気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

二週間ぶりのオケと二ヵ月ぶりのレッスン!

 いつも長いけど、今回は特に、めっちゃ長いです!!w

 

 23日(木)は先生がキューバから戻ってオケの練習あるはずの日。でも本当に? とやや不安があったので、先生にメッセ送ってみたら、今日はやります!との返事。まるっと二週間お休みになったオケに、久し振りに行きました。

 休みのあいだ、エルヴィスと狩人の合唱は忘れないようにほぼ毎日一回は弾くようにし、バッハは、ちゃんと弾けてないところを練習したり、で、何とかテンポ75でもそこそこ弾けるようにはなってきたかな~、という感じ。前は75だとほとんど弾けなかったんだから、少しずつでも進歩はしてるんですけど、でもなんだかね……。まあしょうがないわね。

 そして、行ってみたら、「オーソレミオ」の楽譜を配られました。が、オケはあくまで伴奏、ファーストバヨでさえ、これ何の曲?って感じです。セカンド、ビオラは言うに及ばず。簡単でしょ?って先生はいうんだけど、そりゃまあものすごく難しくはないけど、8小節休みとか、メロディないと訳わかんない……。しかも全音符とか二分音符が続く合間にいきなり、8分音符の3連符で休符と音符交ってるのに4分音符の3連符が続くとか、変なのつっこんで来るし……。

 メンバーは、ファーストバヨがシトラリさんとメリッサちゃん、セカンドは私、ビオラのケリーさんの4人。まあセマナサンタの二週間の休みのあとも出席率低かったから、そんなことになるかなとは思ってましたが、コンサート近いのに……😓

 それでもとりあえず全員、「オーソレミオ」を最後まで通して、何とかそれっぽく(たぶん、メロディないからようわからんが)弾けるようにはなりました。

 ただ、一ヶ所(繰り返しで2回)グリッサンドの印ついてるところがあり、ミから1オクターブ上のミまで。え、これどうやんの?って私にはまるで未知の領域。先生もそれを察知したのか、私からやらせるw D線人差し指でミを押さえて3拍半弾いて、弓を返してから左指をぎゅいいいいいいいいん、と同じ弦を滑って上のミまで!!?? その、上のミがどの辺になるのかさっぱりわからないので、音を聞きながら、この辺? いやもうちょっと? この辺?って感じで、自分で笑っちゃうくらい気持ち悪いw 先生がピアノで上のミを鳴らしてくれて、それに合わせるように持っていき、他のみんなも、うんうん、そこ!って頷いてくれる😆 でも一回やっても次またできないしねえ。これはもう家で練習するしかないですね。そのあと、みんなで合わせるときも、先生に私だけ「もっと早く! 怖がらなくていいから、音通り過ぎても平気だから!」って言われましたw 

 終わってから落ち着いて考えたら、人差し指のミがファーストポジションで、1オクターブ上なんだから、8ポジか! まさしく未知の領域。理屈で言えば、下のミ押さえてるところと駒とのちょうど真ん中まで行けばいいわけですが、んなの演奏してるポジションから見てここが真ん中!とかわかんないしね……。まあ家でゆっくり練習します。

 オケ練習は「オーソレミオ」をざっと合わせたところで7時20分。先生、その日の早朝にキューバから到着してそのまま仕事に出たそうで、キューバでも(何があったかは話してくれなかったけど)ほとんど寝てなくて、もうへとへと(そりゃそうだろうな)。しかも今日は他の先生たちも来るはずだったけど来ないし(サボるのは生徒だけじゃない、先生も!のメキシコ)、今日はここでお開き~。と、一時間ほどで終了でした。

 でも来週からは合唱団とか他のパートも参加してくるそうで(本当かなあ……)、この部屋に入りきるんですか?って訊いたけど、大丈夫大丈夫! オケ丸ごと一団ここに押し込んでやったこともあるし!と先生。怖いな……。楽器ぶつけたりの事故がないといいけどな……(私、そういうの慣れてないから)。

