気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

3オクターブスケールと小指問題

 今朝は朝からどんより小雨模様で、涼しいけど湿度が高くて少し動くと汗をかくというお天気。

 それでもレッスンはありますから、土砂降りでなくてよかったな~、と思いながら、先週と同じ時間に無線タクシーに電話したら、なんかつながりにくいし、つながっても途中で切れちゃうこと2回、3回目でやっと、行きますけどあと17分かかりますと言われた……。そのときすでに11時回ってて、ぎりぎりだけどしょうがない。待ってたら(メキシコには珍しく)ほぼ言われた時間どおりに来ました。先生には前もって連絡して、数分遅れるかもです~😖 と言っておきましたが、ぎりっぎり11時半到着。今日は雨だからねえ、と先生に言われて、あ~そうか! それを計算に入れて早めにタクシー呼ぶべきでした……。次からは気をつけよう。

 

 さて、今日は先生、忘れずに、スケールの3オクターブやりましょうと。最初はバヨで、ここでポジションチェンジして、とかやってみたんだけど、行きはよいよい帰りは怖い~♪ で音階の上りはまだしも、4音スラーの下りになると、どこで弓を切り替えるんだったかわからなくなって、ノートノート! と引っ張り出しました。

 前に言われたときに、予習で3オクターブの上りと下り、ノートに書いておいたんですよね。何しろ3オクターブ上のソって補助線4本も引かなきゃならんし。

 

 で、そこに指遣いとポジチェン書き込んで、このとき先生、ここから4ポジね、って言ってたんだけど、あの~、これ5ポジでは? 3ポジの3の指のとこに1の指行くんだから、2つずれますよね? と指摘したら、先生、えらい謝まってくれちゃって、いやいや、別に指遣いさえわかれば何ポジでもいいんだけど、まあのちのち頭ごっちゃにならないように、いちおう正確にね。こういうとこ、オトナの生徒はやりにくいだろうなw

 

 スケール3オクターブ、単音、2音スラーと4音スラーまでやって(ここでもう私のキャパいっぱいいっぱいだったので、8音16音はまた後日ってことにして)、それからシュポアヴィオッティ、スピッカートもやっておく? と一通り3オクターブでやりました。マルテレとスタッカート、アルペジオも後日にお預け。

 帰宅してから、忘れないうちにとMusescoreで楽譜作りました。こういう繰り返しの音符はノートに手書きよりパソコンでコピペするほうが楽ちんですもんね。でも指遣いとかは手書きでw 変更とかあったとき、そのほうが書き直せるので(フリクションペン愛用してます)。

 単音スケールの部分です。この下に、2音スラーと4音スラー、そして後日のために8音と16音と、それから上り全部をワンボウで弾く……何音だ? 22音?スラーのもいちおう作りました。それから、そうでなくともややこしいシュポアヴィオッティも。さらに、いちおうアルペジオも(弾かないけど)。

 さらにはカンペとして、指ポジ表も、以前ブログに載せるためにExcelでちまちま作りましたが、もうめんどいので、これも手書きのほうが早い。

 これを譜面台に磁石でくっつけてカンニングです。さ! これで3オクターブは完璧だ!?(んなわけないw 実践はこれからです)

 

 レッスンではこのあとマッケイの1~3番(4番5番は時間なし)とアリアやりました。先週絞られたビブラートは、一週間頑張りましたが、「うん、少しマシになってるね」と苦笑された程度。

 それは自分でもわかってるんですが、左腕の重みをかけて弦を押さえると、首筋が凝って頭痛がするんですよね……。20秒くらいで。たぶん、顎当て・肩当ての形状や位置、そして楽器の構え方と顎の押さえ方が正しくないんじゃないかと思うんですが、それと、腕の重みをかけすぎてるってのもあるのかもで、そこらのバランスを何とかうまいところに収めればいいんだろうと思うんですが、なかなか難しい。研究課題です。

 

 そして今日はもうひとつ、左小指で押さえるとき力が入っちゃうのは仕方ないけど(先生、諦めたらしい。何しろ短いので、思いっきり伸ばさないと届かない=力入っちゃう)、その次の音に行ったときには力を抜くようにしてみて、と言われました。

 う~ん、理想としては小指のときも力入らないことですよねえ? でもそれは絶望的なのかな……。左手の角度とか工夫すればもしかして?

 と思って、今日の午後は例の『身体の作り方・使い方』の本を引っ張り出してきて、左に関する部分をもう一度あちこち読んでみました。親指付け根を他の指から分離させて脱力するとか、ああ~これね!と思い当たることもあって、それはそれでいいんですが、小指の付け根に関しては、ないなあ……。

 でも左腕を肩口から回す、手首をひねらない、などのアドバイスがあったので、そこらをマスターして、小指を少しでも脱力できるようにいろいろやってみようと思います。あと、私の小指は短いだけでなく、筋力もないので、特に第二関節がつぶれて(逆向きに曲がって)しまいがちなんですよね。

 こんな感じで、赤矢印のとこがつぶれてる第二関節。そして青矢印のところも力入っちゃってるのがわかるかと。第二関節もわずかでも丸めればこんなふうにつぶれないんですが、そうすると音が届かなくて……。悩ましいところです。いっそ整形手術でもして小指伸ばしたいくらい……😰

 ですが、これはファーストポジションの話で、サードだと小指もここまで伸ばさなくてもいいわけなので、青矢印のとこの脱力ができるようになればいいんだな!? やってやろうじゃね~の! と思ってますが、どうなることやら……。

 

 そういえばこないだ、懐かしい『あしたのジョー』コミック全20巻を読んだんですが、特に冒頭部、ジョーが我流の喧嘩で力任せだったところへ、丹下段平が指導することで手ごたえを感じ始めるところに、うんうんと頷いてしまいましたw 正しい指導を受けて正しい動きをすることで上達するっての、本当に実感。


 ジョーは結局最後、真っ白に燃えつきましたが、私はじわじわと燠火でいいので、細く長く続けられるよう、練習も適度にやっていこうと思います!?