気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

ビブラートの魅力ってなに?

 大人になってからバヨを習う人は、まあたいてい、バヨの音が好きとかで習おうと思うんだと思いますが、私も例にもれずその一人です。でも、たいていの人は、ビブラートに憧れたり、早く習いたいと思うもの……?

 どうも私にはその辺の気持ちが欠けているようで、ビブラートもプロが弾いているのは美しいと思うんですよ? でも、どうしてもかけなきゃいけないの? 特に私のような、普通の音色ですら大して美しくないのが、ビブラートかけようとしたらますますおかしくなるし……。

 ビブラートは表現方法のひとつで、そのかけ方に個性が出るとか、曲の雰囲気が変わるとか、そういうのも理屈ではわかってるんだけど……。それに、じゃあもっとまともに弾けるようになってから、って言ってたら60歳で(それもかなり早く見積もって?)ビブラート始めましょうかってなっても、今よりさらに指も体も硬くなってて、なおいっそう難しいのもわかってる。だから今やるしかないんだけど。

 今までビブラートなしで普通に弾いていた曲を、ヘロヘロうにょうにょビブラートかけて弾かなきゃならないの、しんどいですw 

 で、あんまり練習時間取れてません。曲とかボウイングの練習のほうが楽しいもん。ビブラートはすぐ指が痛くなるし、手首も痛くなるし、動きちゃんとできてるのか自信ないし(愚痴グチぐち……)。

 しかし考えたらもうレッスン3回もビブラートやってて、次のレッスンで丸三週間やってることになるのに、まだ初期と大して変わってない? と思うとちょっと焦りも出てきました(遅い?)。

 

 で、いろいろ考えてたんですが、何が何でもビブラートつけないとカッコつかない曲、って何だろう? 真っ先に思いついたのが、バッハ/グノーのアヴェ・マリアです。これ、ビブラートなしだと、相当つまらん曲になる気がするw

 


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 よし、これを弾きたいと思えばビブラートの練習にも身が入るんじゃね? と思いましたw グノーのアヴェ・マリアシューベルトのより好きなくらいですし。

 まあしかし、実際問題としては新しい曲+ビブラートなんてムチャなわけでw そこは先生わかってらっしゃるw だから、まずは弾ける曲でビブラートやるしかないんですけどね。

 

 まあでもとりあえず目標の曲ができたのでビブラート頑張ることにして、そのためには、通常の練習時間のごくごく一部をビブラートやるだけじゃぜんぜん足りない。そこらにバヨを常に放置して、手が空いたら練習、というふうにするしかないんじゃ?

 とはいえ、7匹の猫がいる家で、バヨをそこらに放置してうっかり蹴落とされでもしたら大変だ。まあ置くときには気を付けて安定するところに置くとか、猫たちももうみんなオトナだからそんなに暴れたりはしないけど、やっぱりスズちゃんを毎日そこらに置いておくのは怖い。

 というところで思い出したんですよ、カール君をw 安いたってそれなりのお値段したから、完全破壊されたらそりゃまずいけど、ちょっと傷がつくくらいなら……w しかも音出すわけじゃないので、カール君でも問題なし、ネックを細くしてもらったのがここで大いに役立ってきます。それにカール君も、ずっとケースの中だと具合悪くなるかもだしね(弦は心持ち緩めてありますが)。

 カール君、久し振りに出してきて、KUNの肩当ても出してきて、常に手元に置くことにしました。今も、メキシコ代表のサッカーの試合始まるので、見ながらビブラート練習することにしますw 次のレッスンまでに、何とか手の動きをもう少しマシにしておきたいです。

 

 サッカー観戦中、ビブラート休憩でバヨを横に置いてたら枕にされました。

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