気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

クロイツェルバリエーション一気に増殖 と 薬指問題

 今週は月曜が祝日だったので、火曜日にレッスンの日変更。基礎練をマジメにやって(ほぼ30分、でも最後のほうにあるビブラートや指練習はサボりがち。やる順番を日替わりにするとかしないといかんかも?)、そのあとクロイツェルのドードドのリズムでボウイング練習、という一週間でした。ボウイングは、最初に比べたらだいぶマシになったと思うけど、何しろ一回弾ききるのに8分くらいかかるから、最後のほうは疲れてるし(でも最後までたどり着けないほど長いわけではなく、体力つけるのにちょうどいいかも?)音符読むのもけっこう大変なので、ちゃんとできてるかどうか自分ではよくわかりません。今日のレッスンで、先生に見てもらおうと思ってました。

 

 それと、基礎練マジメにやってて、アルペジオがうまく行かないのは6ポジの手の形が難しいからだとずっと思ってたんですが、それもあるけど、戻るときに6ポジのソ(人差し指)から3ポジのミ(中指)に下がるとき、弦を押さえ損ねることが多い。で、そこからグダグダになっていく、ということに気付きました。

 で、どうしたらよいか? と考えたら、そりゃソを押さえてる人差し指をそのままスライドさせてサードポジに行ってから中指を押さえるんですわな。というか、それポジチェンの基本やろ!?

 まあ実際には、6ポジのときの左手がかなり無理を強いた形になってるので、早くそれから解放されたい、という思いでついつい人差し指を離してしまうんですな……。でも言い訳しててもしょうがないので、昨日だいぶ頑張ってそこで人差し指をスライドさせる練習したんですが、これがけっこう難しい。ちゃんとできるようになるには、まだしばらくかかりそうです。

 

 ということを今日のレッスンで先生にも訴えて、アルペジオはゆっくりめに。それからテトラコルドは、どうにか音がまあまあ取れるようになってきたかな? くらいの感じなんですが、今日は4音スラーでやってみて、と言われました。ビビったけど、やってみたら意外と難しくはなかった。次に来るのは、じゃあもうちょっと速く、ですかね……。今日はそこまで言われませんでしたが。

 

 それからクロイツェル。さあ、ドードドの練習の成果を! と思ってたら、先生、今日は弓の真ん中でデタシェで、とおっしゃる。まあまずはそっちからでもいいか、と思ったんですが、前の前のレッスンで、弓をもっと大きく使って、と言われてたので、テンポ50(♪=50)から始めて、60、70くらいまで何とか弾けるようになってたのを、また50、60に戻して弓を半分くらい使ってました。しかもそれも、ドードドやってたから、ほとんどやってなかった……。

 メトロノームある?と言われてiPadのアプリのを出したら、先生が、じゃあこれくらいのテンポで、と設定してくれたの、家に帰ってから見たら、♪=80でしたよ。どーりで、弾けなかったわけだw ドードドだと譜読みはすごくゆっくりです。それに慣れちゃってて、たまに普通に(デタシェで)弾いてもテンポ50くらいだったしな。70でも弾けるかどうか……ってところだったのに、80とか未踏の地ですよw はい、もうそりゃボロボロでした。

 それでもどうにか(間違いだらけながら)最後までたどり着いたら、じゃあシュポアのリズムでやってみようか!と先生。ひぇっ!?

 シュポアのリズムというのは、こんなんです(クロイツェル2番冒頭部分)。

    

 頭混乱しながらどうにかこうにか弾いてみたところ、先生が言うには私のはリズムが三連符っぽいそうで……。もっと、パパン!パパン!と、と言われました。それってもう、付点16分音符と32分音符じゃなくて、ほとんど装飾音符なんでは?ってくらい32分音符が短い気がしましたが、先生、私がわかりやすいようにと長短を強調してくれてたんかな?

