気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

先生と合奏会のレッスン

 今日のレッスンは……帰宅してからノートに習ったことを書こうとしたんですが、なんか合奏会だけだったようなw

 基礎練はいちおうやりました、ボウイングのマルテレ、スタッカート、シュポアヴィオッティ。何回か失敗したり、小指の音程が低いとかでやり直したところはありましたが、それだけ。特にどこがどうとか、こうして、とか言われることはなく。でもまあ基礎練がピシッとできてないというのは反省すべきことで、もっとマジメにやらねばなりませんね。

 

 それからマッケイのポジションチェンジの曲を今日は1番からやりましょうと言われ、1番から6番までやりました。1~3番はまあまあ特に問題もなく、4番は苦手箇所で最初つまづいて、そこから数回やり直して、最後に通して弾いて、オッケー。スピッカートが問題だった5番のピエロの踊りも、ボウイング(スピッカート)はよくなってると言ってもらえました。が、音程と速度が両立しないw ゆっくりなら音程まあまあだけど、速く弾くと音程が……。練習するしかないですな。

 6番はもともとゆっくりの曲なんですが、音程がね、先週よりはマシになってると思うんですが、まだ少し安定しない。これも、要練習。

 

 それじゃあ次はアリア、と言われて、うぬぬ~、マッケイの7番8番はまた次回持ち越しか、それとも先生、私が練習してるって言ったの忘れてるのかなあ。と思いつつ、アリアもやりたいから、まっいいか。

 で、ピアノ伴奏で、先生とファーストセカンドを一緒に弾きました。私が家でセカンド弾くときは、マウラー氏のファーストバヨを聞きながら弾くので、先生の演奏が入ってもまあ似たような感じですが、ファースト弾くときに先生がセカンドを弾くと、いつもと違うので、なぜか失敗するw ちょっと慣れないだけでダメになるって、応用力ないですなあ……。

 一通り弾いてから、先生が、ファーストとセカンドを続けて弾けるように、このピアノ伴奏を二回繰り返しの編集できるかな?と言うので、それでもいいですけど(でも10分弾き続ける自信はないw)、おとといくらいから家でやってた練習で、繰り返しのとこでファーストとセカンド切り替えるの、まだうまくできないですけど、と言ってみた。

 つまりこれ、構成がAABBなので、一回目のAをファースト、二回目をセカンド、続くBの一回目をファースト、二回目をセカンドと切り替える。これ、意外と難しくて、最初に家でやってみたおとといは、コケましたw メロディがとっさに頭のなかで切り替わらないんですよね。で、二度目の昨日はまあ何とか弾けたかな、という感じだった。

 先生が、じゃあそれでやってみましょう、と言うので、先生と交互にファーストセカンド入れ替え方式で弾きました。途中何度かずっこけ、最後の最後ではなんか先生とずれちゃって、申し訳ない~~~!ってなったけど、最後の一音だけは何とか合わせてw

 先生すごいんですよ、自分はセカンド/ファースト弾きながら、私がずっこけたら私が弾くべきファースト/セカンドのメロディを歌ってくれるの! え、プロならそんなん朝飯前? いやはや、私なんかもう自分が弾いてるメロディだけでいっぱいいっぱいで、せっかくの先生のバヨもピアノ伴奏も、頭の隅の隅~~でしか聞いてなかったりするしw

 でも、それでもやっぱり、動画のバヨに合わせるのとはまた違って、生で、すぐ横で鳴ってるバヨと合わせるのは気持ちよかったです(たまに)。バヨ二挺だと、音色が絡みやすいというか、合わせやすいしね(その代わりずれたらすぐバレるけど)。モーツァルトのデュオでも合奏したけど、あれは曲自体が短いうえに、私がまーーだまだ自分のパートに必死で、先生の音聞いてる余裕なかったし(アリアでもあんまりないけど、モーツァルトよりはあるかな)。

 

 んで、レッスン終了。あれ? 今日なんかやるべき課題もらったっけ? てな感じで、ただの合奏会だったけど、まあいいか、たまには。

 というか、今日もけっこうスパルタレッスンだった? でも、前にマッケイ全曲とモーツァルトやったときは、終わりのほうふらふらで酸欠になってたけど、今日はそうでもなかったなあ。ちょっとは体力ついたんかな?

 

課題を持ち込む?

