気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

スタッカートとアリアのセカンドバヨ

 今日は二週間ぶりのレッスン! また直前にキャンセルになるんじゃないかとドキドキしました。13日の金曜だし!!??

 でもそんなことはなく、無事にレッスン。家を出てから不安になって、先生にメッセージ送って確認したら、大丈夫! もう家にいるから早めに着いたらすぐ入ってもらっていいですよ、とのこと(この前しばらく待ってたのがバレたので)。だからってわけじゃないんだけど、今日は15分も早く着いちゃった。

 バヨの準備しながら、大学のほうが忙しいんですか、と訊いてみたけど、そういうわけではなくて、先週はなんかイベントがあって、それでも間に合うと思ったんだけど時間押しちゃって、とのこと。そうか~、まあしょうがないな。

 

 さて、二週間ぶりだからスケールから、といつもの感じでやったんだけど、このごろ基礎練サボってたから、16音スラーとかボロボロだった。それからマルテレ、スタッカート、その他も全部一通りやりましょうって言われて始めたんだけど、スタッカートのところで引っかかった。8音スタッカート(ワンボウ=弓の端から端まで、でスケール8音を弾く)のところで、もっと音を短く!と言われる。短く弾くと、8音で弓の真ん中までしか行かないw そうじゃなくて、弓はしっかり1音=1/8弓使って、でも音は短く(つまり弓の動きを速く)、あいだにきっちり休符を入れて、と。

 しかしそれが難しいんだわ……。そして、弓を押しつけない弓を左右や上下に揺らさない、デタシェを弾くのと同じ軌道を動かすんだけど、止める! 止める! 止める!って感じで。

 先生がやってるのを見ると、軽々と簡単にやってるようなんだけど、私がやると、弓がぶれる、跳ねる、言うこと聞かないw なんでだw

 レッスン受け始めた当初から、人差し指をつねるように動かして、というのをよく言われてたんだけど、それをすると人差し指の横腹で弓を弦に押しつけてしまうんだよなあ? 力入れすぎか……? 先生のを見よう見まねで何度かやってると、だんだんそれっぽくなってきたけど、元弓ではできてても、先弓になると動きが変わっちゃってる、と指摘される。う~む。

 前はスタッカートもっとちゃんとできてましたよ? とか言われちゃったよ……。そうだっけ??? 

 まあでも何となくわかったので、あとは練習するしかない! 

 

 さて、じゃあ次はアリア(先生、シュポアとかヴィオッティとか忘れてるなしめしめw てかこの調子で全部やってたら時間なくなるしな)。セカンドも弾きたいって言ってましたよね、と先生、ちゃんと覚えててくれた。楽譜見せて、いちおう勝手にスラーとか付けてみたんだけど、ファーストと違って聞きなれたメロディのところがほとんどないんで、自分が何弾いてんだか……の状態で~、と訴えたら、見てみましょうか、とりあえずファースト弾いて、と。

 実は家ではいまだにチューナー使ってるので、ずれたらすぐわかるし、アリアはほぼ外さないで弾けるつもりだったんですが、チューナーなしで、しかもいきなり始まっちゃって、あれ、なんかずれてる、気持ち悪いけど低いのか高いのか、どのくらいなのかよくわからんので、うにょうにょと少し高くしてみたり低くしてみたりしながら弾き続けて、まあ途中からは合ってたと思うけど、全体にいまいちな演奏でした。が、ボウイングとか指遣いは間違えなかった。先生は私のバヨより、セカンドの楽譜を見てたみたいでw、音程とか(弾いてる途中でもうちょっと高く、とか一回くらい言ってくれたかな)何も言われず。

 そして、セカンドバヨの音はすべてピアノが弾いてくれてると。考えたら当たり前なんだけど、目からうろこ~。ピアノ伴奏を聞きながら先生が楽譜を見て歌ってくれると、確かに! そうか、そうだったんか!

