ちょうど昨日、ギターを取り出して埃を払い、カビや虫食いがないかのチェックをしました。ついでに調弦もして(ほとんど狂ってなかった)、ぽろぽろと弾いてみる。右手の爪を伸ばしていないのでちょっと弾きにくいけど(一時期熱心に練習してたころは伸ばしてました)、まあバヨに比べたら、つま弾けばそれなりの音は出るわな~楽だな~。もちろんここから、曲に表情をつけたり感情込めたりとなると、難しいんでしょうけど(むしろバヨより難しいかも? 音のバリエーションがバヨほどないし)。
で、そのときにチラッと思ったんですよね、ギターの弦をバヨの弓で弾いたらどんな音が出るんだろ?って。まあ思っただけで、実際にはやってません。ギターの弦、6本のうち3本はバヨと同じ金属を巻いた弦だけど、残り3本はナイロンのつるっとした弦だしね。
ところが今日、YouTubeで動画を検索してたら、なぜかこんなのが混じってました。
ホントにやる人いるんだ!!😅 で、見てみました。まずは買ったばかりの弓をケースから取り出すところから始まり、おしゃべりはめんどいので適当にすっ飛ばして、実際に弾いてるところ(1分12秒くらいから)……えーと、松脂塗らなくてもいいん? と思ったらやっぱりw で、バヨ解説動画を見て、松脂!と気付くのが3分あたり。で、やっと音が出るのが3分50秒くらい。まったく初めてにしてはちゃんと使えてて、さすが。エレキギターなので、音色とかはまあ、どうなんかな、私には普通に聞こえます。4分半くらいから、音を録音して重ねて曲に仕上げていってて、なかなか面白い。
でもさらに関連動画で、けっこうあるわあるわ。この最初のを見てて思ったんですが、バヨよりチェロの弓のほうがいいんとちゃうかな? こないだ隣町の工房で初めてチェロの弓使わせてもらったけど、バヨのよりやや短めで重さがあるので、ギターには使いやすいんじゃ?
と思いながら、関連動画でバヨ弓使ってるもう一個のを見ると……。おおお~!
この人は、バヨ弓と書いてますが、すごく短いので、分数バイオリンの弓かな。それもナイスアイディア。そして、うまいッ! こういう楽器だと言われたら信じてしまいそうなw ギターの弦は平面状に並んでいるので、真ん中の弦だけを弾くというのはできないけど、和音にしながらうまいことやってますねえ。
もう一つ、こちらの人は(曲は私にはあまり好みじゃなかったけど)、
構え方が、完全にチェロ。ギターの大きさから言って、このほうが弾きやすいかもねえ。この人、チェリストなのかなと思ったけど、ギターが専門みたいです。
画像が粗くて、ギターよく見えないけど、タイトルにフレットレスギターと書いてある、そんなのあるの? と調べたら、あった! ひぇ~~~、カッコいい~!
見た目がめっちゃカッコいいです。けど、ギターのふっといネックで、完全に音程に合わせるところを押さえるとか、私だったら物理的に無理w フレットレスギターのネックには、音程を示す点々がついてるみたいですけど、それでも難しいよねえ。でもベースだと、フレットレスがけっこう一般的という記述もあって、へえ~~~。そっちの世界はぜんぜん知らないからなあ。
などなどと脱線しつつ、どれもエレキギターばっかだなあ、アコースティックギターではやってないのかな、と思ったら、ありました! これが、傑作、大爆笑。
いきなり冒頭、バッハの無伴奏チェロですよw しかも、ボールペンwww おしゃべりの部分も長いけど、面白いのでずっと見てると、ボールペンにもやっぱり松脂塗ってるところで、マジ笑っちゃいました。
さらには、練習中にペンがボロッとギターの中に落ちちゃったり🤣 そら、そうなるわなー。まあギターの穴はでかいので、すぐ出てくるでしょうけど。
最後の2分弱かな、また実際の演奏を聞かせてくれるんだけど、この人のギターの指板が、すごいことになってる!
弾きまくった人のギターって、こんなふうになるの? 私のギターなんか、まだまだ新品同様だな(いろんなとこにけっこう小さい傷とかはいっぱいついてるけど)。
他にもけっこうな数の動画で、ギターを弓で弾いてる人いるので、面白いの見つけたら教えてください。