カールくんを手放すことに、メキシコ人に未だにびっくりの話

　昨日、隣町の病院へダンナの運転する車で行きました。このごろバスがほとんどだったので、車は久し振り。で、せっかくだからバヨ工房にも行こうと事前に連絡を入れ、その日は大丈夫というので行ってきました。久し振りだったのと、隣町は数年前に大々的に工事して道路を高架式にしたりで、慣れないよそ者にはどの車線がどこ行くんだかわかりにくく、途中ちょっと道間違えたりもしましたが、無事に到着。

　カールくん、買ったのは2021年5月、4年前ですね。

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　そのままではいろいろと不具合が多かったので調整してもらい、スズちゃん入院中はカールくん使ってました。が、そのあとはあんまり出番がないままで、リンさんを買ったらなおのこと、で、オケのマックスに貸すことになったのが去年の3月。

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　マックスが椅子に置きっぱなしにして、妹がぶん投げてしまって、駒が破損、魂柱が倒れたという話を聞いたのが去年の6月。

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　そのときもいったん返してもらって隣町の工房に持っていくつもりだったんですが、その前に大学の先生が直してくれるというので、スズちゃんの古い駒を渡して、それで解決しました。

　が、今年頭には、指板が剥がれたと。で、返してもらったのが4月でした。

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　さすがにもうマックスに貸すのはなあ、というのもあって、グレーテル先生のところに行くときカンペチェの工房に頼むか……とも考えてましたが、それより先に以前からお付き合いのある工房さんに行けることになったし、もうそこでいいや、と。

　で、お店に入ってさっそくカールくんを見せました。チェックしてもらうと、裏板にもヒビが！？　あ～、そういえばマックス、なんかもごもごと裏板がどうとか言ってたなあ……。これのことだったか。ていうか、どうやったらこんなヒビが入るんだ？　裏板中央から少し右寄り（魂柱とは反対側だったのがまだしも救い？）に縦に15センチくらいかな。わずかに段差ができているくらいのヒビでした。

　弦はA線とE線が切れて無い状態。あれ？　そういえばテールピース、買ったとき全部アジャスタついたプラスチックのだったのをアジャスタが一個だけの木製に付け替えてもらったのに、アジャスタ全部ついてたぞ？　マックス（もしくはメセタ先生が、弦すら自分で交換できないマックスだから、少なくとも一人でそれやったとは思えない）、取り替えたのか？　で、木製のテールピースはどこに？？？　まあ別にいいけど……。

　写真を見比べてみると、顎当ても代わってますね……。

一回目の事故のあとで返してもらったときと、今回返してもらったとき

　いや、さすがにこれは……😡　も～、どーでもいいけど。

　当時まだ新品同様だった（一本は切れたわけですが）ドミナントの弦も外されて、メセタ先生が捨てた、とマックスは言ってましたが、どうなんだか……とは前からちょっと思ってました。これも、いいやつだからもらっとけ、って先生がくすねたのかもですね。メキシコ人の常識ってやっぱ、まだまだ理解を超えてるわ……。

　工房のお兄さん、カールくんをチェックして、ヒビも大丈夫、修理できますと心強いお言葉。他は、通常使用の範囲で起こる不具合です、と。マジかｗ　指板が剥がれることもまあよくあるそうです。駒と魂柱はもちろんのこと。

　で、これ、私はもう実は使わないと思うんですよね、一生ものの楽器買ったんで。だからもし誰か買ってくれる人がいたらお願いしたいんですけど、と言ったら、うん、子供オケもあるし、先生もたくさんいるから、買い取り手は見つかると思う、とのこと。元の値段を伝えて*1、どれくらいで売りたいですか？と訊かれてもねえ……相場知らないから何とも……半額くらい？

　まずは使える状態にまで持っていく修理は、それでも4桁ペソ行かないくらいだそうです。おお、意外と安いな。とはいえ、それを払って半額で売って、工房のお兄さんにもコミッション払うよね？　となると、残りはドミナントかＴｉの弦をセットで買えるくらいしか残らないけど……。

