気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

G線上のアリア と 演奏体力をつけるべし?

 最近バヨレッスンにキャンセルが続いてたので、今日もどうなるかとドキドキ。でも大丈夫でした!

 行ってみたら、先生、赤さん抱っこしてて、あれ今日は旦那さんいないのかな、と思ってたら、帰りが少し遅くなったらしくて、私がアリア弾いてるあいだに(たぶん)帰宅して赤さん引き取って行かれました。気が付いたらいなくなってた……w

 

 で、まだ赤さん同席のレッスン開始時、バヨ出して調弦チェックして、先生「じゃあ今日は忘れないうちにアリアからやりましょうか」って、え、基礎練のスケールもなし!!?? 

 でもピアノ伴奏をiPadに入れて持ってきてるんですけど、かけますかって訊いたら、スピーカーが電池切れでケーブル探してこなくちゃ、と先生が赤さん抱いたまま二階に行ったので、その隙に30秒ほどスケールとボウイングの練習!

 そしてやっとスピーカーつながって、演奏始めたんだけど、久し振りに緊張しちゃって……けっこうプルプル震えちゃったりしてw なんででしょ、3週間も練習して、そして初めての披露演奏だからうまく弾けなきゃいけない!みたいなプレッシャーを自分でかけちゃってたのかなあ? でもとにかく集中して必死で弾いてるあいだに旦那さんと赤さんはいなくなってたんですけどね。

 さて、このアリアの構成はAABBで(今まで弾いたバッハはたいていこのパターン)二回ずつ弾くので、一回失敗しても一回はちゃんと弾けたら、先生はいちおう弾けるものとみなしてくれるんですがw このときはBのラストを二回とも失敗してしまった……。やっぱ、苦手なところがてきめんにバレる……。

 ここんとこね、特に最初の32分音符のとこ。いちおう弾けるんですよ、ホントは、ホントに。でも何かおかしくなると、ここでつまずいてしまう。しかも、私が聞きなれているのと微妙にメロディが違う(一音少ない)ような気がして、勝手に作って弾いちゃったりw 

 そこで、ここの特訓?から始まりました。けど、先生にとってはほぼ初めての楽譜(曲は何度も弾いてるだろうけど、それも遠い過去?)。そこで、リズムはこうでしょ、と先生が数えながら歌ってくれるそれ、弾けてない私が言うのもなんですが、ちょっと違うと思います……w ていうのをお互いに何度か繰り返して、どうにか合意に至り、そこだけ弾いたらちゃんと弾けました。

 

 もうひとつの難関は、ここ。

 シラ♯シのとこ、どれも人差し指で押さえるしかなくて、半音分スライドさせるわけですが、私がやるとどうもグリッサンドになっちゃって、気持ち悪い。ここだけ抜き出して練習すると、ちょっとマシになるんだけど、通して弾いてるとまた元通り。

 というのを先生に訴えると、左の指をもっと軽く押さえて、右手の弓もここで一瞬軽く、とのこと。でも弓は一瞬といえども止めるわけではなくて、そのまま弾き続ける(ここの楽譜には表記されてないけど、ラ♯シにはスラーがかかってます)。

 それから、ここのスラーを全体的に変更しました。先生、「今から変えるとややこしくなっちゃうかな?」と、おお~、さすがにもう長い付き合いでわかってくれてる?w でもたぶん大丈夫、と言って、先生がいろいろ弾いて、弾きやすいスラーを考えてくれ、私がそれを書き込み(先週からちゃんとペン*1はバヨケースに入れてました)。

 

 そして、曲全般にもいろいろと指摘。バッハだしバロックではビブラートかけないのが基本だけど、これはかけて良し、最初の長ーーーーーいファ♯は前半かけないで、後半で徐々に大きくしていって。続く16分音符はしっかりと弓を大きく使って(レッスン始めたばっかりのころにも耳タコで言われたImpulsoってのを今日も言われました……)、でも弓を押しつけないで、音と音のあいだを切らずにずっと続けて弾くこと、などなど。

 

 アリア、一回通して弾くと5分強かかります。ふと時計を見たらレッスン終了5分前だったので、先生が「じゃあもう一回通して弾こうか」と言ってそれでおしまいだなと思い、先生と合奏で弾きました。まだまだ改善ポイントはあるけど、まあまあ間違えずに弾けました。