 そして、スケールのシュポアでもさんざん言われてますが、実際には付点16分音符も音価いっぱいいっぱいに弾かず、こんな👇感じ。

   

 これを音源として出力し、Youtubeにアップしたのがこちら。

 

 

 冒頭の画像は、前奏です(最近、基礎練のこういうのいろいろ作ってるので、前奏何拍だっけ?となるのです)。今日はうんとゆっくりめ(テンポ50)に作りました。少し慣れてきたらもっと速く弾けるように頑張らねば。

 

 さて、レッスンではシュポアがやっと終わったと思ったら、先生、デタシェも弓の真ん中だけじゃなくて、弓元と弓先でも弾いてね、とおっしゃる。ちょっとだけ弾いてみようか、と冒頭部分を弾きました。弓元のときは右の手首しっかり持ち上げること。真ん中のときも手首しっかり動かすこと。弓先では弓がちゃんと弦に直角になるよう気を付けて。

 それから2音スラーと4音スラーもやろうか、はい。2音スラーはそれ自体は難しくないですが、全弓使うので、弓が常にまっすぐかどうか気をつけないといけません。4音スラーも同じくですが、これにはさらに落とし穴があって、

   

 こういうとこw 4音スラーですから、もちろん桁がつながってる4つをワンボウで弾かなきゃいけないんだけど、音程的には2音目から次の1音目がまとまって聞こえるので、ついつい手がw

 

 というわけでクロイツェルは、デタシェで弓の真ん中と元と先、シュポア、2音と4音スラーでやってきてね♡ と、いとも簡単におっしゃる先生……。えーと、ドードドはもういいんかな? それともそれはとーーーーぜん続けて、それプラス、これ?

 シュポアはリズムが違うけど、それ以外の5つは、ボウイングの違いはあるものの、ご近所の皆さんにはどれも同じに聞こえると思うんですよねえ……。毎日5回(たぶん一発でちゃんと弾けるとは思えないので、さらにその倍数)クロイツェル聞かされるのか、ご愁傷様……。

 ていうか、これだけでどんだけ時間かかるんよ??? クロイツェルでシュポアするんなら、スケールのシュポアはサボってもいいですよね? でもそんなの、数分の節約にしかならないけどw 

 しかも来週に向けて新しい曲のスコア送るね~、とのことです。そうだよなあ。てことはもう、クロイツェルを基礎練と考えてよろしいか? 4音スラーとか言わず、冒頭は2音スラーで始めて、4小節ごととかに、4音、8音、16音、24音スラーにしていくとか。スケールやる代わりに。いずれヴィオッティのボウイングでもクロイツェルやるって言ってたしなー🙄 マルテレ、スタッカート、スピッカート、ソティエ、ぜーんぶクロイツェルでやっちゃえ!?

 

 今日のレッスンでもうひとつ発覚した問題点。

   

 この部分なんですが。最初のシの音をA線の人差し指で出したあと、次のE線小指のシとその次の薬指のラ♯ですが、このときA線の人差し指を押さえたままにして、と言われたんです。で、やろうとしたら、小指はどうにか届くんだけど、薬指がね……ラのナチュラルなら押さえられるんですが、シャープがついてるので小指に寄せなきゃいけないんだが、指がそっちに動かない!!! 先生、え? そんなはずは、って感じで私の指を動かそうとしてくれましたが、力を加えればまあ横向きますが、自力では動かないよ?

 そもそもは、もっと左手の指先を自分のほうに向けて!とは言われました。薬指以外の3本はどうにか自力で向けられるんですが、薬指は、力が入らないというか、無理ちゃう? 今もやってみたところ、微かに動く、かもしれない?くらい、しかもそのとき、親指の付け根にめっちゃ力入ってます。これはあかんやろ。

 生まれてこのかた半世紀以上、たぶん一度も使ったことのない筋肉が薬指のどこかにあるのでしょう。そもそも、4本指をピアノ弾くときみたいに立てて、一本ずつ上下に動かす(動かさない指は机の面に触れたまま)という運動をするときも、薬指だけがほとんど動きません。他の3本は5センチくらい余裕で上がるけど、薬指は1センチがやっとこさ。え、みんなそうじゃないの?

 

 というわけで、宿題が山ほど出ちゃったんですが、今日は火曜日、次のレッスンはまたもとに戻って月曜日、そして明日(水)は隣町の病院に定期検診に行く日なので、練習できません。つまり、練習できるのは今日も入れて5日間しかない! 今日はレッスン行ったから、まあいいや……ってサボるわけにはいきません。だから頑張ってブログも午後練の前にアップしますね~。

 

 ふぃ~、やれやれ。と言ってるネネ。