 

 さて、木曜の晩はメキシコリーグのリギージャ*1決勝第一戦もありましたが、私はそれどころではなく、明日の朝早くに出発して、東へ3時間の先生のところに行くために、持っていくものとか用意し、体調もできるだけ万全にしておかねばならないので、早めに寝ました。

 体調万全に、と言いたいところですが、実は水曜からまた薬の副作用による感染症が始まって、抗生剤飲んでます。抗生剤が効いてくるとすぐに症状は治まるんですが、やはり体力が少し削られるので、木曜の晩のオケもちょっと不安ありました。時間短かったし、結局大丈夫でしたけどね。

 おまけに、出かける24日(金)の朝は、また首が痛い……。リハビリは順調に4週間終わって、残り1週間なんですが、前よりはマシになったとはいえ、調子のいい日とそうでない日がけっこう波が大きくて、よりによって、レッスンの日に……。でもしょうがないですね。

 レッスンキャンセルするほどではないけど、絶好調!というわけでもない状態で行って、まあそれでも何とかなる、ってことがわかったのは、ある意味収穫だったかもw

 朝7時半に出発しました。金曜は家政婦さんが来る日なので、庭のカメたちの餌やりはお願いして、犬猫鳥のご飯は簡単なのでそれだけ済ませて人間の朝ご飯も済ませて、出発。10時半に向こうの町に到着。先生から、自宅のロケーションを地図で送ってもらってたので、それを見ながら探したんですが……。

 こういう地図だったんですよ。で、白い道のCalle xxxx って書いてあるのがスマホでは小さくて読めなくて(先生に言われてた住所だったんだけど)、家はピンの立ってるグレイの道だなと思って、そこに行こうとしたけど、道がない……! ぐるっとその辺回って大通りまで出て、また戻ってきて、先生に、どこだかわかんない~!💦とヘルプコール。そしたら、さっき通った道だったw

 赤いピンが立ってるところは、たぶん先生の家のいちばん奥に当たるみたい? 入口は xxxx の文字のあたりなんですね。このGPSの地図って、うちもそうなんだけど、精度がいまいち……なのか、精度良すぎるのか。とにかく無事に到着しました。

 ダンナはレッスンのあいだ、街中に行って適当に過ごすというので、そのままバイバイ。先生宅には、今日は私のために幼稚園休まされた娘ちゃん(でも大歓迎してくれた)と、先生のお母さんもいて、先週は猛暑でしたが、今週はそうでもなく、最高温度38度とかくらいw 午前中は家のなかは割と涼しくて、扇風機だけでも問題なかったです。

 10時半少し回ったところでレッスン開始。2時間お願いします、途中でちょっと5分か10分休憩ほしいかもだけど。ということで、やったんですけど、結局基礎練に1時間みっちり。そしてオケでやってるバッハのコンチェルトを見てもらって1時間。ノクターンコレッリソナタ(アレマンダはぜんぜんできてないけど、プレリュードはちょっと頑張ったんだけどな)は結局やらずじまいw いっそここでいったんダンナとどこかへお昼ご飯食べに行って、また戻ってもう1時間、とかやればよかったかなw でもさすがにそれはしんどかったかも。

 12時半過ぎくらいまでレッスンして、片付けて、ちょっとおしゃべりもして、そのあと私はお腹空いてなかったので、そのまま帰路に。ダンナは待ってるあいだに買い食いしてました。で、4時には帰宅。私は車のなかでちょっと(行きも)お菓子とかパンをつまみ食いでお腹持たせて、家で軽く作って食べ、そのあと(車のなかでも寝たけど)少し寝ようと思ったけど、疲れすぎ? アドレナリン出すぎ? でなかなか寝られず、まあでも一晩ぐっすり寝たら、今朝はもう元気でした。