「じゃ、ポジションチェンジの練習曲の最後のやつ」と先生。へっ? まだやるの?w いや、私は嬉しいけど。今日は先週みたいにずっと弾きっぱなしじゃなかったので、まだ気力体力にだいぶ余裕ありましたしね。

 というわけで、マッケイの6番オールド・マドリッドという短い曲を弾きました。けど、ボロボロだったw これはポジションチェンジのせいもあるけど、全体に音程取るのが難しくて、最近、調子がいい日なら割とマシに弾けるかな?くらいのレベル。今日は、先週のレッスン終了時よりはまだまだ元気だったとはいえ、そして先週のレッスンでこの曲を弾いたときよりはマシだったとはいえ、やっぱり音程が~~~。

 実は数日前になぜかこの曲がえらく調子よくて音程もしっかり取れて、お! 今日はどしたん私!? と思いながら録画したんですが、録画しようとすると、またダメになるいつものパターンw とはいえ、前よりはだいぶ良くなってたかなあ、と思ってたんですが……今日はそれよりもダメダメでした。先生も、アリアとまったく違う曲だから、いきなり切り替えても難しかったかしらね~、と苦笑。ちくしょー、こないだ撮った動画を見せたいw

 

 しかし、うーん、もしかして先生が先週から私に教えようとしているのは、「演奏体力をつけろ」ってことなのかしらん??? いくらプロになるつもりはないとはいえ、これからコロナが収束していけば発表会とかもあるかもしれないし、そんなときに、一発で最初からちゃんと弾けないとか、まったく違う曲を続けて弾こうとしたら音程狂うとか、言ってられないですよね。合間に練習してくるので待ってください、って言えないしw

 普段の練習でもそういうことを意識して、時間的にも(練習のときは手が痛くなったりしたらすぐに休んで他のことしてます)曲目についても、もっと続けていろいろ弾けるようになる訓練をすべきなのかも。

 実は先週のボロッボロレッスンのあと、自宅での練習があ~~~なんて楽ちん、って思ってて、いや、だからダメなのか? もっと休憩を短くして体力つけないといかんのか? と思いました。チューナーを(見るかどうかは別として)練習中はつけるように、休憩のときは消すようにして、最後にスクリーンタイムでチューナーの使用時間をチェック、という形で、実質の練習時間を測ってみてるんですが、だいたいいつも午後の4時か4時半から7時までだらだらと練習して、実質バヨを弾いてる時間は1時間20分から長くても40分。つまり時間の半分は違うことしてるわけでw これをせめて、2時間に切り詰めて、そのうち1時間半は演奏してるようにしたい。頑張ります。

 

 今日はレッスンの最後に、G線上のアリアのセカンドバヨも練習したいんで、次のレッスンでスラーなどのボウイングチェックをお願いしますと言っておきました。え、セカンドも弾きたいの?と先生は意外そうでしたが、フルートの友人と合奏が目的なので、フルートもメイン旋律の楽器だし、ファーストとセカンドを交代でやるといいかなと思って、と言うと先生も納得。野心はどんどん膨らみますねえ、とか言ってましたw

 まあ実際、セカンドはちょっと譜読みしてみたんですが、耳慣れたファーストのメイン旋律じゃないので、何が何だかさっぱりわからん、というのが正直なとこw 楽譜ソフトに書き起こしてMIDIで聞いてみたんですが、ファーストと合わせて聞くと、あ、ピアノで聞いてる副旋律のとこだな、とかわかるのに、セカンドだけ単独で聞くとわからなくなる……不思議です。和音とかさっぱりわからないけど、その作用なんだろうか?

 でもこのセカンドを弾けるようになったら、また別の世界が開けそうな気もしてます。ファーストは例のマウラー氏に弾いてもらって、それに合わせてセカンドが弾けたら、どんな感じだろ?と。

 できれば今日、ボウイングチェックしてもらえたらよかったんですが、そうでなくても時間やや延長で(先生、いつもはぴったりに終わるので今日は珍しかった)申し訳ないので、来週まで我慢して、譜読みだけしておこうかな。ファーストもまだまだ練習するところはありますしね。

から復活

*1:楽譜には鉛筆書き込みが鉄則らしいですが、私はそれだと見えなかったりするので、もうずっとフリクションを愛用してます。これなら色もいろいろあるし、消せるし