気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

譜読みとか音程練習とかその他とか

 今日は午後からレッスンの予定の日ですが、実はメキシコの遠いところに住んでいる日本人のかたがこちら方面に旅行で来て、私にも会いたいと言ってくれてて、それが今日! その話を聞いた数ヶ月前は、レッスンが木曜だったのでノープロブレム!👍だったんですが、その後先生の都合で金曜に変更になってて、あああ~! かぶってるやん!😱

 それでも遠いところから朝出発なので、到着はぎりぎりレッスン終わるころ(5時半)以降? でもエビを食べたい(私が住んでる町はエビ漁で発展したところなので……今は石油会社がメインですが)とのことで、それだと6時にはレストラン閉まっちゃうから~、とさんざん気を揉んだんですが、結局向こうに我がまま聞いてもらって、レッスンには行く、そこから直接、ホテル近くのレストランへ行って合流、ということに話がまとまりました。

 しかしレッスンのあと家に帰ってブログを書いてる時間はないので(レッスン内容を忘れないよう、メモだけは何とかしようと思ってますが)、今日はその前に、この一週間の練習で気付いたこととか、使ってみたアプリについて書いておこうと思います。

 

 まず、譜読み練習は、前にも書いたPrachtプラハトのエチュードがちょうどいい感じ。ちゃんと脳内でドレミで読みながら(ときどき、弾くほうに必死になってしまい、前の音符から二つ下、とかで指だけ動かして弾いちゃって、ドレミ忘れることもありますが)弾く練習してます。音域も、下は五線から2本下のソがバヨの最低音だから、そっちはほぼ問題ないとして、高音のほうが難しいんだけど、今のところファーストポジションの上のシまでしか出てこないし。

 で、毎日やってるわけじゃないけど、そこそこやってると、すでにドレミなしで指で覚えてしまったアリアなんかも、少し心の余裕があると楽譜見てドレミで脳内歌唱しながら弾けてたりも。おお~、成果上がってるやん!!😆 ちょっとだけですが。

 

 ソルフェの重要課題として、音程の正確さってのもあって、それにはピアノがいいと先生にも言われましたが、どうしても、ピアノの鍵盤で音程を取るのは私には効率悪すぎる気がする……。で、思い出したのが、「新曲視唱」というアプリです。

 いくつか種類があるようなんですが、こちら。

sightsinging-jp.mystrikingly.com

 私がだいぶ前に入れたのは「新曲視唱Steps」という名前ですが、今はProって名前になってるのかな? 楽譜を見ながら歌うと、それが録音され、音程が合ってるかどうかの判定ができるというもの。

 まずコース選択があり、

 無料だと、標準コースのみかな。100題あるうち13問が無料で使える様子。そこをクリックすると、

 こんなふうにレベル1~10までがあり、1は無料ですべてできます。最初の問題はこんなの。

 本番モードと練習モードがあり、右下の「主音」を押すと、ドの音をくれます。スタートを押すと、4拍のリズムが鳴って、そのあとカーソルが動き始めるので、それに合わせて歌うと、音が合ってると、ちょっと外してると黄色、完全に外してるとになっていく。最後に点数が出ます。自分の歌ったのをあとから聞く機能もあり、けっこう至れり尽くせり。

 さて、これ、歌う練習で使ってましたが、バヨでもできん?と思いついてやってみたら……できた~! バヨは人の歌声にいちばん近い楽器、だからではなくて、マンドリンとかでもできたので、音なら何でも対応してくれるらしい。

 ただ、そもそもは歌声のためにアプリなので、バヨの厳密な微妙な音程差までは判定してくれてないような気もします。つまり、甘い。それでもまあ、私レベルなら充分かな? 最初のほうは簡単で、すぐに100点出せますが、レベル上がるといい練習になりそう。有料だと、月額280円、年額2800円だそうです。がんがん使うなら、充分安いかな~。私はまだ、そこまで使う気がしなくて、支払いしてませんが……。

 

 レベル2は2問、レベル3では1問が無料みたいで、それより上は使えないと思ってましたが、試しに8のとこの7をクリックしてみたら、出ました。

 ひぇぇぇぇぇ~~~! こんなん初見で歌えるとか、恐ろしや~😱 バヨでも、ぜったい無理です。フラットいくつついてるんだ……しかも部分的にダブルフラットとか……。いや、落ち着いてみればメロディ自体はそんな複雑ではないようですが……。

 

 とにかくこんな感じのアプリなので、うまく使うと音程練習にはすごくよさそう。ええ、弾けるようになれば、ですけどね!

 

 もうひとつの「新曲視唱Studio」のほうも先日入れてみたところ、こちらは自分で楽譜を入力して、それを練習できるので、なおよし! 無料だと、楽譜は三つまでで、使える調や拍子も限定されてますが、音程苦手な部分だけをその都度入れて練習する、みたいな形で使えるかも。

 

 最近気付いたんですが、私と同じくらいの年齢(50代)でバヨ始めたってかた、ネットで見てるとけっこういらっしゃるんですが、ほとんどがピアノを子供のころからやってらして譜読みとか音程には問題なし!って感じのかたみたい……。私は、メキシコ人に比べれば日本の音楽教育を受けて育って、マシなほうなんだろうけど、楽譜読めない、音程もあやふや、それでこの歳でバヨやろうってけっこう無謀?w

 もちろん、だからって自信喪失してもうやめます、とかにはならないです。まだ当分は一人でレッスン受けてるだけで満足だし。それでもまだまだ、マスターすべきことが山積みなんですよね、このバヨってヤツはw

 

 今週はレッスン受けられるかなあ、どうかなあとずっと思いながら毎日の練習してましたが、譜読み練習は別口でできるようになったので、焦る気持ちも消えて、アリアとマッケイの6曲、もう指遣いなどは覚えてほぼ暗譜のこれらの曲を(それと基礎練のスケールも!)もっときちんときれいに弾きたいと思い、いろいろ自己反省。

 まず、姿勢を見直しました。まっすぐ立ってるつもりでも、弾いてるとつい前かがみになったり、片方に傾いたりしてる。そこで、まっすぐ立って、両肩の力を抜く。

 それから、これも前から自分で気になってたんですが、弾いてるうちに弓を持つ右手の指、特に中指と薬指の位置がずれてるんですよね。たぶん、弓の先のほうを使うときについ指が離れてしまうんだと思いますが、だいぶ前に先生にそれ注意されたこともあり、でもまだ直ってない! 特にアリアの長音を弾いてると、どうしても弓が足りなくなって、腕の長さが足りないのに無理に伸ばして先っちょまで使おうとするからか……。そこで、もっと常に右手の指を意識して、しっかり弓をホールドすること。

 そして左手も、前に動画を紹介したと思いますが、弦を押さえる圧力を加減することできれいな響きになるってのを忘れないようにして、柔らかな音を出したい曲は特に、それとラストの一音なども強く押さえないでそうっと力を抜いていけば残響がきれいに伸びる、などの点も気をつけようと。

 まあこんなことやり始めたのはここ三日ほどなので、今日のレッスンで成果が出るとは思えませんが、しばらくは気を付けて練習していこうと思います。きれいな音が出るのは、やはり至上の喜びですから!