 うん、これなら月に二回とは言わないが、一回なら行けそうかな~。ただ、けっこうガソリン代と橋の通行代、高速代がかかるので、バスで行った方が安上がりかも? それなら私ひとりで行けるし、まあバヨ担いで、バスターミナルまではダンナに送ってもらうとしても、向こうのターミナルから先生宅までタクシーかな(1キロくらい、歩いてもいい距離)。朝6時とかに出ることもできるから、そしたら9時半に到着、11時半に終了(先生も娘ちゃん迎えに行くの11時半と言ってたのでちょうどいい)、12時のバスで帰れば3時に到着です。次はそれで行ってみようかな。

 

 娘ちゃんは私の到着を待ちわびてくれてて、でもそのあとレッスン始めるので、おばあちゃん(先生のお母さん)と一緒に別室へ。でもさすがに2時間は長かったみたいで、途中で出てきて、お母さんに甘えて、あっち行ってなさいと言われても駄々をこねてました。でも私は気にならないので(先生は大変だろうけどw)少しその辺でなんだかんだ遊んだあと、またおばあちゃんと。

 レッスンが終わってからまた来て、なんか本当に嬉しそうで(もちろん先生も再会喜んでくれたけど)、もうぎゅ~~っとハグしちゃって、ああかわいいなあもう😆 ママの耳になんかこしょこしょと内緒話してて、何だろと思ったら、今日泊まっていけないのかな、だって😂 ごめんね、泊まる用意してないしね、またいつかね~♡ 

 まだ引っ越して二ヶ月弱、新しい環境に馴染むというほどでもないのかもですね。そんな時に知ってる人に会えるのはやっぱ嬉しいんかも。前の町では、お父さんの家族がいっぱいいて、いとこたちもたくさんいて、でも今のとこではまだそんなに友達とかも多くないだろうしね。こんなに歓迎してくれるのも、あと何年くらいだろうなあ😆 まあそれまでに、先生がもっと遠いところに引っ越しになっちゃって、レッスンにどう頑張っても通えない!てなことにもなるかもしれないですけどね……。

 

 レッスンは、何しろ2時間だし、帰りの車のなかで忘れないうちにとノート書きました。揺れる車のなかだから、文字はぐちゃぐちゃだけどw

 基礎練、スケールとアルペジオとテトラコルド、あんなに練習したけど(? ホンマか?)、やっぱりまだまだ。ポジチェンのとき右手が止まっちゃってるとか、G線のとき肘がちゃんと上がってないとか(だいぶ気を付けてマシになったつもりだったのにな~)、弓先になったとき圧がかかってないから、弓元でも弓先でも均等にとか……。そして24音スラーになると、左の指が適当に動いてるので、音のひとつひとつの発音がちゃんと出来てない、と。うん、それバッハでも同じで悩んでるんですよね~。

 これ、リズムの問題もあるし、しゃべるときの言葉の明瞭さも関係してくる、と言われ。日本語はどうなのか知らないけど、と先生。うん、人によるけど日本語ってそんなにシャキシャキはしてないかも? 私はドイツで日本語教師したときに、普段しゃべるように話すと、初心者のドイツ人には聞き取れないので、一音ずつはっきり話すよう気を付けて、平均よりはけっこうはっきり話すほうだと思いますが、それでもね。

 んで、これ、ちょっと前に友人のD子が先生に言われた~と言ってたんですよね。普段の話し方の明瞭さがバヨの発音にも影響してくるって……。んなこと言われてもなあ、とふたりで言ってたんですけど、やっぱりそうなんか……。私もゆっくり話すときは気を付けてはっきり話すようにしますが、早口になるとね、その辺適当になっちゃうよね。演劇とかやる人は、早口でも明瞭に話す練習するみたいで、そういうのやるべきなんかなw

 

