気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

新しいバヨケース、クロスロックの角型

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今週のお題は「100万円あったら」です。

  だそうです。そんなもん、迷いなく、バヨ買うわ!の一択ですね。ケースに10万、弓30万、バヨ60万てとこか。濡れ手に粟の100万なら迷わなくても、実際に100万、誰かの(自分とかダンナとか親とかの)お金だったら、まあさすがに迷うけど。たかが趣味に、そこまで使うか?ってのはね。

 

 で、桁がまったく違うけど、趣味のバヨにまたまたお金使っちゃったよ、前も書いたバヨケース。猫におしっこ引っかけられて、まあ古いやつだし(たぶん20数年前にメキシコシティチェコ製のバヨ買ったときついてきたやつ)、合板?にナイロン布張りで防水とか不安だし、おしっこの匂いが抜けきってないとまたやられそうだし。それにチャックのつまみが一個壊れてるしね。

ensayomx.hatenablog.com

 ところが、ちょっと洗ったくらいじゃまだ臭いので、結局もう一度粉洗剤ぶっかけてスポンジでごしごし洗って、ホースで水ぶっかけて洗い流しても、中はけっこう濡れてなくて、合板らしき中の板もぶよぶよになったりしないし、これ、意外といいやつじゃない? とりあえず処分しないで置いておこう。

 

 で、メキシコアマゾンで注文したケース、一週間ちょっとかかって届きました。2300~2800ペソ(レート換算だと1万2000~5000円くらい)くらいで、けっこういろいろあって、カーボンファイバー製のもある。でも、中国製で、発送も中国からのがほとんどで、先生が最近買ったっていうのも見せてもらったけど、やっぱりお値段相応の作りかなあ、という感じ。先生は、チャックじゃなくて数個の金具だけで閉めるのもちょっと不安と言ってました。防水の面でも、ゴムが傷んだらそこから入るしね。

 私は、重さをメインに見てたんだけど、まあどれもそんなに違わない。だいたい2キロ前後。カーボンファイバーって頑丈で軽いと思ってたけど、けっこう重いんだな。私のおしっこかけられたケースは、前に量ったことあるけど、1.9キロ。

 で、結局決め手になったのは、時間のかかる中国からではなく、米国からの発送というやつで、クロスロックという会社のケース。まあこれも、会社は米国らしいけど、製造は中国ですけどね。で、カーボンファイバーじゃなく、ABS樹脂製。でもお値段がほぼ一緒なら、カーボンじゃない素材のほうが全体に作りがいいんじゃないかなと期待。そんで、いつかいい楽器買うときに、ちゃんとしたカーボン製のケースも買えばいいし。

 

 ケースは大きく分けて形が2種類あって、バヨ型(ひょうたん型というけど)のやつと、四角い角型(オブロングとも)。ひょうたん型のほうがちょっとでも軽いし、小回りが利いて持ちやすい。けど、角型のほうが頑丈で、小物とか楽譜も入りやすい。

 重さ重視で探してたときは、ひょうたん型を見てたんだけど、角型でもそんな言うほど重さ変わらんな、と気付いて、結局買ったのは角型。クロスロックCRA420VFCHというモデル。日本や他の国では、420じゃなくて400が一般的みたいで、レビューとか探しても、だいたい400です。見た目はどっちがどっちかわからないくらいそっくりで、どこが違うのかもわかりません。色はシャンパン色を選びました。

 こんなんです。

 

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 奥の古いのに比べて、めっちゃでかく見えるけど、手前にあるのと、色のせいかな。実際はそんなに違わなくて、縦横ともに1センチくらい大きいだけ。実寸で外側、80センチ×27センチ×13.5センチでした*1

 

 重さは、ストラップなしで、ケースだけで、2.23キロ。ストラップ2本含めると、2.46キロ。ストラップ、金具部分がかなりがっちりしてるので、それだけで230gもあるみたいです。

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 さて、中は。

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 こんなで、ふっかふかのフェルト?張り。触るとめっちゃ気持ちいい。これは楽器も気持ちよかろw バヨと弓、小物を入れてみます。

 

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 バヨの上にかぶせるカバーはついてないので、まあ適当なハンカチをかぶせることにします(古いケースでもそうしてたし)。弓の松脂が楽器につくとイヤなんで。

 小物入れはさすがに余裕で、肩当ても入る。

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 今までは、肩当てはバヨネックの横に押し込むように入れてました。替えの弦も、ネックの下に入れてたけど、レッスンに行くようになってからは入れてなかったのを、あんまりスペースがあるのでつい入れちゃったw これは日本のバヨ先生からお薦めされた、比較的新しい弦らしくて、ちょっとけっこう高いうえにメキシコでは手に入らないけど、日本から送ってもらったもの。次に全部交換するときはこれにしようと思ってます。でもレッスンに行くときは、万が一切れたときのために中古弦を持っていくべきかな。

 

 横についてる持ち手は、チャックの位置の関係か、厚みの真ん中じゃなくてちょっと下寄りについてて、持ってぶら下げるとケースがやや傾くのが変な感じ。

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 リュックのように背負うためのストラップ2本、でもそういうふうに背負うことはたぶんめったになくて、肩にかける形にすると思うので、片方だけつけてみました。

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 これだと、右にしか担げないな……。前のひょうたん型のはストラップが最初から一本だけで、真ん中についてたので便利だった。これも、真ん中にも取付金具があるといいのにな。

 

 メーカーロゴ。

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 チャックは、ナンバーロック式。

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 前に、小型スーツケースでこのナンバーロック式のを買ったら、ロック部分がすぐに壊れたことがあって、まあ小さい南京錠でチャックをつなぐことはできるんですが、それだと簡単に開けてまた閉められるのであんまり意味ないよな……。これは、少なくとも見たとこしっかりした作りのようなので、長持ちしてくれるといいですが。

 

 さて、次のレッスンはこのケースで行くぞ~! 楽しみです♡

 

 

*1:飛行機に持ち込むときは、この三辺の合計が115センチ以下でないと手荷物として認められないとかで、でもそれを満たすケースってまずないんですよね……。昔、バヨを日本へ持っていったときは古いほうのケースでまったく問題なかったんだけど、今はどうかなあ。