気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

私のバヨは外国語一年目

 いや、もう一年半習ってるんだから(産休入って正味一年三ヶ月か、って細かい?w)二年目か?

 

 今日はやっと通常スケジュールのレッスンでした。先週が土曜日だったので、あいだ四日しかなかったけど。

 前の記事で書いた、右親指の力が抜けて、なんか音が良くなった気がする! 曲弾いてても、楽! とか思ってたんですが(昨日は)、レッスンで弾くと……お察しw まず、先生の家の音響が違うので(かなり広いキッチンダイニングの隅でレッスンで、かなり響きます)、うちで弾いてるのと音が違って聞こえるってのもあるかも。普通は響いたほうがうまく聞こえる? お風呂場で歌うのとかといっしょでw でも、耳が慣れてないからか、自分の音がよくわからない……。そしてたぶん、緊張するからやっぱ力入っちゃってたかも。わからんが。まあまだ力抜けて二日かそこらだし、その効果は今後に期待。

 

 で、今日はいきなり曲から。基礎練習なし。前回、メヌエット3番もお忘れなく~、とか言っちゃったので、それから。先生のピアノに合わせて弾いて、ここからもっぺん、と後半だけ弾いて、後半の後半だけさらに弾いて、結局何にも注意されなかった……? 

 じゃあ次、ワルツ(ブラームス)、って言われて、昨日いちおう練習で弾いて弾けてたはずだったんですがねえ……。なぜかレッスンでは間違えまくり。何週間弾いてなかったんだよ、みたいな。でも、いろんな曲をどんどんやっていくと、前の曲を忘れるのは普通だから、と言われました。そっか、忘れてもいいのか。

 はい次、妖精の踊り(パガニーニ)。これも特に何にも言われなかった……? あれ?

 はい次、コンチェルティーノの第1楽章。土曜のレッスンでピアノ伴奏、YouTubeのを出すのにえらい苦労したんで、今日はiPadに入れて持っていきました。テンポはいつもの108だけ持ってったら、もっと速いのもあるんだよね?と言われ、今日はないです。で、先生もバヨ出して合奏。細かいとこ注意されつつ(一番難しいBパートで、一音、指遣いの変更申し渡されました。それ直すのたぶんめっちゃ時間かかるので宿題にしてくださいとお願い)、もう一度速めに演奏。特に刻むとこ、肘じゃなくて手首で、って、ごめんなさいそれ言われるの何回目。

 それじゃ次、コンチェの第2楽章。これも先生と一緒に弾いてから、言われました。もっと甘やか🍓に。う~~~~ん、わかってるんだけど……どうしたらいいのかわからん。先生はビブラートかけてるじゃん、ずるい。とは口には出しませんでしたがw、具体的にどうすればいいのだろうか……。先生がお手本弾いてくれたので、これからの練習で頑張ってみますが、そのとき指摘されたもう一つのこと。

 私の場合、音が変わるところでいちいちアクセントがついてる。つまり滑らかに平均した音が出てないと。え、そうなの?😅 家に帰ってから自分の録音(一ヶ月近く前のでしたが)聞いてみたら、ホンマや~!

 迷いましたが、ちょっとだけ動画アップしました。冒頭部だけね。音色とか音程は、今はもうちょびっとだけマシになってると思いたいですが、ボウイングはだいたいこんな感じです、たぶん。

 

 

 第2楽章は特に、スラーで3音ずつとかたくさん出てきますが、そこがね。うん、ブラームスのワルツのときとかも言われたな、それ。

 リズム意識しすぎなんですね。私、元パーカスなんですが、前にも書いたように単に楽譜読めませんって言ったがゆえのパーカスで、リズム感がいいわけでもなく、むしろ良くないほう? なので、バヨでもリズム違うって注意されることもたまに?しばしば?あり。さすがに元パーカスとして(しかも大して難しいリズムでもないのに)それはまずいだろ、と思うので、リズムリズムとパキパキリズム取りすぎるんかな。ワルツも、優雅に、とさんざん言われたけど、パッキパッキパッパ、って弾いちゃうw

 とにかく、コンチェ第2も、もっと滑らかに。先生がお手本弾いてくれて、私のはこんなん、と弾いてくれて、そしたらもう一発で違いはわかるんですよ。しゃべるときも、一語一語区切ってしゃべらないでしょ? と言われて、あ!😲💡

 あのね、スペイン語とか習いはじめのころは、一語、ずつ、区切って、しゃべる、んです、よ。考え、ないと、次の、単語、出て、来ない、から。バヨも、こんな感じw

 先生はキューバ人だから、メキシコに来てもスペイン語スペイン語のままで*1、そういう経験はないかもと思ったけど、英語とかで思い当たるところがあるのか、笑って、それそれ! と同意してくれました。

 でも、もう何度も弾いて、ちゃんと弾ける曲なんだから、もっと滑らかにできるでしょ? とのことなんですけどね、第1楽章もだけど、まだ暗譜しきってないんです、実は。だからたまに、弾いてて迷子になるとわかんなくなって落ちちゃうし、短い第2楽章すら楽譜なしでは弾けない状態。音符見ながら、次はえーと、なんて考え考え弾いてる。これが問題か!

 暗譜すりゃいいってもんでもないけど、暗譜しないとすらすらとは行かないよなーそりゃ。

 

 何はともあれ、外国語と同じと思えば、習い始めて一年目ならたどたどしくてもしょうがないか! でも二年目と思うと、さすがに初心者レベルは抜け出したいところなので、もう少し流暢にしゃべり、じゃなかった、演奏しましょう!!てことで。

 ドイツ人の知り合いが暗唱してくれたハイネの詩がとっても美しかったこととか(そういえばこの人もバイオリン弾く人でした)、初心者向けのゆっくりしゃべるニュースってのがあるんだけど、慣れてくるとゆっくりは却ってわかりにくいとか、言葉に関しての今までの経験を音楽に照らし合わせると、いろいろとすごく納得できます。

 

 今日はさらにこのあと、「いつも何度でも」をやって、そろそろ録音してもいいんじゃない?と言われました。先生が、友人のピアノ演奏と私のバヨ演奏を重ねてくれるんだそうです。それにはまず、間違えずに通して弾けるようにならないとね!! 

 頑張ります。

 

 

*1:ま、多少アクセントの違いや単語の差異はあるだろうけど、でもそう言えば先生はキューバスペイン語じゃないです、メキシコのスペイン語です。前に海洋生物学やってたころにキューバから来た教授のスペイン語はもっと強烈だった。バヨ先生はメキシコ長いからかなあ。でもアルゼンチン人とかでメキシコに何十年住んでてもアルゼンチン訛りが抜けないサッカー監督とかいくらでもいるんですけどね