気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

本番6日前

 6日前と言っても、金曜と土日は練習ないので、実質3日前?

 いやあ、今日はすごかったです。が、さすがに疲れたので、手短に(できるかな?)。

 

 まず、子供たちの合唱団がぞろぞろと、25人?30人? あの狭い部屋に入ってきました。うわああああ。年齢は7歳くらいから15,6歳? 賑やかで、リュック背負ってる子もいるし、怖い怖い。ケースを膝にのせて楽器や弓を取り出して準備するんですが、周りで子供たちがうろうろするので、とにかく細心の注意を払いました。

 アナレリス先生が椅子を並べ直し、私は指揮する先生の目と鼻の先。うおおおお。おととい来ていた小太りの女性先生は合唱団の指揮者だった様子。

 マックスにはカールくんを渡しました。マックス、それを持って部屋を出ていく。直してくれる先生のところに持っていって、預けてきたらしい。

 

 メンバーは、ファーストバヨ、メリッサちゃん、すっごい久し振りのアナイーちゃん(コンサート出るんだ!?)、そして以前セカンドの助っ人だったミゲルくん、て名前だっけな? 今回はファースト弾くようです。シトラリさんは来てなかったな……。今日は3人。本番は4人?

 セカンドは、バヨ先生(演奏、今回は割と聞えました。あとで書きますが、やはりけっこううまかったです)、マックスと私の3人。これ以上増えないのかな?

 サードにイツェルちゃん。ビオラのケリーさん。練習途中で入ってきたチェロのカルロスくん。コントラバスは今日はなしで、エレキベース弾いてました。4人。

 他は、ギターの先生、リュートの先生、クラリネット、ピアノの先生。これで全部だったかな?

 そして子供合唱団(ウェーバー「狩人の合唱」)と、オーソレミオの独唱する男子(9歳くらい?)。

 あと、ドラムが来てなかったし、フルートのヨシュアくんも長いこと来てない、サックスもいるらしいが、見たことない。などなど。

 しかし、かなり大所帯にはなってきました。

 

 まず合唱団と一緒に「狩人の合唱」を合わせます。これは本番のトリにやるので、きっちり仕上げてね、とアナレリス先生。しかし……子供たちをコントロールするのは大変です。私も……最初何が何だかわかんなくなって落ちまくり、ずれまくり、おいおいおい。何度か繰り返すうちにだんだんわかってきましたが、狭い部屋に大人数で暑いと、頭ぼうっとしてしまうことも発見……。舞台の上はランプでかなり暑くなるというし、大丈夫かな???

 

 これ、去年の8月、私が参加した初日の写真です。大学のサイトに載せるからと撮られたもの(拝借しました)。右から2人目のベージュのシャツの女の子(ユリディアさん)がいなくなって、私が今日このくらいの位置(もっと前)に座りました。そして私たちの後ろにびっしりと、3列くらいになった合唱団の子供たちが立ちます。前のほうにも、上記の各種楽器演奏者が……。どのくらいの密集度か、何となくわかってもらえるかな?

 

 狩人を終えて合唱団の子供たちが出ていき、少しマシになりました。しかし9歳くらいの男の子がひとり、マイクを持って残ってます。オーソレミオの独唱する子でした。私の目の前に立って歌うの、ひえええええ。正直……う~ん、音程とかだいぶ違ってないか? でも先生は、はい、いいよ~、オッケー。ん、そうなの? で、その子も、もう帰っていいよ、と言われて出ていき、あとは楽器だけで練習を続けました。まあ小さい子はあんまり長く引き留められないのかもね?

 

 そして最後にエルヴィス「好きにならずにいられない」。結局、終わってから先生に確認しましたが、バッハのコンチェルトは今回はやらないそうです。よかった~! 12月にやろうね、とか先生言ってましたけどねw それなら、グレーテル先生にもう少しみっちり教わってきちんと練習しようと思います。

 

 バヨの先生や久し振りのミゲルくんの演奏を聞いてて思ったんですが、ビブラートをきれいにかけられると、それだけでもう数段レベルが上。ミゲルくんは少ししか聞えませんでしたが、今日はマックスの後ろに座ったバヨ先生の音、ときどきくっきり聞こえました。で、ビブラートもですが、この先生、強弱付けるのがうまい! すぅ~~っと弾く音のなかにもきちんと変化があって、表情があるというか……。なるほどなあ、と感心しきり。マルティンよりは、だいぶプロフェッショナルな感じです。

