気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

一年後のボウイング問題と臨時記号問題

 今日は死者の日でダンナもグレーテル先生も仕事お休み。なのにレッスンしてくれて、ホントありがたい♡ 先生宅で、9時半から。実は昨日(火)、私の次のレッスンの次子ちゃん=アナイーちゃん――先生はやっぱりヘルミーって呼ぶ――からキャンセルの連絡が入ったんだけど、それがもう8時半くらいだったから……、と先生。

 ありゃ~、そうだったんですか、でもまあ私もオケの新曲があってちょっと時間足りないなと思ってたとこだったんで、今日になってよかったです(その新曲、結局昨日のオケではやらなかったけどw)。

 と言ったら、やっぱりオケと同じ日のレッスンはしんどい? 月曜はダメなんだけど、水曜とかでもいいよ、と先生言ってくれました。うーん、でも火曜のほうがいいかな、うちも掃除のおばさん来ない日だし、今回みたいに火曜の晩オケで翌朝レッスンより、朝イチでレッスンで、午後ちょっと練習してからオケ行くほうがいいかも。

 

 しかしこのごろ、オケの練習に時間取られて、レッスンで習ったことを練習する時間が大幅に削られてます。なんかちっともできるようになってなくて申し訳ない……。今回も、ちょっとは練習したけど、ほとんどやってないに等しい感じ。スケールとアルペジオやっても、それがたぶんバレバレ。

 で、今日は弓の角度を厳しく指摘されました。前にも注意されたのに、そのときよりはマシになってるけど、まだまっすぐじゃない、とのこと。で、スケールで弓まっすぐ(弦に対して直角)を意識して弾いてみて、と言われ、それでも自分ではまっすぐのつもりが、できてないらしい。先生宅だと鏡がないのがちょっと難点。

 

 ところで、帰ってから、前にボウイングの角度注意されたのいつだっけ、と検索してみたら、出てきました。

ensayomx.hatenablog.com

 なんと、去年の10月27日! ちょうど一年前じゃないか! しかもそこに書いてるんですが、

弓と弦は直角に、私は極端にしすぎてるらしくて、元弓で弓先が外向きすぎ、先弓で手が向こう行き過ぎ

 て!!!! 今日も同じだったんですけど!!!!😱

 

 今日はまずスケールで、24音スタッカートでやってみて、と言われ、やってみたら、弓まっすぐ以前に、3オクターブスケール24音終わった時点で、あれ? 今やっと弓の真ん中?w てことは48音スタッカートできるじゃんね?w 

 スケールやる場合、いつもは2音スラーとか4音スラーから始めて、倍、倍、とやっていくので弓の配分もだいたいできるんですが、いきなり24音だと配分難し~w

 でもとにかく、スタッカートだと、止まるごとに弓の角度を確認できるので、いい練習になるそうです。

 

 それから、クロイツェルの2番でやってみようか、と先生。弓の上半分を使って、先生が私の右手を掴んで動かしてくれて、私は左の指を動かすだけ。それだけでも、いつもよりしっかりした音が出るもんですねえ~はぁ~びっくり。そして、右手に抵抗を感じる、ってことはやはりいつもの私の動きがそれだけ間違ってるってことで。

 何となくわかったような気はしましたが、家に帰ってひとりでできるかとなると自信ないです。鏡を見てやるとしても、G線とかは直角になってるかどうか見にくいしねえ。

 と思ってたんですが、午後練で、鏡見ながら何とかやってるうちに、コツがわかってきた気がしました。左腕(特に前腕部)は楽器とほぼ平行になっているので、その腕に対して直角に動かす意識を持てば、だいたいできるんじゃないかな? 

 それでももちろん鏡を見ながら、クロイツェル2番を少しずつ練習しました。それで気付いたんですが、先週のレッスンで注意された、高弦ダウン→低弦アップの動きのところ、弓の角度も狂いがち。そうか、それで弓に圧が充分かからないし、横滑りしてかすかすの音になってたのか!

 これはもうひたすら練習するしかないですが、弓がちゃんと弦に対して直角だと、弓が動かしやすいし、変に横滑りしたりふらふらしたりしないので、音も格段によくなります。理屈ではそれ知ってたけど、なかなかできてなかった。今度こそ(?)気合を入れて修正するぞ!!(←と思ってる課題が山積みw

 

 レッスンではこのあと、ハチャトゥリアンノクターンをやったんですが、その過程でひとつ問題が。

 赤丸のとこ、二回同じパターンで出てくるんですが、シ♯(=ド)から1オクターブ上のシ。この、上のシは小指で押さえることになります。で、先生が、そのシが私はいつも低すぎ、と言うので、あれ? そうかな? こう? もっと? このくらい? と弾いてて、ん??? こっちのシ(上の)はシャープついてないですよね?

 ところが先生、同じ小節内ならオクターブ違ってても同じ音には臨時記号が有効だ、と言うんです。えええ~? そうかなあ、違った気がするけど……。と言ってみましたが、いえいえ、有効ですよ、と先生は主張する。そうかなあ……。とそのときはシャープつけて演奏しましたが(先生は今までずっと私が低めに弾いてたのを、小指短いから届いてないだけと思ってたらしいw それは充分ありうることですが)、おかしいなあと思って、家に帰ってからネットで調べたら、まず日本語でそういうサイト複数確認したけど、やっぱり同じ高さの音のみに有効で、オクターブ違う場合は効力なし、とある。メキシコでは違うのか???

 スペイン語で同じ情報を探したところ、ウィキペディアにありました。

 赤線のところ。この画像を先生に送って、やっぱ有効じゃないんでは?と訊いてみたら、返信で、うわあああ、勘違いしてました、間違えてました、と来ましたw あーよかった、やっぱそうだよねえ。

 とはいえ、ドにしてもいいところを(いや、厳密には、特にバイオリン属ではシ♯とドは同じ音ではないんですが)シ♯ーシとしてるのは、オクターブ上がると考えるほうが自然? もしやこの楽譜を書いた人も同じ思い込み間違いしてるって可能性は? と先生に訊いてみましたが、まあそれはなかろう、とのことで、やっぱここは高いほうのシはナチュラルで演奏すべし、と返事が。了解です。

 あとで、Youtubeのプロの演奏とかを聴いてみましたが、うん、ナチュラルで弾いてるよね。自分である程度弾けるようになってからも、いくつかの動画を聴いたことはあり、さすがに半音完全に間違ってたら気がつくと思うんですよね。

 それと、グレーテル先生がちゃんと間違い認めてくれる人でよかったw メキシコ人(グレーテル先生はキューバ人だけど)て、自分の間違いを絶対認めない人もけっこういるので、どんな屁理屈こねてでも、白を黒と言いくるめようとすることあるんですよねw

 

 明日(木)はオケがないので、少し余裕ができます。レッスンで習った弓の角度、ちゃんとマスターしようっと♪