　ぜんぜん急がない、と言ったので、修理の費用はたぶん来週くらいに連絡します、とのこと。でも帰り路にダンナとその話をしたんですが、もう工房さんに進呈しちゃって、修理代込みで売ってもらって、大事にしてくれる人に弾いてもらえればそれで結構ですって言っちゃってもいいかもねえ、という話に……。まあそれはどうするか、また追って考えます。

　ケースは、これもマックスに貸していた木製のを工房さんに持っていったんですが、このケースはどうします？と訊かれました。どうしようかなあ……。20年以上前にメキシコシティでチェコの楽器を買ったときについてきたケースなんですよね。今どき木製ケースってもうなかなか手に入らないと思うし、けっこう頑丈でいいヤツだと思うんですが、なんと言っても重い。すでにこれ以外にもケースは三つ持ってるし*2、もういらないかな……。というわけで、カールくんにつけてやってください、とお願いしてきました。

　カールくん、まあまだどうなるかわかりませんが、無事にいい人に買われて大事にしてもらえるといいな……。

　しかし工房のお兄さんの反応を見ると、やっぱ子供が扱う楽器ってこのくらいはよくあることなのかな。親御さんが安物楽器しか買い与えないの、お金のない家庭なら仕方ないけど（マックスとか）、せめて弓だけでももう少しいいの買ってあげればいいのに……（メリッサちゃんとか）と思ってましたが、やっぱこのくらいが妥当なのかもなあ、とも思いました。

*1:まあそれに最初の調整やら、ドミナントの弦を張ったりやら、しましたけど、ケースは別物だし、弓と松脂ももうついてないし

*2:楽器は二つ、ケースはカールくんについてた発泡スチロールの極軽のと、アマゾンで買った安物カーボンファイバーの角型と、リンさんと一緒に購入したカーボンマック

肘と手首と、間を取るのは休符じゃなくて呼吸

　昨晩（水）はけっこう時間のかかったコンサートに、さらに大雨で帰宅に2時間かかって、へとへとでした。でも、金曜は隣町の病院に行くので、グレーテル先生のレッスンを木曜にお願いしてます。ナウン先生はキャンセルです*1。

　火曜はコンサートで、グレーテル先生の練習なんて余裕なかったし（その前の週末～月曜ももちろん）、昨日は30分くらいは練習しましたが、コンサートに出かけるので早く切り上げ、帰宅後はもちろんもう練習なんてできない。レッスン前にまた少しだけ練習しましたが、先週言われた手首の動きが、ちゃんとできてるのかどうかいまいちよくわからない……。指摘されたコレッリのソナタ、特にアレマンダと、先週やろうと言ってたけど時間切れになったノクターンをメインに練習しました（少しだけど）。

　９時半ぴったりにレッスン始まると、先生、もう新居なのかな？　まったく家具がないらしい白壁の部屋で、えらく先生の声が響く。しかも、職人さんが入ってるからちょっとうるさいかもだけど、と言われました。いえいえ、もうレッスンしてもらえるだけで感謝です。実際、途中で職人さんと話があって２，３回中断したり、最後のほうはドリルの音がすごくて先生が別の部屋に避難したりでしたｗ

　さて、先週の手首、言われたようにやってみたけど（少しだけ）、できてるのかよくわからない。かつ、問題がふたつ。手首の動きが大きくなったことで、右小指が外れがち*2、そして、手首の動きで弓の角度が変わるんだと思うけど、違う弦をこすってしまいがち。ということを訴えました。

　小指が外れてしまうのは、そっちに重心がかかりすぎなんだそうです。弓元だけど、人差し指にもっと重心をかけて、とのこと。ううう、それすると音がギギギってなるんですが……ならない絶妙なバランスを見つけないといけないんですね、はい。

　それから、ナックルを立てすぎない、弓を返すとき手首を反らさない、肘をもっとリラックスして脱力して下げる！　と、山ほど注意点をもらって、まずは開放弦で、それからコレッリのプレリュード弾いてみて、と言われました。じゃあゆっくりで、と言ったら、いやいや通常テンポでね、って……。それやったらたぶん、また元に戻ってしまうけど……。それでもプレリュードはそこそこ及第点だったみたいです。