 もしこの先生が時間あるなら、習ってみてもいいかも??? グレーテル先生と並行して、となるとちょっとどうかわかりませんが……。でもグレーテル先生も、他に習える先生が見つかったらそれでもいいよ、とは言ってくれてましたしね。二刀流でやっていいかどうかは話に出ませんでしたけど……。

 しかしこうして、うまい人の演奏を聞くと、実に 宝の持ち腐れ という言葉が脳裏を……🤣 向こうも思ってたかもしれんw 私にはまだまだスズちゃんでよかったんじゃ?

 でももうリンさん買っちゃった、あはははは😅 それにね、やっぱりレディースサイズだからか、それとも響き(共鳴の度合い)が違うからか、このごろ音程がだいぶマシになってるようなので、まったく無意味というわけではない、と思いたいです。しかしマジで、このくらいの大所帯になってくると、自分の音が合ってるのかどうかよくわからん……という問題も。自分を信じるしかないのか……😑

 

 それと、今日はオケ練習の前にリハビリに行ったんですが、いつものリハビリのお兄さんの部屋を覗くと……え? 赤ちゃん抱っこしてミルク飲ませてる!? ええ~、それあなたのお子さん👶? 奥さんもいました。5ヵ月の女の子だそうです。めっちゃかわいいの、私の顔見て、もうニコニコ笑っちゃって。で、飲み終わるまでおしゃべりして待って、そのあと施術してもらうあいだも奥さんと赤ちゃん、ずっといました。

 んで、終わる少し前にリハビリのお兄さんが、バイオリンはどう?と訊いてきたので、うん、来週コンサートだから、それ終わるとちょっと一息って感じかな、と言ったんです。そしたら、来週コンサート? どこで? いつ? と……。で、奥さんに、聞きに行こうか、と……。ええええ~マジで?😅

 奥さんも昔、一年ほどキューバ人にバイオリン習ってたんだそうです。え? アナレリス先生?と思わず訊いてしまいましたが、この町じゃなく前に住んでたタバスコで、とのこと。へええ~~~、メキシコにそんなに大勢キューバ人の音楽家いるんだねえ、私の先生も(ふたりとも)キューバ人! なんて話でも盛り上がり。

 奥さん、バイオリンっていいわよねえ、とっても気持ちがリラックスして、と言う。うんうん、私にはややストレスになってますけどねw こうして首が凝っちゃってるわけだし🤣 でもそれは私がいかんのであって、先生にももっと力抜いて! リラックスして!って言われるんだけど、なかなかできないのよねえ、なんて話で笑ってました。

 で、コンサートかなり本気で行きたい感じだったので、たぶん誰でも聞きに行けて入場無料だと思うけど、先生に確認しておきますね、と言っておいたので、練習のあとで先生に訊きました。もちろん誰でもウェルカムで、無料だそうです。あはははは。

 まあダンナも来られるってことで、よかった、ちゃんとできるかわからんけど、動画撮ってくれるよう頼みます。あと、かかりつけの獣医さんと、私の元日本語の生徒(とその家族)も、私がオケでバヨやってるって言ったら、コンサートいつ?と言ってたので、いちおう連絡しておくか……。だ、大丈夫かなあ? 盛大に失敗して恥かかないようにしないと……😅

 

 とりあえず、他の楽器や合唱やが入ると、ずいぶんん勝手が違ってきておたおたする、ということは充分わかったので、月曜の午後6時から(何時までだろ? 8時かな?)と火曜も6時から、の二回の練習、そして願わくば当日の5時に始まる前に、なんか4時からリハーサルするって誰か先生が言ってた気がするので、その3回で何とかちゃんと弾けるようになるしかない!?

 月曜までの三日間は家でしっかり練習して、あとは成り行きに任せます。体調崩さないよう気を付け(すでに現在、またもや抗生剤服用中。まあ薬飲めば治るからいいんだけど)、疲れを溜めこまないよう、今日も早めに寝ます!

 おやすみなさい!