気まぐれエッセイ@メキシコ

不定期に適当な文章をつづっていきます(現在バヨ中心)

ビブラートの練習するには

 毎度代わり映えもせずビブラートの話ばかりですみません。が、今日の練習でちょっとごちゃごちゃと気付いたことをきちんとまとめておきたいので……。

 

 もうね、はっきり言って飽きてます、ビブラートの練習。指先がすぐに痛くなるし、手首も痛くなるし、面白くないし……。

 しかしその一方で、ちゃんときれいなビブラートかけられるようになりたい、という欲?もちょっと(やっと?)出てきました。きれいにできれば、ビブ(以下略)も悪くないんだよね、いや誰も悪いとは言ってないけどもさ。

 

 で、今までは私、まずは左手の動きがちゃんとできないと、と思ってました。正しい動きが無理なくできるように、それもできれば考えず自然にできるようになってから、曲とかやらないと、むちゃくちゃなビブかけたって、耳障りなばっかりだし、変な癖ついても困るし、と。

 しかし先生は、レッスンのたびに新しい曲(いや、今までやった曲だけど)でビブつけて弾きましょうと言う。コンチェの第2楽章に始まって、第1楽章、ワルツ、そして妖精の踊り。次はメヌエットか!? 予習しておくべきか? そしたら次は「いつも何度でも」だったりするかもw

 

 今日も練習、まずはボウイング(昨日のレッスンで注意されたこと)をいろいろやってみて、それから嫌々🤮ビブ練習。左手だけで揺らすと、できるときもあれば、硬くなっちゃってうまく行かないときもある。うまくできてるつもりでいても、ふと見るとなんか動き間違ってるよなこれ、と思うこともあります。

 でも、曲に応用しようとすると、もうダメダメ。もう~~なんでなん~~~、と休憩という名の逃避を何度も挟みつつ、やってて、もうしょうがない、一個ずつマスターしていくしかないよな? コンチェ2はだいぶ慣れてきてるから、コンチェ1をまずは練習しよう。

 ということで、曲にビブかける練習をしていて気付いたことがいくつか。

 

1.まず左手を緩める練習が必要。特に、すぐに戻るからと指を置いたままにしているところ、そのままでもビブかけられるほどまだ出来てないから、その指を外すことも含めて。

2.曲を弾いているときの左手の形と、ビブ練習で左手だけぷらぷらしてるときの形が違う! だから曲でビブかけようとするとぐちゃぐちゃになってたんだ!(←今ごろ気付くんかい!)

 

 二つめ、主に人差し指付け根の問題です。ビブなしのときは、バヨのネックを親指の腹と人差し指の付け根で軽く挟むようにして支えてるんですが、ビブするときはその人差し指の付け根を少し浮かす(ネックから離す)という人もいます。私の先生は、どっちでもいいよ、やりやすいようにすればオッケー、という主義。で、ビブかける指がどれか+どの弦かによって、指の角度や掌の丸め方も違ってくるので、たとえば薬指の場合などは人差し指付け根がネックからだ~~いぶ離れたりしてました(これも、薬指が弦に対して直角に近くなってた原因ですね、もっと指先を自分に向けてと言われてた)。

 しかし、普通に曲弾いてるときは、そんなに離れたりくっついたりしてる暇はありません(いや、やればできるのかもだけど)。だからやっぱり、弾きなれた曲のなかでビブ使っていく練習が最適? え、今さら?😜

 

 というわけで、これまで弾けるつもりになってた曲も、左手脱力脱力脱力……と唱えながら弾いて、できるところはビブかけて、とやって、だんだん慣れてきたような気もします(ま、これはよくある錯覚で、気がつけば、もしくはレッスン行けば、やっぱりできてないやん~~!てことは多々あり)。

 そして、気晴らしに、こっそり練習してるコンチェの第3楽章を弾いてみたら(ビブなしで)、あら不思議、いつもより弾ける気がする。軽快な曲だから、左手の脱力ができてるといいのかも?

 


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 あれ、この動画、ピアノがちょっとミスってる?w