 スケールのあと、先生が、基礎練はテトラコルドが最後だったっけ? と言うので、重音を最後にちょこっとやりました~と言ったら、あ~そうだった!と先生も思い出し。本当に最後のレッスンだったからなw

 で、3度の重音(しかやってません、先生は6度とか8度もやったよね?って言ってたけどやってないやってない!)、未だに弾けないところがあるんですよね。指がね、届かないというか、手前の弦触っちゃうから音が出ないんですよね。特にG線のファ♯(小指)とD線のラ(中指)の重音が。他のとこは、まだ何とかなるんだけど。ファ♯を何とか手前の弦に触らないように押さえると、ラを押さえる中指がもうね、指の腹じゃなくて爪で弦を押さえる角度になっちゃうの……。

 先生があれこれ私の指をいじったりして試してくれて、

  1. バヨをしっかり上げて、上腕部が胸に当たらないようにして、肘を内側へもっと入れる
  2. ファ♯ラの前のミソの和音のとき(同じポジション)にもうその腕と手の位置になるように

 あとは、ひたすら練習を重ねるしかないようです。

 それと、左の指の問題もありますが、右のボウイングもひどいw その自覚はあったので、別口で(左に気を取られないレベルの重音で)練習はしてたんですけどね……。でもとにかく、弓の角度変えちゃダメ! 動かさない! そのままそのまま!と言われ続けw

 いや、でもね、開放弦なら両方の音そこそこ均等に出せるんだけど、弦を押さえると、そこで弦が少し下がるじゃないですか? そうすると弓の角度も変えないと、両方鳴らないですよね? ミリの何分の一の話だけど。でも先生は、そんなことないよ? とおっしゃる……。う~ん。

 まあね、3度だと、隣り合った弦をほぼ同じ高さで押さえるので、その意味では3度は弾きやすいのかも(指が弦をまたぐ問題はあるけど)。前にここに載せたオレンジ色の重音練習の本だと、わりと最初に1度の和音(ユニゾン)とか出てきて、小指で弦を押さえて、その手前の開放弦と合わせるんですが、これが……開放弦触っちゃうんですよ、高い位置にあるから。その話はしませんでしたが。

 あと、もう一つ言われたのが、重音のとき一個ずつ音を出して合ってるか確かめるんじゃなく(そうすることで弓の角度が変わるから)、一緒に聞いて、どっちの音が間違ってるのか、高いのか低いのかわかるように、とのこと。そ、そんなん、無理です~~~!😭 和音聞く訓練なんて、生まれてン十年、一回もやってないもん。普通の和音聞いたって、それが3度なのか4度なのか5度なのかわかんないのに……。

 でも、それもひたすら聞いて覚えて、ってやるしかないみたい。教わったのは、3度の重音を、最初のドミとレファ♯、この二つを繰り返して、両方合うようにする。次はレファ♯とミソを繰り返し……で、一個ずつ(二個ずつか)覚えていく、という方法です。うん、やるしかないですね。重音だけで毎日30分とかかかりそうだわ……。

 

 ここまででレッスン1時間でした。ちょっと休憩して、お水とお菓子なんかもらったりして、そのあいだにバッハを見せました。練習に使ってる伴奏も持っていったんですが、あはは、ここで問題発生。非音楽家な私のやることが、先生には理解できないw

 バッハのこの曲(コンチェルトイ短調、BWV1041)は有名なので、Musescoreにも楽譜と音源いっぱいアップされてます。それをもらってきて、伴奏として使うために、冒頭に2小節追加しました。始まるタイミングがわかるように、というのと、音源のプレイボタンを押してから楽器を持って構える時間稼ぎです。それを、私はこうしちゃいました。

 イヤだってこの方がお手軽だったんだもん~😅 曲が始まるのは A の部分からです。アウフタクトですけど、もらってきた楽譜がもうこうなってるから、いちいち小節の拍数変更して、とかより、前に2小節サクッと追加するだけのほうが楽ちんなんですよ。でも、先生には(というかちゃんと音楽やってる人には全員?)これが理解不能🤣 ハイすみません、でもさ、合奏のときは指揮者が振ってくれるんだから、入るところはわかるしな~(鼻ホジ)、って思うのが非音楽家? 

