気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

今の私のレベル、やった曲など

 今の私のレベルを書いておきます。(ちょっとこういうの、勇気いるなあ(^^;) そもそもバヨについて私ごときが何か書いてさらそうってのが……。でも昨日の記事で宣言しちゃったし、読んでくれる人も限られてるから恥ずかしいの我慢して、頑張ります!?)

 最初のバヨを買ったのは25年以上前だけど、んで当時習ってはいたけど、ほとんど何もやってないも同然だった、というのは、前の記事に書いたとおり。

 本格的にバイオリニストの先生に習い始めて1年、産休でレッスンお休みになって今で2ヶ月。

 

 

 また話が脱線しますけどね。

 今の先生を見つけて連絡取って、初めて電話でしゃべったとき、上記のことはざっと説明しました。習ったこともあるけど、ちょっとだけだし正式じゃなかったので初心者ですと。

 ところが(これも前にどこかで書いたけど)、最初のレッスンに行ったら、音符の長さとか知ってる、ドレミ知ってる(すらすら読めるとは言わないが)、バイオリンの弦のどこを押さえたらどの音が出るか知ってる、ト長調の音階弾ける(いちおう)、というのは、メキシコ的には初心者じゃないらしい……w

 まあ全音符とか二分音符とかのオタマジャクシの名前や音楽用語で、スペイン語知らないのはたくさんありましたけどね。Trinoやろうか、って言われて、トリノ? イタリアの?って思ったら、トリルだったり。いちばんびっくりしたのは、フェルマータかな。スペイン語でもフェルマータだと思うでしょ、カルデロンっていうんだよ。誰それ?*1ってなったねw

 

 

 閑話休題

 習い始めてこの一年でやった曲は、少ないです。

1.スズキ1巻のバッハのメヌエット1番。今ではやっぱいちばん安定して弾けるので、修正すべき技術点などあると、これを使います。

2.いきなり飛んでスズキ2巻のブラームスのワルツ。最初苦労したけど、今はまあまあ。改善点はいくらでもあるけど。

3.スズキ2巻のパガニーニ、妖精の踊り。付点音符と三連符の地獄w 私、パーカスやってたわりに(まあそれも成り行きだったしね)リズム感はなくて、こういうチャキチャキしたのは苦手。先生もそれわかっててこれを選んだ節ありw

4.スズキ1巻に戻ってバッハのメヌエット3番。私がこれギターで練習してたので知ってる~!と言ったばかりにw 1巻だからちょろいでしょ、って言われたけど、今のところ(練習時間あまり取れてないせいもあるけど)まだまだ苦労してます。

5.今年頭に先生が楽譜をくれた、キュヒラーのコンチェルティート長調)。いちおう第1楽章だけと言われたけど、産休に入って一人でやってるので、短くてゆっくりでハ長調の第2楽章も勝手にやり始めてます。

 

 ちゃんと先生に見てもらってる曲はここまで。あとは、適当に好きな曲をちょっとやったりね。

 

 また脱線するけど、バヨに限らず楽器、やり始めの音出しはドーレーミー、じゃないですか。それがだんだん馴染んでくると、『カエルの歌』になったりしません? ドレミファソ―ソー、ララララソー♪ 『日の丸の歌』とかねw ドドレレミミレー ミミソソララソー♪ リズムを変えると『浜千鳥の歌』とか。ドーレミーソラードソー ラーソミレドレー♪

 あー、ギターは音階ってあんまり意識しない楽器だから、これはなかったっけな? コードとかから入るから。でもケーナとかね。こうなるよね。マンドリン(バンドリン)はバイオリンと同じ調弦だから、バヨで弾ける曲はいちおう弾ける。でも基本ギター系だから、カエルの歌とかはなかったかな? トレモロに挑戦し始めると、弾きたくなるのはアルハンブラ宮殿の思い出とかだねえw

 

 バヨ習い始める人は、シャコンヌ弾きたい!とか、なんかそういう名曲を弾きたくて始める人、多いんでしょうか? 

