたくなっちゃうかもしれない、というデメリットがあるので、今日はその1でやってみました。まあ週末にダンナに付き合ってけっこうがっつり肉を食べたおかげか、薬飲んでも大丈夫だったかも(帰宅後飲んだあとも何ともなかったし)。対策その3,週末に肉をしっかり食べる、というのもありかなw

 

 さて、先週のレッスンから練習できる日はたったの5日で、なのに宿題がたくさん出てました。結局、クロイツェルをシュポアで、というのは難題で、ほぼできず。まずは弓中、弓元、弓先のデタシェで弾くのと、2音と4音スラーを、どうにかこうにか、テンポ60なら何とか弾ける(かも)くらいのレベルまで。それと並行して、ピアノ伴奏もテンポ70までは作ってあったのを、80のも作ってトライ。でも70はかなり成功率高くなってきましたが、80はまだまだ速すぎて、最後まで何とかついていけてもラストはボロボロ。という感じでした。

 

 しかし今日のレッスンはそれどころじゃないシビアさだった……。

 まず、基礎練で毎度の注意点を繰り返されながらいろいろやっていて、ふと先生が、E線6ポジの最高音のソがきれいに出ないわねえと。そーなんです、けど、そういうもんかと思ってましたw かすれてキーキーいうような、そして風が隙間を抜けるときのような雑音もずーっと鳴ってる感じ。

 雑音はたぶん、弾いてる本人にしか聞こえないレベルなんじゃないかと思いますが、そもそもの音もきれいじゃない。で、E線開放弦でまずゆっくりと全弓で弾いてみて、と言われ、先生じっくり私のボウイングを観察。肘に力が入ってて、変なところでわずかに下がったりするので音が変わる、とか、人差し指の圧をずっと一定にかけ続けなきゃいけない、とか、いろいろとコツを教えてもらいました。

 が、それで、はいそうですか、とできるわけではないのですよね。そもそも人差し指の圧、というのはわかるようでわからん、かけてるつもりでもかかってなかったりするし。いろいろ説明もしてもらい、やってみたりもしましたが、ちゃんと体得できたとはぜんぜん言えない状態。

 でもここまでですでに40分くらい使っちゃったので、基礎練はもういいことにして、クロイツェルやりましょう、と。

 

 時間ないから、冒頭は省略して、ポジチェン始まるパート3のあたりから、と言われ、けっこう速め(たぶん70に近いくらい)でピアノ伴奏なしで弾いたら、音が滑らかじゃない、つながってない、と注意されました。う~ん、練習でも気付いてたんですが、ゆっくりだと手首とか小指とか気にする余裕もあるのでもうちょっとマシだと思うけど、速いと音符を追うだけで必死になっちゃうからなあ。

 ということでiPadに入れてたピアノ伴奏で、60で(スピーカーなかったのでほとんど聞こえなかったけど)流しながら弾いたところ、たぶん、音のつなぎはマシだったと思う(先生もそれ以上そこについては言わず)。でもね、音程が悪い、と言われました。

  😱😱😱

 ピアノに合わせたときのほうがマシだったけど(そりゃ音程狂ってもある程度ピアノに合わせて修正できるし、ゆっくりめだったし、冒頭から全部弾いたからというのもあると思うけど)、それでもまだあちこちずれてる、と。

 ピアノに合わせて弾くのもいいけど、伴奏なしで弾いてしっかり自分の音を聞く練習もして、とのこと。うーん、でもそれで音が狂ってるかどうかわかる自信、ないですけど……。でも確かに、ピアノに合わせるのとソロで弾くのとでは、後者の方が自分の音しっかり聞けるってのは間違いないんだよなあ。

 

 来週はそこちょっとみっちりやりましょう、と言われてレッスン終わりましたが、どういう練習したらいいんかなあ、と悩みました。で、午後、まずはピアノ伴奏ありとなしで録音してみて、それをチューナーにらみながら聞き直して、ずれてるところをチェック。確かに、けっこう狂ってるわ……。

 自己分析というか言い訳ですが、このところボウイングバリエーションの練習と、速く弾く練習ばっかりしてたので、左手のほうがいい加減になってたのかも。ボウイングバリエーションやるためには、まず左手が間違いなくできるようになってないといかんのでは?

 そして、チューナー頼りでチェックしてみて気付いたんですが、音がずれるのは小指が届かないで低くなってるところは予想通りですが、それに加えて、セカンドポジションのところでした。ポジションチェンジ自体がうまく行ってないのと、セカンドポジション内での指の間隔もテキトーにやっちゃってました。

 そもそもセカンドポジションって、サードポジみたいに練習曲とか何にもやらず、いきなりこれで出てきたのを適当に感覚で手を動かし、指の間隔もこのくらいかな?でやっちゃってましたからね……。最初のうちはそれでも、音程をいちいちチェックしてたので、何となくでも音がかなりの確率で合ってたと思うんですが、ボウイングとか速度アップとかで、その辺がグダグダになってたんだと思います。

 

 というわけで、楽譜にセカンドポジのところをぐりぐりとマークして、そこを中心に、チューナーで確認しながら練習。セカンドポジだけでスケール練習もやって、指の間隔を覚える努力も。

 ここで、セカンドポジへの移動に関して疑問も出てきたので、来週のレッスンではそこもきちんと教えてもらおうと思います。

 サードポジは一曲ずつ練習曲があって、各弦での移動から丁寧にやったのに、そのあと5ポジはスケールで、アルペジオでは6ポジが出てきて、そこらもテキトーに感覚でやっちゃってますが、本当はこれもきちんとやりたいですけどね~。今のところ、曲では出てきてないので、やってるスケールとアルペジオだけで覚えてますが。

 

 なんかねー、もうこのクロイツェルだけで半年くらいみっちりやってもいいんじゃね? とか思っちゃいますね。エチュードだし、人によってはつまらんと思うのかもしれませんが、私は嫌いじゃないです。すでにこれまでに先生が出した課題、

  1. テンポ80、もしくはそれ以上で
  2. 弓中、弓元、弓先のデタシェで(きれいな音で、ボウイングの肘や手首や小指もきちんと)
  3. 2音スラー、4音スラーで(これもきれいな音で移弦もしっかり)
  4. シュポアのリズムで(+まだ課題にはされてないけどヴィオッティも)
  5. ドードドのリズムで

 これだけを、音程正しくちゃんと弾けるようになるのには半年あっても足りないくらい? まあエチュードなんだし、おいおいやって行きつつ、曲もやりましょうってことになるのかもだけど(わかんないけど)、何となくこれを中途半端にしたまま別の曲を始めるってのもなあ……と、この三年ですっかり先生の一曲徹底主義に染まってしまってる私?w いや、もともと凝り性で、カタツムリ🐌でカメ🐢なので、ひとつのことをじっくりみっちりやるのは得意かも。

 まあどうなるか、今後の先生のお沙汰を待つことにいたしましょう。

 

🐢「まだまだあの くろいつぇる とかってのを聞かされるらしいよ……ゴニョゴニョ」(使いまわしの写真で失礼!)