 しかしね、これ、前振りの八分音符を7つにすると、テンポにもよりますが、楽器構えるのに時間足りないのよね。8つならぎりぎり何とか。でもアウフタクトを考慮してもう1小節増やすと、今度は八分音符11個になり、微妙に長いw じゃあ前振りの小節を一個、拍数減らして……とかやってるともう延々とめんどくさい。

 わかりますよ、弱起(アウフタクト)で始まるんだから、呼吸とか音とか違ってくる(べき)ってのは。それは知ってるけど、私が弾いたらどっちでも一緒だもんな😅 てことを言ってるから上達しないんかしらん……w

 

 それはともかくとして(結局伴奏は使わず、先生との合奏でやりました)、バッハ全部通して、オケでは教わらないことをいろいろいっぱい教わりました。もっと早くに、先生がまだカルメンにいるときにレッスンでやってもらっておけばよかったな~……。

 ボウイングは(ここアップからじゃないの?とか不自然なところもあるみたいですが)指揮者の先生の決定を変えるわけにはいかないので(決定って言うほども指示されないけど)いじれないけど、指は変えてもいいから、といくつか変更してもらったり、バロックだからリズムはもっとこういう感じで、八分音符の弓はこう使って、スラーかかってる同音の連続はそんなにギュッギュッと区切らないで、もっとふわっと空気を含んだ音にして*2、とか。

 私がなかなかうまく弾けずに苦戦していたところも、弓使い過ぎ(弾けないと思うのでつい力入って、弓も大きく動いてたみたいです)と言われて気をつけたら、あら、弾けるわ、とかね。あと、細かい音が連なるところ、肘で弾いてる!というのも自分では気付いてなくて注意されました。う~ん、だからうまく行かなかったのか……。

 そんなこんなでバッハ最初から最後までいろいろ注意されながらやって、1時間。最後のほうはさすがに疲れてきたのか、いつもなら弾けてるところ何度も失敗したりして、先生のお母さんが台所で料理始めて、ニンニク炒めるいい匂いが部屋に充満したりもしてw(お腹空いてたわけではないですが)、そろそろ限界という感じではありましたが、2時間、思ったよりはちゃんとできました。

 バッハ終わってから、他に何か訊いておきたいことない? と言われて、昨日のオケでやった1オクターブのグリッサンド、自分で練習するしかないよなと思ってはいたけど、まだ一度も習ってなかったことだし、と楽譜を見せたら、え、これ同一弦上でやれって言われた?と。え、違う方法あるんですか? 想像もつかない……。

 三つ方法がある、と教えてもらいました。

  1. D線上で、人差し指で1オクターブ上がる(オケでやった方法)
  2. D線上で、人差し指をミからドまで上がり、薬指でミを押さえる
  3. D線上で人差し指でサードポジ(ソ)まで上がって、隣のA線のミ(中指)を押さえる

 あとの方法になるほど、グリッサンドする距離は短くなりますね。音が跳ぶし。2だと、ミファソラシド-ミになり、3だと、ミファソ-ミになる。それでもいいんか。指揮者の先生の指示次第なんだそうですが、特に指定がないなら2番でいいんじゃないの?とのこと。うん、それだと8ポジまで行かなくていいしな(6ポジだから、ノクターンで使ってるのと同じ)。

 

 それと、他のスケールももうちょっとやりたいんですけど、と持っていった手持ちの小野アンナとアップルバウムを見てもらいました*3。小野アンナの3オクターブのスケールの、フラット1個(Fa Mayor)は3オクターブだとポジション高すぎるから、フラット2個(Si♭ Mayor)のがいいんじゃない?とのこと。小野アンナにはスケールとアルペジオが載ってますが、テトラコルドはないので、それはグレゴリアンにあるとのこと。

