気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

オケ、だいぶそれっぽくなってきた

 火曜日のレッスンが水曜の朝に変更になったので、火曜の晩にオケ、そして一晩明けて翌朝にレッスンとなりました。だもんで、オケとレッスンまとめてアップです。

 

 4週間目に入ったオケ、火曜日は、ファーストバヨに新顔のお兄さんが一人。コンサートに出てた人で、黒いバイオリンが特徴(?)。コンサートでもけっこういろいろ弾いてたので、かなりうまい人だと思います。だからのんびりあとから参加? 練習終わって部屋から出るとき、すばやく私に近付いてきて、「どこの人?」と訊く気さくさ。でも、日本だよ~、へえ~!となったところで先生に呼び戻されたので、話はそれきりになりました。

 今回はファースト4人、セカンド3人、サード1人、ビオラ1人、フルート1人の10人。このところ部屋がすかすかだったので、まあまあ充実?

 しかしなぜか音楽理論から始まって、長調と単調の違いとか、シャープとフラットで全音と半音が、とか。先生、まくし立てて、みんなにわかった? ちゃんとソルフェージュの授業でやったよね? と確認。最後に私にも、わかった?と名指しで。まあだいたい知ってることだからわかりましたけどね。

 しかしナチュラル(♮)の記号、スペイン語でもNaturalかと思ってたらなんか違う名前言ってたなと思って、それ質問したら、Becuadroというらしいんですが、先生、名前だけじゃなくてその機能まで説明してくれました……。いや、それは知ってるんだが。ドイツでもよくあったけど、外国で暮らしたことないとか外国人との付き合いがあまりないと、名前を知らない=内容を知らない、と勘違いするのよね。言葉を知らないだけで、中身はわかってるんだけどね。先生はキューバ人だけど、言葉で苦労したことがないからだろうなあ。

 

 練習は、また一曲目の後半。なかなか弦とフルートが合わなくて、2曲目のダンソンも同じく、全体がなかなかそろわず、けっこう時間かかりました。特にサードバヨの女の子が自信喪失みたいでぜんぜん弾いてなくて、ちょっとかわいそうだったな。

 男子たちが、自分が演奏しない合間にスマホいじってて、先生が「じゃあ全員で」と言っても聞いてなかったりして、何度も怒られてました。スマホ取り上げるよ!と先生、キレかけてたw 学生っぽい🤣

 でも、譜読みの段階はもう過ぎて、全体で揃えるレベルに到達したので、だいぶ練習内容が私の想像するオケっぽくなってきました。ファーストバヨとフルートだけで合わせる、とかだとセカンドは暇なんですが、ファーストを観察する余裕も出てきて、あ、やっぱちょっと失敗する人(誰かまではわからないけど)いるな、とか、やっぱビブラートそれなりにかけてるな~、とか、最後の4小節全音符タイのとこ、みんな弓を何度か返してるけど、それでもちゃんとそろってるやん!とか、いろいろ発見もあり。

 木曜は、1曲目と2曲目通してやるから練習してきてね! 3曲目(前に楽譜もらったきり一度もやってない)もやるからね! と言われたので、ますますギアが入ってオケ練習加速しそうです。

 

 私は家で練習、レッスンのほうはほとんどやってなくて、オケの曲が9割。特にダンソンはけっこう複雑で、あっちもこっちもちゃんと弾けてない~!という状態なので、Musescore(無料の楽譜作成ソフト、めっちゃ優秀、音源出力もできる)で書き写した楽譜を部分的に取り出して音源(mp4)にして、それをループ再生で何度も何度も流して、それに合わせるという方法でやってます。

 指が追いつかないところはゆっくりからやってだんだん速くとか、リズムを変えて練習する方法とか(ネットでよく勧められてるんですよね)でやってますが、リズムが難しいところは、音源聞きながら体で覚えるのがいちばん。最初は絶望的に思えても、繰り返してると意外と何とかなるもんです。

 フルート男子も、バヨ(主にファースト)と同じようなメロディだけどずれて入るところがあって、先生に何度も言われて苦労してました。ああいうのも、音源用意して家で練習するようにすればいいのになあ……と思いつつ、でも学生さんたちは家で練習とかあんまりしないのかな……とも。

 先生からもらう楽譜も、たぶん私と同じMusescoreで作ってるんじゃないかと思うんですが、三連符の書き方がわからなくて、とそこだけ手書きになってたり、どうしても入りこんじゃう余分な小節があるけど、それはないものとしてね、とか。あああ、私ならその辺何とかできるんだけどなあ……。今度先生に申し出てみようかなあ。

 

 オケのほうも充実してきたとはいえ、やはり個人レッスンの濃密さには負けるw 今日は先生も自分のバヨを取り出して、ほぼ全部合奏状態。スケール、アルペジオ、テトラコルドと基礎練を網羅(スケールはともかく、アルペジオとテトラはぜんぜんやってなくて、それがまたバレバレの出来で……😓)。

 クロイツェル2番は前のレッスンでやった手首の動きで速弾きの練習は少しやってましたが、その他はほとんどやってなくて、今日はシュポア~! またまた先生、ピンポイントでいっちばんできないの(がたくさんあるけどw)選んでくるんだよなあ……orz 撃沈でした。

 クロイツェル4番は、もう何日弾いてないだろ……。暗譜したのも吹っ飛んでるし(レッスンではどちらも譜面見て弾きました)。音程もくちゃくちゃ、ボウイングもダメダメ。はぁ~😖

 先生もそこらで悟ってくれたのか、エルフは私の顔見て飛ばしてくれましたw ノクターンはちょびっとは練習してたのと、ビブラートは引き続き(どうにか)練習してたので、これはやりたかった。ハイポジションでのビブラートが相変わらずできなくて、もっと肘を入れて手を持ち上げて、スペース作らなきゃいけないのか……。先生の手を360度から観察して、親指の腹がネック付け根の真下くらいまで来てることを確認。そこまでいかなきゃいかんのか……。自分でやってみると、二の腕がちょっと痛い……。と、歳だなあ😅 傷めたら元も子もないので、気をつけつつ体をほぐしていくしかないですね。

 あと、ビブラート練習をやってて(また新しいの教わりました)、体がまた右に傾いてると指摘され、それね、鏡で自分の弓の角度とか指の動きを見ようとするとそっちに傾くんですよね、と教室の鏡を見ながら言い訳したら、ビブラートの指の動きを見るときは真横からじゃなくて斜め前くらいから見るようにするといいよ、と。そ、そうなのか~! 簡単なことなのに、意外と自分じゃ思いつかないのですよね……。

 

 とまあ、オケとレッスンほぼ連続でしたが、ある意味充実してるとも言える。そして明日の晩はまたオケです。新しい曲もやるというので、楽しみ♡ メンバーも毎回けっこういろいろ変動あって(ありすぎ!)、サプライズだしね。

 

 オケ初日の写真、大学のFBにアップされてたのをこっそりこちらに転載しておきます。

 オケ、というのは憚られる規模w でもコンサートには大学の先生方や外部からのプロ?も加わって、楽器の種類も人数も大幅に増えるはず。そうなる日が楽しみです。