気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

リンさんで初レッスン(5年目に突入)

 また間が開いてしまいました。先週木曜に初レッスンの予定を入れてもらってたのに、前日に謎の発熱でキャンセル。これまでどおりの火曜日に変更してもらいました。

 オケのほうは、先生からみんな宛てに、引き続きダンソンその他の曲の練習しておくようにとの連絡あり、でも実際の練習は2月半ばからだそうです。コンサート2月って言ってなかったっけ……。でもそれもやっぱり未定で、たぶん2月にはならないんだろうなw 私にはそのほうがよかったです。今すぐオケの練習も始まっちゃうと、ちょっとあっぷあっぷで大変すぎたかも。

 内心迷ってる部分もあるんですよね、オケに参加すると、個人レッスンのほうの練習がほとんどできない感じで、虻蜂取らずになってる気がして。まああと一ヶ月ありますから、そのあいだに考えようかな。

 

 さて、たぶん先生もワクワクで私の新しいバヨを待っててくれたと思います。実は今日まで、7/8サイズを買ったことは話してませんでした。先生に弓と楽器を渡して、ちょっと小さいんです、と言ったら、あらホントねえ、と弾いてみて、音程がやっぱり最初は取りにくかったみたいで、手探り状態。3/4バヨ弾いてるみたい、と先生言ってましたが、いやさすがにそこまで小さくは……w

 でもすぐに感覚(間隔)掴めたみたいで、ざーっと弾き始めると……おおおおお、めっちゃいい音やん!!😲 と私がびっくりw リンさんやっぱこんないい音するんか、ごめんよ、毎日私がギーコギーコと変な音ばっか出させて……。

 先生も、うん前の楽器(スズちゃん)よりだいぶいい音だね~(そりゃそうでなかったら困ります、お値段8倍してるんだしw)、特にG線がよく響くね、とお気に召した様子。よかった~。バッカじゃないの、なんでこんな変なサイズの買っちゃったのよ、とか言われたらどうしようと思ってましたw (いや、たとえ内心思っててもそんな言い方はしないとは思いますけどね)

 

 さて、しかしレッスン始めると、たぶん楽器がいい分、前より粗が目立つんですよねw スケールも、前と同じように弾いてると思うんだけど、リンさんがかわいそう? もっと音を開いて、と言われました。それには、よく聞いて、どの音も均等に出すように右手を安定させて、移弦やポジチェンに影響されないように、音が途切れないように。そうすると、音が開くんだそうです。

 うーむ、よくわからんが、とにかく均等に弾けてないことはわかるので、そこに注意して、ゆっくり2音スラーからもう一度。そうすると、例えば2オクターブ目のA線のファ♯で音が弱くなる、というか、痩せるというか。私の癖? そういうところをひとつずつ注意しながら均等に弾いていく練習しました。

 アルペジオも同じく。もっと全体にすべての音を均等に、滑らかに

 これは自分でも悩んでて、こんなに何年も同じの(ポジチェンとか3オクターブ分に長くなったりとかはあるけど、でもずっとト長調の)やってるのに、なんで綺麗に弾けないんだろう? で、こないだ家で練習してて、どこがいかんのか、じっくり考えてみたら、特にうまく行かないのが最後のソドミなんですが、小指を使うからというのもあるけど(最高音の5ポジで指がもつれる)、戻るときのポジチェンで手の形が崩れるというか、そのせいで楽器が揺れてしまってるのが問題か。で、それを改善する努力を始めたのがおとといくらいだったので、今後に期待です。

 

 それからハチャトゥリアンノクターンを弾きました。このところずっとこれをメインに練習していたので、やっとこさマシになってきたかなと思ってました(とは言っても日本に行く前のレベルにどうにか戻って、細かいところをブラッシュアップで少しマシに弾けるようになった程度)。それで、音程は何とか聞けるくらいには取れてたと思うんですが、ビブラートはほぼゼロw 

 先週だったかちょっと張り切ってビブラート掛けまくったら指の付け根が痛くなった(すぐ治ったけど)こともあり、それにビブラートに気を取られるとリズム取れなくなる問題もあり。でもそう言ってるといつまでもできないので、痛くならない正しい動きを習得せねばなりません。

 今日言われたのは(前にも言われたけど)指付け根の掌部分……前も同じこと書いたよなあ、確か、と過去記事遡ったら、ありましたw 大きい赤丸部分、指尖球(しせんきゅう)というんだそうです。そこの脱力が大事。

同じ画像の使いまわし。

 ちなみに、これ使ったの2022年の5月w そのころから注意されてて、まだ直ってないんか私。ホントにすみません。

 で、今日は先生が私の左手のこの部分に触って、「はい、力抜いて~」とやってくれました。だからってスッと抜けるわけではないんですが、力入るとすぐ注意してもらえるので、その状態で、薬指のビブラートかけました。弦を押さえようとすると、すぐここに力入っちゃうんですよね。だから弦を指の力で押さえるんじゃなくて、腕の重みをかける、というのもこれまで何度も言われてきたけど、それが難しい……。

 とにかくそこに気を付けて、それから右手動かそうとすると左に力入っちゃうので、両方同時に動かし始めないで、どっちか片方を動かし(左手でビブラートの揺れか、右手の弓か)、それからもう片方を。これは家でしっかり練習せねばなりません。

 

 最後に、先生が新しい楽譜を探して送ってくれました。コレッリのバイオリンソナタOp.5の8番。バロックです。プレリュード、アレマンダ、サラバンダ、ジーグの4曲から成る曲ですが、最初のふたつだけ、とのこと。今の私にいい練習になるらしいです。

 見たところ、プレリュードのほうはわかりませんが、アレマンダは弦が跳ぶ跳ぶ。しかも隣の弦じゃなくて離れた弦に跳ぶみたいで……ひええええ。でも確かにこれはいい練習になるかも。

 音源探したら、メニューインの演奏がありました。


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 が、これはプロ仕様のアレンジ? 私の楽譜にはない装飾音符とかトリルとかいっぱい入ってる……。

 というわけで、これよりはもう少し原曲に近い感じの(かつ演奏の映像があるの)を探しました。いろいろあるけど、これとか(全曲盤)。


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 この人のも、けっこう装飾とか入ってますが……。

 

 見てると、他の楽器(管楽器とか)での演奏もたくさんあり、特にチェロも多いなあ、と思ってたら、コントラバスでの演奏もありました! これはすごい。


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 楽譜に忠実という意味ではこれがいちばんかも?

 

 あと、今年は音階練習ももっとやりたいなーとか(小野アンナ買ってきました、それからセヴシックOp.1Book1の12番も日本の先生にお勧めされたし)、読みかけてほったらかしのガラミアンの教科書をちゃんと読もうかなーとか、これまでに習ったいろんな練習方法をきちんと復習してもっと活用できるようにしたいなーとか、いろいろ野望はありますが、まずはレッスンとオケの両立ができるかどうかも考えないとな……🤔

 バヨ5年生の新学期、新バヨと新ノートで頑張ろうと思います。