気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

楽しむにはどうしたらいいのか?

 今日は臨時でレッスンでした。先週と今週の木曜は先生の都合でレッスンできず、私も今週はワクチンでダウン気味だったのでちょうどよかった。でもさすがに2回抜けて3週間ぶりになるのは気の毒だと先生が思ってくれてか、今日(土)は予定けっこう詰まってるはずなのに、ねじ込んでくれて、朝の9時半から。

 新しいケースで行きました。先生のケースも同じくらいの値段の同じ形だけど、やっぱ一回り小さい感じするなあ……。チャックなのはいいねえ、と、やはりそこに魅力があるようでしたが、寝かす以外の置き方だと不安定なのがちょっとね。

 

 ま、ケースの話はそこそこに、レッスン一時間みっちり。基礎練はスタッカート(マルテレのスラー)もっとちゃんとやっておかないとなー、と反省。「いつも何度でも」とコンチェルティーノの第1楽章をやりましたが、「硬いなー」と言われ。すいません、相変わらず緊張してるもんでー。いや、なんで緊張するの、と言われるんですけど、なんででしょうねえ? 人前で演奏することがほとんどないから?

 例えばカメラでも、今日は調子いいし、録画しようかなー、とカメラ設置すると、とたんにうまく弾けなくなったりするんですよねえ。慣れの問題かな。だったら毎日カメラに向かって弾けばいいんだけど、バッテリーの問題もあるしねw それをやって、カメラに慣れたとしても、人前で弾くのとは違うだろうし。

 

 そして今日は先生、久し振りにご自分のバヨを取り出して、一緒に弾いてくれました。ピアノ伴奏はYouTubeで。

 いやあ、楽器のグレードが違うとかいうことを別にしても、バヨってやっぱりこんなきれいで柔らかい音出るんじゃん! 目の前20センチで聞いてても、私のとぜんぜん違う! なんで!?

 もちろん普段からネット動画でプロの演奏を聴いてはいますよ? でもやっぱそういうのと、目の前で生で聞くのとは違う。録音機器の性能が~、とか、エフェクト入れてるよね、とか、そういうごまかしなしの、ダイレクトに耳に入ってくる音だし。う~~~~む。

 何かやっぱり私、根本的に弾き方間違ってない?w と思うくらい、音が違うなあ。

 

 しかしレッスンではそんなことをのんびり考えてる間もない、とにかく先生と一緒に弾くしかない! 前に動画でもピアノ伴奏よりバヨとの合奏のほうが音がわかりやすいと書きましたが、それは生でも一緒で、気分も変わってよかったです。

 で、最後に先生がおっしゃるには、基本は弾けてるんだから、あとは細部だけ、それはちまちまと直していけばいいだけ。で、もっと曲を楽しんで!

 と、言われてもねえ……。いや、わかるんですよ。楽しんで弾けば、よけいな力が抜けてもっといい音が出て、そしたらさらに楽しめて、悪循環ならぬ善循環になるってことは。でもねえ、まだ音符を追って間違えないように弾くのがやっと、ってレベルの曲だからこそ練習してるんだし、まあある程度弾ける曲なら楽しんでみるのも可能かもですけどねぇ……。

 

 悩みながら、午後の練習で、どうやったら楽しみながら弾けるんかなあと思案。

 まずその1,もっといい音出す! →どうやって?

 その2,楽々と弾けるようになるまでマスターする。 →いろんなのに手を出してアブハチ状態w

 その3,練習(というか演奏、合奏)に工夫する。 →どんな?

 

 とりあえず、今日の基礎練で何ヶ月ぶり?ってくらいでスタッカート(マルテレのスラー)をやって、ボロボロで。力入れていいのは右手人差し指だけ! てのを思い出させられてもう一度やったらちょっとマシだったけど、実は昨日おとといあたりでマルテレ(全弓)久し振りにやって、ぜんぜんできなくて愕然としてたのでした。やっぱこれは、もっと継続してやらないとダメだなー。

 というのに加えて、基本的に私はガリガリ力入れすぎ、ってのは前からあって。筋肉の緊張って意味での力も入ってるし、しっかり音を出そうとしすぎて楽器や弓を押さえつけすぎってのもある。

 ここらを徹底して直していけば、力が抜けてきれいな音が出るのかもなあ。

 毎週のレッスンってのは、もちろんいい面もたくさんあるんだけど、反面、毎回次から次へといろんな課題が出てくるので、2,3週間前の課題は放棄されがち。その意味で先生の産休は、溜まりに溜まってた課題を消化するのにちょうどよかった(でもごく一部しかできなかったけど)。でも、大事な課題はちゃんと忘れないで続けていかないとなー。

 

 それから、いろんな曲をやるのもいいけど、あっちこっちつまみ食いじゃなくて、ある程度ちゃんと弾けるように集中して練習して、一曲を一ヶ月とか6週間とかくらいのスパンで仕上げる目標を立てるとか? これはもちろん、あまり難しい曲じゃなくて、小品ね。

 あとは、伴奏を変えるのもいいし、動画で弾いてるのに合わせてとかもアリかも。ただし、うまい演奏といい音質のを選んで

 以前レッスン受け始める前に、スケールの練習するための動画を探してたんだけど、ピンキリで、これなら毎日繰り返し聞いても耳障りでなく、自分もこういう音を出そうと思える動画がありました。


www.youtube.com

 説明が、英語だけどしゃべりまくるのでなく字幕なのも好感度高しw そしてバヨの音質は大事かな。特に練習に繰り返し使う場合は。

 だから、これから使うのも、またいろいろ探してみないとね。

 

 ところで、別のとこでこんな話を友人たちとやり取りしてたら、一人が、これ面白かったよと紹介してくれた動画、あー知ってる知ってる! 前に別の友人が教えてくれたやつ!


www.youtube.com

 

 そうか、楽しむってこういうことか🤣🤣🤣 こういうのやればいいんか!!!(←たぶん違いますw

 ま、それ以前に、チャルダッシュなんて弾けないけどなw

 

 ところで、同じバヨ談義のなかで、日本の先生がおっしゃるには、「出来ない曲も、弾きたい曲も、どっちもあるってのが 上手くなるための最低条件」だそうで。へえーーーー。うん、それはどっちもあるな、たっぷりとw 

 でも、できない曲ってのは、楽譜見ただけで、あるいはプロの演奏を聴いただけで、無理!と思ってるだけで、やってみたわけではないので、いちおう、無理とわかってても挑戦してみたうえでの「できない」かもしれない。そんなら、たとえば10年後20年後でもいいから、最終的にはこれ弾きたいなあという超絶難曲を一つ(でもいくつでも)選んで目標として置いておくのもいいのかも。

 うーん、何かあるかなあ、自分で弾いてみたいほど好きな曲で、そんな難しいのって。ちょっと考えておきます。