気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

顎当て用ハンカチの話

 私のバヨ、スズちゃん、おととし(2019年)11月と今年2月、そして5月と、一年半で3回も膠剥がれのトラブルがありました。高温多湿なところだしなあ……。しかし剥がれるのがいつも首が当たるところなので、最初の膠剥がれ以降は、必ずハンカチを当てて弾いてます。

 プロだと、やはり布を当てる人もいれば、音色が変わるからとそれを嫌う人もいるそうで、まあそこはそれぞれですけど、私の場合は何よりスズちゃんの健康が第一!?

 

 最初のころはただの布を乗っけてるだけだったんですが、楽器の安定とか気にし始めたころに、これではやはり……と思って、専用の布を三ヵ所ほど縫いつけて袋状にしました。

 

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 こんな感じで、顎当てにスポッとはめ込み、垂れた部分を下に回して肩当てとの間に差し込んでます。これだけでも、楽器を下ろしたり構えたりするたびにハンカチを気にしなくてよくなって快適だったんですが……。

 

 私、実は首がけっこう短いです。前に使ってたKUNの肩当ても、今のヴィヴァ・ラ・ムジカも同じ形で、不満はないんですが、肩に載せる側の足をいちばん短くしても、ちょっときつい、かも。

 顎当てをもう少し低いものに替えるというのも考えましたが、それもすぐそこにお店があっていろいろお試しできる、とかいうわけじゃないし……。

 今ビブラートの練習をしていて、やはり顎での支えが重要になってきたこともあり、考えたんですが、このハンカチの厚みもけっこうあるよね? 試しに、なしにしてみたら、あれ、高さいいかも。

 しかし、やはりまったくなしにしてしまうのは首元の楽器が不安……。

 

 顎当ても木製なので、あまり汗で濡れたりするのは良くないでしょうが、これは取り換えが効くので、そんなに神経質にならなくてもいい。つまりハンカチを顎当ての下にしてしまえばいいんじゃね? と思いつき、やってみました。

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(縫いつけたところがあまりにテキトーだったので、二枚目のハンカチも加工したついでにこちらもやり直し、写真も差し替えました)

 

 じょりじょりじょりと切れ目を入れて、布がほつれてくるので適当に縫っただけ。その穴に顎当てを通して、あとは同じ。

 いい感じ~! 顎当ての高さもちょうどだし、直接顎で押さえるので、安定もしました。だからってビブラートが劇的にうまくなるわけじゃないけどなッ!w

 同じの二枚持ってて、洗濯に使いまわしているので、もう一枚のほうも加工し直さないとな~。

 

 という、アホな工夫に時間を費やし、それより練習したら?という心の声は聞こえないふり~😗~♪

 

 

 アホな工夫といえば、ビブラート習い始めて間もないころ、先生から左手の力抜いて抜いて~!とさんざん言われ、特に親指と人差し指のあいだのとこは、弾くときここに何か邪魔にならない程度のものをくっつけて意識するようにしたらいいよ、と言われました。

 今までもそういった工夫はいろいろやってきてますが(まあ大半は箸にも棒にも引っかからない代物w)、ここに引っかけるもの……と考えて、そういえば粘土があった! 空気乾燥で硬くなるタイプ(紙粘土より重みがある)です。引っ張り出してきたら、まだ使える状態だったので、こんなもの作りましたw

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 靴べらみたいな?w でも私の手の形にフィットするのw

 作ってすぐは柔らかいので、固まるまで猫たちに遊ばれないようにと、棚の高いところに隠して置いたら、作ったことをきれいに忘れて、一週間くらいw ある日、ふとそこらに目をやって、あ~! こんなの作ってた! と思い出したけど、そのころにはすでにこんなもの要らなくなってましたけどねw

 それでもせっかく作ったので、試しに引っかけて弾いてみましたが、G線弾こうとするとこれがネックに当たっちゃって……役に立たねえw 結局ほとんど使わず、その日机の上に置いたまま寝たら、翌朝にはなくなってて。あ~~、猫たちがおもちゃにしたな!? ていうか、机から落ちたら割れるんじゃ? と思ってましたが、どこに行ったのか見当たらず、まあいいや、どうせ使えないものだったし、と諦めたら、その晩、ベッドの下でからからから♪と音が。もしや?と覗くとやっぱりそうでしたw

 意外と頑丈なんですね、この粘土。どうせならバヨネックくらい太くして、何かしながらでも手が空いてるときにネック握って指の鍛錬とかできるようにしようかな……w