気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

人前で弾くということ(先生だけど)

 来週からレッスン再開!となると、日々の練習にも気合が……入るんだけど、むしろ考えるのは、レッスンで弾くとき、コンチェルティーノのテンポはどれにしよう???だったりしますw

 練習に大変、重宝しているのがこちらの動画。


www.youtube.com

 

 おじさんの顔芸もいいがw、演奏もいいし、何と言ってもバヨ演奏とピアノ伴奏をあらゆるテンポでアップしてくれてるのがすばらしい。76 - 84 - 92 - 100 - 108 - 116 - 124 - 132 - 140 と148があります(動画説明からコピペw)。

 

 私はこの曲、最初は46とかで弾いてましたw だんだん速くしていって、この動画を見つけたころには80くらいで弾けていたので、このピアノ伴奏に合わせて、84、92、100……とだんだん速く弾けるようになり。今は、132でも弾けないことはない、でも音汚ないし、ほぼ確実にどこか失敗する。124だと、まあまあに弾けるときもあれば、グダグダになるときもあり(半々くらいかなあ)。116だと7割くらいはまあまあに弾けるが、失敗するときもある。108なら、9割がた、音もきれいに弾けてるつもり。

 レッスンまでの数日で、この割合を少しでも押し上げていくよう頑張るとしても、そんなに大幅には変わらないだろうし。さて、問題は、レッスンで弾いてみせるとき、どのテンポにすべきか?w 

 

 ゆっくりテンポなら確実に上手に弾けるかというと、それはそれでけっこう難しかったりもするんですよ。思考に余裕ができちゃって、よけいなこと考えてしまって集中途切れて失敗するとかw 音程も、速すぎてももちろん合わせるの難しいんですが、ゆっくりすぎても意外とずれちゃうんですよね。左の指は(ある程度マスターしたら)あまり考えずにパパパと動かす方がずれないみたい。

 それなら、116くらいが無難かなあと思ってるんですが(失敗しても速いからって云い訳が利くw)、これも日によって出来不出来の波があるのでね……。

 

 それと、三ヶ月ぶりに人様の前で弾く(オンラインだけど)というのも、緊張しちゃって、今は普通に弾けてる108でも、先生の前だと失敗するかもな、と思ったりw だって、先生だけでしょ? と自分でも思うけど、何しろこの三ヶ月、ずっと一人で好き勝手に弾きまくってたし(ダンナや動物たちはいたけど、下手くそだな~とか言わないしw)。

 そういえば去年1月にレッスン始めて2回目か3回目くらいのときに、家で練習したときはちゃんと弾けてたのに、先生のとこではぐっだぐだで、え、ちょっと待って待って、なんで、家では弾けてたんです、緊張しちゃってるんかな、深呼吸させてください、すーはー、ってやったこともあり、そのとき先生も、え、私しかいないのにどうして緊張するの?って言ってたけど、緊張するもんはするんだからしょうがないよな~。

 

 そうだ! 去年、日本の友人(趣味でフルート習って10年)としゃべってて、この本よかったから送ってあげるわー、と送ってもらった本がありました。

 

 

 届いてさっそく、ほほう!と読み始めたけど、これ、かなり上級者向けじゃね? つまり、普通なら弾ける人が、舞台とかで緊張しちゃっていつも通りに弾けないのをどう克服するかっていう話で、そもそも弾けないのは論外w

 まあなんでこの本を送ってくれる話になったかというと、確かオンラインレッスンになってまだ間もないころに先生が、そのうちリサイタルしようと思ってるんだけど、という話をし始めて、最初リサイタルってスペイン語がピンと来なくて*1、何ですかそれ?って訊いてびっくりw まあ当時の私は今に輪をかけてまだなーんにも弾けないレベルだったしね。

 いや、弾ける弾けないに関係なく、そういう区切りというか、発表するってのは大事、というのはすごくわかる。その話聞いたときも、それだけで気持ちが引き締まって心持ちが変わったし。まあ結局そのままずるずるとコロナ騒ぎは収まらず、先生が妊娠したりもあって、実現はしてないけど。
 だもんで、結局私は、先生(とダンナ)以外の人にはほぼ聞いてもらってない。何度か、動画に撮ったのをアップして、親やごく一部の友人に聞いてもらったことはあるけど、ここにはアップしませんw*2

 あ、そういえば、ダンナも在宅ワークになって間もなかったころ、オンライン会議とかしてて、まだ前の家だったと思うが、会議の話し声が聞こえてきたことがあった。ところが、なぜか会議してなくて、雑談w で、それぞれが自分の趣味とか? 話してるっぽくて、ネット回線の向こうの誰か男性が話してる声が自然と耳に入ってきたんですがね。その人、子供のころからバイオリンを習ってずっと弾いてて、とか言ってんの!!! え、そんな人がダンナの同僚にいるの? しかも私、自分の練習時間にはダンナがオンライン会議していようがいまいが、がんがん練習してましたがw 

 結局その人が誰なのかもわからないし、毎回練習するときその人と会議してない?って確認するのも変だし、たとえそうだとしても練習辞めるわけにはいかないッ! というわけで、たまに思いながら練習してます、あの人が聞いてるかもしれないなあってw かもしれない、くらいじゃ緊張はしないけど、音程にもうちょっと気を遣ったりくらいは? あとね、その人には本当に申し訳ないと思う、仕事できないんじゃないかなw 私もそうだけど、音楽があるとそっちに耳が行ってしまって、会話できなくなったりするよね。しかもそれが下手っぴー(死語?)なバヨで、絶え間なく、あ、音程ずれてる、あ、間違えた、あ、またおかしい、となると、マジで仕事できないと思う……。

 

 さて、先生の前で弾くコンチェルティーノのテンポは、どれにしようかな……🙄

 

 

*1:Recital、発音はレシタル、オンラインではレシタって聞こえて、え、レセタ(レシピ)?って思った

*2:いつか、10年くらい先かもしれないけど、人様に聴いていただけるような演奏ができるようになったらアップしますw