昨日（木）は臨時に用事が入っちゃったので、先生にお願いしてレッスンは今日（金）に変更、そしていつもは11時からだったんだけど、暑いんだよねえ。レッスンのとき扇風機だけだし、マスクしてるし。で、朝早くなら少しはマシかと思って、9時からにしてもらった。先生も、今はコロナで大学お休みだから、時間の融通は効くしね。
スケールから、って言われて、この一週間何やってたんですか？？？ってくらい、前と変わらん音出してしもうた……。いやもうホントすみません。まあ、手首に気を取られて、音色改善はあんまりやってなかったよね、そう言えば。
はい、スケールもきれいな音でね、どの音も均等に。
それから今日はコンチェルティーノの第2楽章。すみません、これもぜんぜんきれいに弾けてません（ほぼ第1楽章しか練習してなかったし）。弾いてるあいだに先生が私の左手をグニグニ。親指付け根の力をほぐそうとしてくれるんだけど……ｗ これが一点。
それから、元弓（弓の付け根）のとき、もっと弓先を外に向けること。これが第二点。駒と平行になってなかったらしい。
そして今日の最重要ポイント。肩の使い方を教わりました。文字で書くのは難しいんだけど、弓のアップのとき、両肩をすぼめるような気持ちで、特に左腕の肘を内側に入れて、楽器を弓に持っていく感じ。ダウンのときは逆に、肩を開いて。
うん、これね、だ～～～いぶ前にも教わりましたね。先生にも言われたけど。そのころもいちおう練習してはみたものの、あんまり定着してなかったっぽい。すいません。しかし今日は対面レッスンなので、先生が私の肘や手首を、こういう形、と直してくれたり、目の前で先生が実演してくれるので、オンラインより30倍くらいよくわかる。あと、私のほうの理解もやっとその辺まで追いついてきてるんかも。
つまり、楽器は固定で、その上を弓が行き来する、というのではなく、楽器と弓をこすり合わせる感じ。え～、そんなんしたらまた不安定になって変な音出したりしそう……とは思いましたが、午後の練習で開放弦でとにかくやってみたら。
１．意外なことに、そのほうが音が安定する
２．弓の切り返しのところで音が途切れないで滑らかに、つまり移弦もマシになる
これは気持ちいい～～～～～。開放弦で4つの音を延々と弾いて練習してましたｗ
レッスンでは、このあとコンチェの第1楽章も見てもらって、例の手首のとこですね。形はできてる、とのこと。しかし、刻みすぎ。タラララ ララララ タラリラ ルルルルという感じのところ、私の演奏だと、ダダダダ ダダダダ ドドドド ズダダダみたいな？ｗ これはあとから自分で思ったんですけどねｗ 先生は、Machacadaと言ったんですけど、え、それ料理の名前では？
ネットから拝借した写真ですが、うちのダンナの好きな、牛肉をほぐしたやつをCarne machacadaっていうんです。帰ってから念のため辞書を引いたら、Machacarという動詞で「叩きつぶす」ｗ
で、そうかー、と思って、その場で試しにタラララって弾いてみたら、弾けるじゃないか私！ 音色の出し方は体が知ってる、ってホントだったｗ こないだのレッスンで、ちゃんと自分の音を意識して聴いてねって言ったよね、と先生にもちょっと呆れ顔で言われましたｗ
レッスンではもう時間終わりだったので、帰ってから午後の練習で、ちょっとワクワクしながらここ弾いてみました。まあまだ慣れないので、変な音出したりもしちゃうけど、まあまあ弾ける。他の部分も、こことかもっと歌うように、きれいに、って言われたところとか、冒頭のゆっくりなところとかも、一つずつ音を確かめながら弾いていくと、気に入らない音がいくつかあるんだよなあ、これが。
例えば第1楽章の冒頭、ソーシレソーファミ、なんですが、2音目のシ、これがね、いつもつぶれるの。でも一拍だし、一瞬で過ぎるから無視してた。Ｇ線はだいたい、元から雑音っぽいからきれいに鳴らすの難しいしぃ～、とか思ってた。
でも今日は肩の使い方教わって、それなりにきれいな音出るようになってたから、頑張ってみた。そしたら、どうやら力入れすぎ？ 冒頭はフォルテだからと思ってたけど、音がつぶれては意味がありませぬ。
そこで、ここを筆頭に、その他いくつか毎度音がつぶれてたところを気を付けて弾いているうちに、思ったんです。なんかこれは全体として、眠ってる猫をそうっと撫でるくらいの気持ちで弾くといいっぽい？ いやまあ、うちのダンナみたいに、猫が眠っていようが何してようが、ぐじゃぐじゃ～！っと力いっぱい撫でる人もいますけどねｗ でもそうっと撫でると、ゴロゴロゴロ、と鳴り出す、あれと一緒？ｗ うっかり下手な撫で方しちゃうと、フギャー！って裏返った音が出るところも似てるかもｗ
という、意外な発見で今日は終了。もっと練習したいくらいだったんですが、晩も予定が入ってて出かけなきゃいけなかったので断念。明日また頑張ります。