 しかしなー、今やってる曲は、どれも完璧には程遠いとしても、だいたいは弾ける感じだから、毎日の練習がちょっと退屈になってきてるんですよね……。じゃあマッケイの次の曲やろうかな~、とか思ったりもするんだけど、7番8番もまだ見てもらってないのになあ。

 と、ここ数日ちょっと悩んでまして。完成度低めでもどんどん新しい曲をやるのと、じっくりきっちり仕上げるのと、そういうのって先生の主義にもよるんだろうけど、グレーテル先生はなかなか、新しいのやりましょうって言ってくれない……(私の進歩が遅いからってのは棚にあげときます)。

 そこの問題点として、譜読みがいつまでもできるようにならない、ってのがあるなあ、と思いつき。ちょっと前にも、譜読み練習しないとなーと思って、ネットで練習問題とかあるの探して、やろうと思ったんですけどね……。一人で楽譜見ながら、ドーミードー、とかやってても面白くないから、すぐやらなくなる

 前にも記事書いた気がしますが、譜読みと言っても、

  1. 音符を見てドレミがすぐ言える
  2. 音符を見て、メロディで歌える(音程がわかる)
  3. 音符を見てバヨのどの弦のどの指かすぐにわかる

 の三つがあるわけで。ハ長調の簡単な(ド~ドくらいで、リズムも簡単な)楽譜ならまあドレミもそこそこ言えるし、そのまま歌えるし、バヨでも弾けると思うんですが、童謡レベル止まり。ちょっと複雑になったり、音符が五線からはみ出したりすると、もうダメだし、音程もグダグダになるし。

 いや、音程とかより、まずドレミが言えるようになるべきでは? そんで、それがバヨで弾けたらなおよし

 で、いろいろ見てたらマウラー氏の動画にRobert Prachtという初心者向けエチュードの動画がありました。これとか、どうだろう?

 例えば1番はこんなの。


www.youtube.com

 これなら、けっこう初見でドレミも言えるし、弾ける。


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 2番になると、初見でバヨでまあまあ弾けるけど、ドレミではほぼ読めないw 読めないのに弾けるのはなぜかと言うと、(読めるいくつかの音に加えて)前の音符からいくつ上とか下とかで指動かしちゃうからなんですね。だから、一度間違えてずれると、どこかで気付くまでずれてたりはします。

 

 とまあ、こんなレベルなんだけど、これを今日、先生に見せてみたら、うん、これはいいボウイング練習ですね、って言われたw そうか、ボウイング練習なんか……。まあそうだなとは思ったけど、私がやりたいのは譜読みなんだけど、それの練習にもなりますかね?

 というような話をして、次はじゃあソルフェージュやりましょうって言われました。ホントかな、先生ちゃんと次まで覚えててくれるかな……w でもそういうことなら、明日から一週間、少しは譜読みの練習にも頑張れるかも!?

 

 それからもうひとつ、今までにやった曲で、どうにも指がもつれるところってのが何か所か合って、何が問題かというと、だいたい小指のあとに人差し指とか中指が来るパターンなんです。

 私は小指が恐ろしく短いので、人差し指中指を浮かせないと小指で正しい音程が取れない。それで、そのあとに人差し指を置こうとすると一瞬遅れてしまうわけで。でもそれも、練習次第かなあと思って、ここんとこ集中的にその部分だけとかやってたんですけどね。その曲の、その部分は弾けるようになったとしても、別の曲やったらまたつまづくじゃないですか……。

 だから、エチュードとかでそういう指のパターンを網羅できるようなのがないかなあ、と思うわけです。ありそうな気はするんですよね。世の中、山ほどエチュードってあるし。

 そこも、今日レッスン終わったあとでちょこっと先生に相談してみました。指の独立運動、って別に反乱とか革命とかじゃなくてw 個別に動くようにする練習ね、と言われましたが、そういうのはだんだんに手ができていって、できるようになるから、と先生はおっしゃるんですが……。いやあ、それはどうだろう? 私の歳になって、今から手がそんなに変わるとは思えないし。

 実際、左の小指は30代でバヨをちょっと習ったときに、短いなあと思ってぐいぐいマッサージとかして、右よりすこーし長くはなったんですよね。今もそれはそのままで、あーよかった、あのころ少しでもやっておいて、と思いました。今の先生に習い始めてからも、ぐいぐいやってはいるんですが、伸びてる気がしない……。さすがにこの歳ではもう無理なんかも?

 というわけで、なんかこう、汎用性のある練習曲とかあるといいなあ、と思ってる次第。単純に指の組み合わせなんだから、自分で作っちゃってもいいんですけどねw 別に美しい曲じゃなくてもいいから。でもやっぱり、楽しく長く練習するには、美しい曲のほうがいいんだけどね……。

 その辺もまた、次のレッスンでじっくり相談してみようと思います。