　が、アレマンダはまた問題山積み。弓元近くで小さく弾くときも、肘で弾いちゃダメ！と言われました。鏡も確認しながら、何度もやって、だんだんコツがわかってきたかも。

　じゃあ次は……と先生が言うので、ノクターン！と思ったら、タランテラね、ってｗ　マジか、タランテラ、いつから弾いてないっけ？　練習メモを見たら、先週のレッスンでやったきりでしたよ🤣　まあでもそれなりに覚えてはいるので、何とか。

　で、ナウン先生にも言われる、パートのつなぎ目のところで、ちょっと間を置く、というやつ。これが私はどうもまだコツがつかめてなくて、長すぎず短すぎず、が出来ない。グレーテル先生が言うには、そこは休符を入れるわけじゃなくて、息を吸って、とのこと。息ですか……。

　オケの鍛冶屋のポルカでも、同じようにパートのつなぎ部分で、アナレリス先生が、そこは一呼吸置いて！　と何度もやらされました。先生が大きく息を吸うのを見て、その息を吐くのと同じタイミングで最初の音を出すわけです。それをやってたので、まったく見当もつかない、ってことはないんですが、自分でやるとなるとこれがけっこう難しいのよ……。

　でもグレーテル先生が言うには、この呼吸をすることは、自分の演奏だけではなくピアニストへの合図でもあるんだとか。タランテラの場合、私が息をすべきところではピアノは待機して、私の音が始まってから入ってくるので、まあそんなに問題ないとは思うんですが、マスターしておくに越したことはないよね。これから頑張って練習します。2日には演奏するかどうかわからないけど、17日にはたぶんやりますしね。

　最後になんか質問ある？と言われて、今日もそうだったんですが、どうも私はアップボウのとき弓がブレがち。直すよう頑張って練習するしかないんでしょうが、何が原因かわかれば注意しやすいかも？と思って訊いてみました。そしたら、「人差し指にウェイト」。あら、今日のレッスン冒頭で言われたのと同じところに戻っちゃった？

　とにかくそれを意識してやってみます。レッスン終わって、明日は一日出かけるので練習できないけど、でもこれからしばらくはずっと、グレーテル先生のレッスン内容に集中して練習できる！！😆　と思うと、なんかすごい解放感ですｗ　ま、解放感のあまり練習いつでもいくらでもできる、みたいなつもりになってサボっては意味ないので、気を引き締めて頑張ります。病院から帰って、疲れが取れてからねｗ

*1:ナウン先生も水曜の夕方からギターの生徒たちのリサイタルだったので、疲れてたと思うし、よかったんじゃないかな？

*2:これはちょっと前に自分で気付いて、修正練習をけっこうやってたんですが……

大学コンサート第二部鑑賞

　昨日（水）は大学の期末コンサート第二弾でした。

　5時半から始まるというので、私たちのときより短く終わるのかと思ったら、なんのなんの。コンサート終わったのは7時半回ってました。

　まずはいきなりのメリッサちゃんから始まりました。遅れないで行ってよかったです。お父さんとの親子合奏です。モーツァルトのコンチェルトの第一楽章だけかな。それでも６分以上ありました。しかも、弾き始めて1分もしないところでお父さんがピアノ止めちゃって、なんか音が出なくなった……ってｗ　ケーブルの接触が悪かったみたいです。で、また最初から弾き直し。それでもきっちり弾けるメリッサちゃんすごい。

　そして、見てると、ああ、グレーテル先生の生徒だなあ、私がいっつも何度も言われてること、きちんとできてる。特に先週のレッスンで言われたけど、ちゃんとできてるのかよくわからないでいた手首の動かし方、そして「肘で弾くな」も、メリッサちゃんはちゃんとマスターしてますねえ。

　こうしてじっくり見ると、手の形とか大きさがグレーテル先生そっくり。やっぱり小さいころからやると（それもきちんとやると）こういう形に育つのかな？　私の手首は硬いからか、手が小さいからか、お肉がつきすぎてるからか？　思いっきり曲げてもこんな感じにはなりません。でもとにかくじっくりメリッサちゃんの右手の動きを見て、参考にしようと思いました（動画）。