 グレゴリアンな……ロシア語なので、楽譜部分はわかるっちゃあわかるが、ぱっと見、アルペジオなのかテトラコルドなのか私には区別つかんのよな……。たぶんこれは、Do Mayorとか書いてあるんだろうな、くらいはわかるんだけど。いっぺん、徹底的に解読してみるべきか? 最近はスマホのカメラかざすと翻訳してくれるのもあるしな……。キリル文字勉強するのも悪くないかもだけどw

 

 思えば、生物学の博論のために(担当教授の一人がフランス留学していた人だったので)フランス語の論文読まされて、基礎文法と基礎単語はかじって、専門分野(生態学統計学)ならだいたい読めるくらいには勉強し(スペイン語とほぼ同じだったので、何とか)、サッカーに夢中になったころはメキシコ人でいちばんお気に入りの選手がオランダのクラブに移籍したので、記事を読んだりするためにオランダ語をかじり(ドイツ語とよく似てるので、これも何とか)、そして今、キューバ人の先生が使ったのがほぼロシア語だからとロシア語をかじる?😆 

 ドイツにいたころ、ダンナ(当時はまだダンナじゃなかったが)がロシア人と知り合ってキリル文字を習って、読めるようになってた。読めても単語の意味わからんのじゃ?と言ったら、わからんのもあるけど、似てる単語もあるからだいたいわかる、って言ってたんですよね。へえー、そうか、ロシア語ってそうなのか(印欧語だしね)、とそのとき初めて知りました。そういえばマルさんも大昔、ロシア語やってたんだっけ。今はもう覚えてるかどうかわからないし、ここ50年くらいはずっとドイツ語ラブなので、ロシア語読んで?とは言えないか……w

 

 さて、次のレッスンはひと月後(6月末)、というのはちょうど二つのコンサートの真ん中になるので、どうかなあ。コンサート前のリハーサルとかがどんな予定なのか、まったくわからないので、それ次第ですかね。先生のほうは、今のところ何にも仕事はないそうで、娘ちゃんを朝幼稚園に連れて行くのは旦那さんで、迎えに行くのが先生なんだそう。それ以外は、ときどきコンサート聞きに行ったりするくらいなんだとか。だからまあ時間の融通は効くみたい。そのうち、あちらのオケに入ったり、どこかで教えることになったりはするんでしょうけど。

 私もある程度次の予定が決まってるほうが、練習にも熱が入るだろうし、予定も立てやすいし、いいと思うんで、様子見ながら次を考えようと思います。

 

 この前(ってだいぶ前だけど)載せた大学の樹、モクマオウ。全体の写真撮ってくる!と言ってからオケの練習がキャンセル続きで、えらい遅くなりましたがやっと。でも大きすぎて、近くから見上げて撮っても、ごく一部しか入らず。結局、遠くから撮ったこの一枚がいちばんマシか。左側にある二階建ての建物が、オケの教室もあるところです。

 

*1:メキシコサッカーは通常リーグ、総当たりのリーグ戦のあと、トップ8チームによるトーナメント戦があり、それによって優勝が決まります。今シーズンはうちが応援してるチームは二つともリギージャ途中で敗退しましたが、決勝はやはり盛り上がるし、特に今回はアメリカ対クルスアスルというメキシコシティチームのクラシコ(ダービー)だったので、ダンナはがっつり見てました

*2:こういう指示、以前なら、んなこと言われても具体的にどう弾けばいいんだよ!?ってなってましたが、今はやってみると何となくできる、くらいには上達してるっぽいです

*3:ネット上だと、他にもバヨのスケール教本はいっぱいあって、ガラミアン、グレゴリアン、フレッシュ、フリマリー、Alday(読み不明)などなど……