 私は(前にも書いたけど)メニューイン聞きまくって、名曲はいっぱい知ってはいるけど、なんか私が弾いてるバヨとメニューインとかプロの弾いてるヴァイオリン(バイオリン、ですらない感じw)はまったくの別物みたいな気がしてて、そんな次元目指そうという発想がない。だから上達しないのか?w

 じゃあなんでバヨ習ってるのかというと、いややっぱり聞いてて気持ちよかったからってのが一番で(別記事で書くけど、それヤバいらしいがw)、あと、私はどうもぷーぷー🎵しゃかしゃか🎶音を出すのが好きらしい。音が、それもできればきれいな音が出ればそれだけで幸せ。それで曲になったらもっと楽しい。そこらレベルでうろうろしてるっぽい。

 だから、日本に行ったとき実家の引っ越しでいろいろ物を処分したんだけど、祖母の仏壇にあったおりんを二つ、もらってきたりとか。ちーーーーーんんん……って鳴らすだけでそこらの空気が浄化されるみたいで気持ちいい。二つ(大きさ違うので微妙な和音w)重ねて鳴らすのも楽しい。ドイツの小学校時代に使ってた子供用の鉄琴(グロッケンシュピール)ももらってきたし。メキシコ製のレインスティックとかも持ってるw しゃらしゃらしゃら~~~~、って気持ちいいのよねえ。

 とにかくいろんな、音の出るもの、持ってます。まー、パーカスやっててそれ系の民族楽器に関してちょっと勉強したりしたので、そういう興味もありますがね。でも結局、音そのものが気持ちいいんだろうなあ。

 だからバヨも極論、単音をぎぃぃぃ~~っと、いや、ぎぃ~~じゃ気持ちよくなさそうなので、もうちょっといい音で、特にバヨって、かなり安定した音(いわゆる楽音)が出る楽器でしょ。ちゃんと弾けたら。だからもう、それだけでも私はきっと幸せなんだと思いますw

 

 

 でもまあせっかく習うからには、簡単でいいから曲とか弾けたらいいよな、誰かと合奏とかできたら楽しいし(合奏の楽しさはまた格別、それは体験済みなのでわかってます)。

 今まで先生に習った曲、どれもかなり好きです。バッハは大好きだし、ブラームスのワルツも良い。パガニーニだって楽しい。今やってるキュヒラーは、しかしこれマジで気持ちいいです。日本ではどのくらい知られているのかわかりませんが、簡単で(ファーストポジのみで弾ける)でもメロディがきれいで、めっちゃ気に入ってます。作曲者がバイオリニストだったらしくて、まさにバイオリンのための曲。

 

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 いつか第3楽章までコンプリートするぞ~!

 

 

 さて、そうは言っても、私のレベル。

1.ポジションはファーストのみ。

  昔いい加減なレッスン受けてたころパッヘルベルのカノンとかで、ちょこっとだけファーストじゃ無理な音とかいくつかあったし、耳で合わせることはできたけど、いわゆるポジション練習ってのはやったことない。一度先生にそれ訊かれて、じゃあそろそろそれもやらなきゃね~、と言われたあと、そのまま産休に入っちゃったので、まだ。

2.ビブラートはやったことない。

  いや、この歳*2になってまだビブラートやったことないと、一生できないんじゃないかと思っちゃうんですが、まあできなくても別にいいか、とも思ってます。音程狂うのが怖いってのもあるw 

3.ソルフェージュは、今年の目標に設定してるけど、なかなか……。

  これについては、書きたいこといっぱいあるので、いつか別記事で。童謡レベルのハ長調なら旋律聴音とか初見で歌うのとか、まあできる……かな?くらい。

 

  音程は、スマホアプリのチューナーで確認しながら弾いたり、ピアノ伴奏に合わせると、まあ何とか? 

 今の悩みはボウイング。それについても長くなるので、また改めて書きます。ま、ボウイングは永遠に悩むような気もするw

*1:カルデロンはメキシコでは割とよくある苗字、そういう名前の大統領もいた

*2:そういえば書いてなかったかもだけど、50代半ばですv