 セカンドだけ弾いてると、一部を除いて、これホントにアリアなの?ってくらい馴染みがない旋律で、しかも割と頻繁に変なとこにシャープついたりして、指も取りにくいしメロディも馴染まないし、最後の音がファ♯で終わった気がしないしw こんなん、弾ける日が来るんかな、とか思ってました。

 でもとりあえず先生がピアノに合わせて歌ってくれて、納得はできたので、ざっと音取りしてから、ピアノ伴奏に合わせて、先生がファーストを歌ってくれて、セカンド弾いてみました。ファーストのメロディと絡ませるところとか、なかなかうまく行かないところもあったけど、先生が合図してくれたりで、どうにか。おお~、弾けるやん!w

 家で、一人で弾こうとしたらどうなるかはわかりませんが、明日から頑張ってみます。いやあ、やっぱり先生がいてレッスン受けるって、一人じゃできないこともすごい時短でできちゃうんだなあ(いや、できるとは限らないがw)。

 ちなみに、私が勝手に付けたボウイングは、最初先生、ファーストとの兼ね合いも見ないと、と言ってましたが、すぐに、あ、そうか、合奏するお友だちはフルートだっけ、じゃあ問題ないね、と。え、そうなの? オケとかでファーストとセカンドって別の音弾いてるのに、ボウイングはいちおう合わせてるもんなの? それ、知らなかったなあ。ファーストバヨの中で、セカンドバヨの中で、は合わせないと一人だけ違うボウイングしてたら目立つだろうけど、ファーストとセカンドは別々でも構わないと思ってた……。

(ちなみに、私がメキシコ来て割とすぐに習ってた文化会館の生徒たち(ほとんどが小学生くらいの子供たち)の発表会を見に行ったことあるんですが、その子たちはボウイングくっちゃくちゃでしたw あんなにそろわないバヨ合奏、初めて見た!w でもメキシコって、テレビの時報は局によってバラバラ、軍隊の行進も足並みがそろわなくて当たり前、みたいな国だから、ましてや子供たちのバヨ演奏なんてね。個性と多様性を尊重する自由な国なんだ、そうなんだ、そういうことにしておこうw)

 

 それでレッスンは終わりだったんですが、片付けながら、マッケイのポジチェンの練習曲も少しやってたんですけど、5番と6番がまだうまく行かなくて、でもそう言いつつ7番とか8番もちょっと練習してました、と言ったら、先生、苦笑いで、あんまりどんどん先に行かないで~と。スイマセン、マウラー氏の動画見ながらイスラエル民謡までやってました、って言えなかったよw 

 でもなんでかなあ? そりゃあんまり勝手のわからない曲を一人でやってたら、間違えてたり、変な癖ついちゃったりしてヤバいってのはあるだろうけど、そんな難しいものやってない、つもりなんですけど。

 今日のレッスンのあと、ワンコ散歩してたら、歩いていた家族のうち子供が二人、勝手にどんどん先に走って行っちゃってて(男の子は自転車、女の子は走りで)、後ろからお母さんが、戻ってきなさ~い!って叫んでた。ああいう感じ?w でも私、そんな子供じゃないし……。いや、バヨに関してはまだ幼稚園児か……w

 先生、じゃあ来週はマッケイをやって、その次にアリアの続きやりましょうかって言ってくれたけど、でもたぶん明日からはアリアのセカンドに必死になると思うな、私……。マッケイは来週じゃなくてその次でもいいかも? てか、そんなら、やったとか言わなきゃよかったw

 でもねえ、先生の方針なのかもしれないけど、一曲にじっくり時間かけてやるのももちろんいいんだけど、もうちょっといろいろやってみたい気もするんだよね。G線上のアリアも、もう一ヶ月半になるしね。セカンドをマスターするのにまた2、3週間?もっと?かかるとしても、そろそろまた違うのやりたいなあ。モーツァルトもマッケイ(既習)もその前のいろいろも、まだまだちゃんと弾けてないのは重々承知なんですけどねw

 とりあえず、アリアのセカンドがどうにか弾けそうな気になったので、来週のレッスンまで頑張ります。