気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

冬休みが終わらない

 大好きなアーサー・ランサムの本に『長い冬休み』というのがありますが。バヨの冬休みも、先生からの連絡待ちなんだけど、まだ来ないんだよねえ……。学校*1始まってて、いろいろとややこしいのかも?

 

 んで、前の記事(去年!)に、ブログネタが増えます、とか書いて、それっきりになってたっていうね。実はアホなことに年末年始に体調崩しまして、ゴロゴロしてるあいだにいつの間にか年が明けて、ええと、今さらですが、

 あけましておめでとうございます!? 今年もよろしく!!

 

 まあそれでも、練習サボったのは三日くらいかな? それ以外は、まあまあ練習はしてます。

 いちばん熱心にやってたのが、録画。もうずいぶん長いことサボってまったく録画してなかったのと、毎年こうしてクリスマス~新年に冬休みがあるんだから、一年分の成果を毎年まとめておいたらいいんじゃね? と思いつき、最初の一年の分は探してみたら12月頭に一通り弾いたのがあったので、それでいいことにして、去年(2年目)の分をせっせと弾いては録画してました。

 とはいえ、体調不良でサボってた分、バヨのほうも調子いまいちだったり、1年目の曲もビブラートかけたりしてるからそれも一通り、とかやってたら10曲くらいになるし、久し振りに弾くとぜんぜん弾けなかったり、しかも一般にはとてもとても公開できるようなものではないので、ひっそりと。

 最後のモーツァルトポロネーズはまだまだ完成形にはほど遠いですが、それもこの一年の成果ってことで、今年の終わりには、もう少しマシな演奏できるようになってるといいな。

 

 そして、去年先生から何度か、やりましょうと言われつつも流されていたハイポジション。少なくともポジション移動の練習くらいは勝手にやっててもいいんじゃない?と思い、でも具体的にどう練習すればいいの? ってところを、今はネットがあるから便利ですねえ。探したら具体的な練習方法を書いてくれているサイトがありましたので、それに沿って、サードポジションへの左手の移動を練習してます。

 まずそもそも私の先生は、二番目に覚えるポジションとしてサードを、という方針か? それすらも確認してません。日本ではだいたい、ファーストの次はサード、というのが主流みたいですが、スズキ(4巻冒頭)見てると、セカンドとサードが一緒に出てたりするし!?

 でもまあとりあえずサードやっとけ! てことで、手の移動の練習。そして、G線のサードポジション人差し指はドの音。ってことはここからやるとハ長調のスケールが2オクターブ弾けるんか! と「発見」したので、スケール練習も。小指が無理に伸ばさなくても届いて楽ちん~~~♡ アルペジオなんかもやるといいんかな、と思いつつ、まだちゃんとはやってません(一回やったけど、音取るのがまだ難しい)。

 それから、休み中の課題としていた肩甲骨は、違うことに気を取られていると忘れていることもあるようですが、前よりは動いてるかな? そして肩甲骨で右腕の高さを調整できるようになると、移弦もマシになった気がする。

 右手親指の脱力も、モーツァルトポロネーズでスピッカートとデタシェの切り替えのところで意識してみると、おおおお、跳んでた弓がわりとすんなりおとなしく弦に乗るではないですか! という発見。しかし、いつもできるわけではないのが、まだ悲しいところ。

 

 そのついでですが、ボウイング練習の一種のシュポーア、去年9月のレッスンでいくつか新たに注意された点がありました。弓を小刻みに使うこと、それには肘じゃなく手首で動かすこと。

 そもそもシュポーアは、移弦のところのテンポが速く、しかも下りではそこに右小指という難問がさらにかぶさってくるんですが。

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 赤い音符が小指で押さえるとこね。肩甲骨で移弦がうまく行くんなら、これもマシになるはず、と思ってやってみたけど、なかなかうまく行かん……。で、しばらく基礎練と言ってもただ漫然と流しておしまい、じゃなくて、シュポーアだけはいろいろとやってみてるところ。

 で、手首を動かすことに意識集中していると肩甲骨がちゃんと動いてないみたいで、移弦が汚なくなる。そこで、肩と肘をグラグラしないようにと頑張ると、あ!

 年末に手に入れた『身体の作り方・使い方』の本で、筋肉を「単に動かさない」ことと「固定する」ことの違いについて書かれたのを読んでたんですが、これか! と自分の体で感じることができました。肩や肘に力を入れて動かすまいとしていると、「固定」された状態になってます。そこから移弦しようとしたら、まず「力を抜いて」「動かす」という2ステップが必要になり、反応が遅くなる。なるほど、これはあかんわ。

 と、頭ではわかっても、じゃあうまい具合に力を入れずに肩や肘を動かさないでいられるか、というと、まあ難問ですけどねw そんで、肩や肘のことに意識向けてると、今度は手首がまた動いてないしッ! 何とかここらをマスターしたい。たとえマスターしたって、たかが基礎練習なんですけどね……。

 

 例えばコンチェルティーノの第1楽章で十六分音符で刻むところ、手首手首と言われてて、この年末の録画で撮ったのを見てみたら、うわ、ぜんぜん手首動いてないやん!と自分で愕然とし、翌日撮り直したら、今度はちゃんと動いてて、あーやればできる(=忘れてたらできない)んだな、と一安心!? でもその録画、ラストでこけましたけどね。

 と思っても、モーツァルトポロネーズ、昨日録画したのはやっぱり手首動いてなくて、肘ゴンゴンやってるなあ私……。こりゃ先生も口を酸っぱくして言うわな😰

 ここらをマスターするにはまだまだ、二週間や三週間はかかりそうだから、冬休みが終わらなくてもぜんぜん困らないんですけどね……。そうは言いつつ、やっぱりそろそろレッスンが恋しいなあ💘

*1:先生が勤務してる大学の音楽部門。コロナで休校状態だったけど、今年から通常授業始まるらしい