大したネタじゃないんだけど。
駒のパーチメント革
帰ってきたスズちゃんの古い駒、じっくり見てみたら、E線の食い込み防止のところ、薄いシールが貼ってある!?
かなり傷んでます。
わかりにくいけど、こっち側は半分くらい、べろんと剥がれちゃってるし。
これ、調べたら、パーチメントとかともいう、革なんだそうで。私のは革かどうかわからないけど(プラスチックみたいに見える)。
上等な駒だと、この部分に象牙とか黒檀を埋め込むのもあるらしいですが、安物だと、こういうふうに薄革を貼って補強するらしいです。
んで、これでちゃんと食い込み防止加工してあれば、弦の根もとについてるチューブは不要、という説も多い(音を妨げて響きが悪くなるので、外した方がいいとか)。でも、スズちゃんのはいちおう、最低レベルかもしれないけどちゃんと加工してあったのに、いつもチューブ付けてて、それでもこんななってるんですけど……。
そして、新しく付けてもらった駒には、加工はしてないしねえ。E線は細くて音が高いので、太くてよく響くG線や他に比べると、どうしても音が長持ちしない。チューブを外すことで、もっとよく響くようになるんなら、外したいところだけど……。
自分でこういう革を貼りつける器用な人もいるようだけど、そもそもパーチメントが手に入るのか、そんな細かい作業ができるのか? というところで自信がない。E線の高さの問題もあるから、できればそりゃチューブは外したいけどなあ。
ボウイングをまっすぐにするための方法
昨日だったか、こんな動画を見てました。
で、このサムネイル画像にもあるけど、弓をまっすぐに動かす3つの方法の一番目がこれw
紙切れを棒状に丸めて、f字孔に突っ込めとw バヨが両方の鼻の穴から鼻水垂れて、チリ紙突っ込んでるみたいやんwww
実は、ボウイング用に、こういうものも売ってます。
こんなんとか。
うーん、どうなんでしょうね、こういうのって? お金出して、役に立たなかったら悲しいから、一度自分で作ったこともありますw 針金ハンガーを切って曲げて、そのままだと楽器に傷がつくから、粘着式の包帯をぐるぐると巻いて。でもやっぱりこういうの付けてると、気になって思い切ったボウイングができなくて、少し使っただけでやめちゃった。むしろ買った方が、頑張って使い続けるからいいのかなあ?
でも、この鼻にチリ紙突っ込むみたいな方式は、お金も手間もかからず、弓の動きをさほど阻害もしないからいいかも!? と思って、やってみました。
まあ、ボウイングの練習をするときはいいんだけどね、これでも。でも曲のなかで、ここだけどうしても弓がまっすぐ動かせない、とかいうところを練習したいときは、割とかさかさ音がして気になるし、突っ込んだだけだから、すぐにあっちゃこっちゃ向いてしまうし(ということは弓でガンガン押してしまってるってことでもあるんだけど)。あと、弓の根もとのほうに来ると、ラッピング(巻いてある針金)がぶつかっちゃうのもちょっとな。
これだったら、針金ハンガーで作ったやつのほうがマシかも? あれ、まだどこかにあるはずだから、今度また使ってみようかな。あのころより、ボウイングの大事さ、身に染みてるので、もっとマジメに練習するかも?
ちなみに、上の動画の他の二つの方法ってのは、一つは左上腕部を壁に当てて動かないようにして練習するというもの。三つめは鏡使うっていうこと。
この、弓をまっすぐ動かす練習については、日本語でもいっぱい動画があるんだけど、この紙を使う方法はなかなかユニーク。もっとマジメに練習に取り入れてやってみたい人は、ぜひ使ってみてください。