　順不同になりますが、シトラリさんはだいぶあとになって登場、ザイツのコンチェルトだと言ってました。シトラリさんはずっとアナレリス先生にバヨを習ってて、一度、グレーテル先生に替えたら、とアナレリス先生が言ったことあるんだそうですが、シトラリさんはイヤだと言ってずっとアナレリス先生なんだそうです（とアナレリス先生が話してくれたことあり）。まあ先生替えるのは勇気がいるの、わかりますが、やはりアナレリス先生はバヨ専門じゃないので、グレーテル先生がシトラリさんを見たら、たぶん私が言われてるのと同じこと言われそうだなあ（シトラリさんのほうが私よりだいぶうまいことはうまいですが）と思いました。

　メリッサちゃんのあとは、マルティン先生の生徒が出てきました。先生が伴奏をしてポルカ（もちろん鍛冶屋じゃない）を一曲。

　たぶんマルティン先生が来てから始めた生徒なのかな？　初級でした。今までメセタ先生に習ってた生徒たちは、やはりそう簡単にマルティン先生に半分渡す、とかいうわけにはいかないんでしょうか。マルティン先生は合唱の指揮もありますしね。

　それから、ピアノの生徒たち。最初は初心者からなので、拙なくて、もう聞きながらがんばれがんばれ、とこっちに力入っちゃうような初々しい演奏。難しいところではゆっくり、簡単なところではあっという間にテンポが速くなるの、やっぱありますねえ。特にピアノは基本が独奏ですから、どうしてもそうなっちゃうのかな。

　私たちが前に住んでた家の近所の子が、去年の7月の期末コンサートでピアノ弾いてて、そのときお互いに音楽やってることを知ったんですが、私はオケ初コンサート（人前で弾くのも初めて）でがっちがちに緊張してて、終わったあとも人の渦のなかでエリアちゃんを見つけられず、それきりになってました。

　12月のコンサートはオケと生徒たちの独奏が別の日で、行ったら雨でキャンセルになってて、1月末にやりますとFBに告知があったので行ったら、月を間違えてアナウンスしててｗ、結局2月だったんですが、何だったかでその日は私たちは行けずでした。エリアちゃんも弾いたのかなあと気になってました（あとで訊いたら、このときは出なかったそうです）。

　で、今回もどうかなあとダンナと言ってたら、出場してました！

　一年前より上手になって、背も高くなってる！　でも演奏の途中でわからなくなってしまったみたいで、止まって、やり直そうとしてもわからなくて、ガブリエル先生がサポートに舞台に上がってました。それでもちゃんと最後まで弾きとおしたので、偉かったです。

　次の子（高校生くらいの感じでしたが）も同じことになってました。その次の男の子は、ちんまりとした小学生でしたが、えらい渋い曲だなあ（低音の和音が連なる）と思って聞いてました。それでも最後まで止まることなく弾きとおして、舞台から降りようとしたら、ガブリエル先生が出てきて、ちょっと待って！と引き留めて、見事に弾きましたが、実は1オクターブ低く弾いてました、と🤣　マジかッ！　ていうか、気付かなかったのか、ボクちゃん？　で、もう一度正しい音程で弾きます、と先生が言って、もう一度弾かされてました。うん、1オクターブ違うと、かなり曲の感じ変わりますね。前のふたりみたいに、途中で止まっちゃったらそこでやり直させようと思ったのかなあ？　そしたら最後まで止まらず行っちゃった？　こんなアクシデントは初めて見ました🤣

　それからだんだんうまい人になっていって、安心して音楽として聴けるレベルに。ダンナも、「うんやっとうまくなってきた」とか生意気なこと言うので、じゃあ自分はどうなのよ、このレベルになるまであとどれくらい？　一年？　と訊いたら、指三本立ててました。3年でこれくらいになるらしいｗ　そりゃ楽しみです😁

　ピアノがほぼ終わって、次はギター。マイクのせいもあると思いますが、音が小さいので、息を止めて聞き入る感じ。みんな緊張してるんでしょうけど（その気持ちはめっちゃわかるけど）、もう少し堂々と、自信を持って（なくても持ってる振りだけでもして）弾いたらもっとよくなるのになあ……と思って、ああ、ナウン先生やグレーテル先生が私にもいつも言ってるの、これかぁ、となんかすごく納得しました。もっと楽しんで！　自分を解放して！っていうやつですね。まあ頭でわかっても、実際には（特に舞台の上では）なかなかうまく行かないのもわかってますがｗ

　あと、本当に独奏（ピアノは連弾も一曲だけありましたが、普通は完全独奏）の場合と、録音伴奏に合わせる場合では、やはり差が大きくて、ピアノやギターの初心者だと、スムーズに弾けずに止まって次の音や指を考えたり、ゆっくりになったり。でも伴奏があると、そういうわけに行かないので、テンポは一定になります。そうすると、ちょっとくらい間違えても、聞いてるほうが脳内で勝手に修正できるので（少なくとも私はそう）、テンポがバラバラな演奏よりすんなりと音楽として入ってくる。ということにも気付きました。やっぱテンポ／リズムは大事。ダンナもそのことに気付いてくれるといいんですが……。

　ギターのあとは、サックス奏者がふたり。先生の紹介によると、今学期サックスを始めたばかりの男の子ですが、その前にバロックフルートをやっていたそうで、その下地があるので上達が早い、とか。

　この子ですが、確かに上手でした。ベサメ・ムーチョとイエスタデイを演奏しました。録音伴奏があったのもありますが、ニカッと歯をむき出して笑う余裕がある子で、舞台慣れもしてるのかな？

　もう一人のサックス奏者は年配男性で、先生も、楽器を始めるのに年齢は関係ない（まあ子供からやるのが理想的ではありますが、と付け加えてましたが）いい例です、と紹介。ソプラノサックスかな？　この人もけっこううまかったです。

　ここまでのギターが、どれも音が小さく控えめで、ぼそぼそという感じの演奏ばかりだったので、サックスで一気に雰囲気が変わりました。

　それから、アナレリス先生の生徒として歌手のモイセスくん、前にオケと一緒に歌った子が、「ラ・トラヴィアータ」の乾杯の歌を独唱しました。

　この子は本格的に歌手を目指すようで、コンクールに参加したりしてるとか。頑張ってほしいですね。

　最後にアナレリス先生のピアノと指揮で、リコーダー類の合奏。これにミゲルくん*1とメリッサちゃん、そしてギターの先生とウクレレの男の子、ギターがさらに二人ほどで、これもけっこう聞き応えありました。とはいえ、フルートの皆さんはやっぱり緊張からか、ぼそぼそで、ほぼピアノとバヨでしたが。

　うちの犬猫たちは晩は7時にご飯なんですが、もう7時半。ダンナもお腹すいたーとか言ってて、でも帰る前にあいさつしたいから、ダンナがトイレ行ってるあいだに、私はシトラリさんのところへ。たぶん会うのこれが最後よね？　元気でね、こっちに来たらオケに顔出してね。

　それからエリアちゃんとその家族にもご挨拶（一年前にできなかったのがやっとリベンジです）。エリアちゃん、自分の演奏終わってから私に気付いて離れた席から手を振ったりはしてたんですが、顔を合わせて第一声が「カメまだ飼ってるの？」て🤣　飼ってますよ、みんな元気だよ。久し振りだったので、いろいろお話して、また会おうねと言って別れて、ダンナを探したら、出口のところで待ってたんですが……。

　まあ、外はものすごい暴風雨。とてもじゃないけど出られません。傘も持ってないし。もう少しやむまで待つか……と言って8時半まで。雨はだいぶ小降りになりましたが（普通の雨くらいに）、いったん出て行ったガブリエル先生とメリッサちゃんが戻ってきて、道が冠水してて歩けない……と。ダンナが車を止めたのは3ブロックくらい離れたところだったんですが、歩道伝いに行けるところだったので、何とかなるんじゃない？　と会場を出ました。車に辿りついて、家に向かったんですが、2ヶ月ほど前にダンナが一人で、大雨の晩に出かけて車が水没し、修理にものすごい時間とお金（保険がほぼ払ったけど、それでも）かかったので、また同じことにはなりたくない……。こっちの道のほうが水少ないんじゃない？　とか相談しながら、ぐるぐると回り道をして、家に帰りついたのは9時半でした。いやはや。車無事だったからよかったけど。

　まあでも、いろんなレベルの人の演奏が聞けて、参考にはなったと思います。

*1:会場に到着したとき、ミゲルくんがバヨを持ってうろうろしてたので、え、演奏するの？と声をかけたら、伴奏と言ってました