久し振りのレッスンで、気合入りましたが、自己流で好き勝手に練習するのとはやっぱ違う……。今日はちょっと頭ぐちゃぐちゃなのを整理するために、だらだらと書き連ねます。あ、いつもかw
ボウイング練習で弓がぶれないように頑張って、少しはマシになったと思ってたけど、気が付いてみればそれは主に先弓でのぶれだったのかも。まあ先弓のほうが、腕を意識して(かなり不自然に)ぐいっと前に出さないと、弓と弦が直角になりませんしね。
しかし、コンチェルティーノの八分音符のとこを弓の真ん中じゃなくもっと元弓で、と言われて、昨日はそれでも、案外すぐできる~とか書いちゃってましたが、今日やってみたら、そりゃね、元弓で弾くことはできるよ。できるけど、他の弦にバリバリ触っちゃってる! つまり、弓がぶれてるってこと。
まあ昨日も先生に、元弓での刻みが難しいってのは訴えたわけで、まだ出来てないのは自覚もあったんですが。
コンチェルティーノの第1楽章には、八分音符が続くところが3ヵ所。最初のBが、いちばん難しい。あとのDとHは2音ずつまたは4音ずつの繰り返しなので、そうでもない。
Bのあとは6小節のお休みがあるのが救いw Bを何とか弾き終えて、ぜいぜいと息を整える暇があるw
DとHはパターンもちょっと似ていて、Hはラストです。
あ、Dの最後の一音(レの二分音符)が画像に入ってなかった!
で、DとHも元弓で弾こうとすると、他の弦に触っちゃう問題はあるけど、まあ少し慣れたら何とかなりそう。問題は、B。音が次々変わる上に、スラー入ってる。
前から自覚ありましたが、私の悪い癖で、一音で全弓だったら普通にまっすぐ弾けるのに、2音スラーとなると、音が変わる弓の真ん中でずれちゃうんですよね。右手が、左手の動きとシンクロしちゃうのか?w それとも、弦を押さえることで弦の角度が微妙に変わるから、滑っちゃうのか? わかりませんが、とにかくBの冒頭のソラシドレミファソ、ト長調の音階そのままの部分で練習して、弓が弦の上を滑らないように。とりあえず今日は何とかできるようになった。明日はまたわかんないけどw
しかしそこから先は、弓が滑らない(前後に)ことに加えて、移弦が入ってくるので、弓の角度のコントロールもしないといけない。そこで、まずは「元弓」までしっかり使うことを徹底するために、弓の下半分だけ使うつもりで*1、かつ弾いてない弦に触らないことを意識しながら練習をしていて、あ、なんかできてきた? と思ったんですが。
弓をぐらぐらさせまいとすると、肩から先をあまり動かさないで(肩で)弾いてしまうんだな、これが……。
私がいつも先生に注意されることとして(産休前の一年のレッスンでも、そして昨日もw)、
- 肘をぶんぶんさせて弾くな。
私は、ともすると上腕でぶんぶん弓を動かして力技で弾く癖があり、そのとき、肘が動きすぎ(肘が開閉して角度を変えるという意味ではなく、むしろ上腕と下腕の角度は一定のまま、肘の位置が前後左右に動くという意味で)と注意されます。肘の位置はほぼ変えないで、下腕部(肘から手首)と手首の動きで弾くようにと。 - 手首を柔らかく。
特に元弓のときは、手首を自分の鼻先に近付ける感じで、と。これ自体は最近だいぶ身についてきたんですがね……。
で、これ二つとも、また言われそうな弾き方しちゃってるなあ。と気付いたわけで。
そもそも、本当に元弓ぎりっぎりまで、弦にフロッグの端ががしがし当たるくらいまで*2使っていると、肘は、どうしても多少は動くんですよね。ただ、先生が言ってるのは、
弓を動かす右手の可動部である、肩、肘、手首、指の関節、のうち、
どこをメインで 使って弓を運んでいるか?
という意味で、肘ではなく手首で弾け
ということなんだろうな。と思います(たぶん)。
しかし実際にやってみると、元弓で、肘をあまり動かさずに弓をまっすぐ動かそうと思ったら、手首と指をだいぶくねくねしないと、弓がまっすぐ動きません*3。そして手首と指をくねくねすると、弓があっちゃこっちゃ向いて踊る……。踊らないようにくねくねすればいいんですけどね、それができたら苦労してないわな……。
最初のころは、そんなん無理ッ! ニンゲンの体の構造上、物理学的に無理ッ!とか思ってましたけど、でも先生やってるしw プロのバイオリニスト、みんなやってるし(あんまりくねくねしないボウイングの流派の人は別。でもたぶんやらないだけで、やればできる)。
だいぶ頭整理できてきました。要するに、これかw 弓が踊らないように手首と指を動かせ。いや、それ、最初の課題そのまんまやんけッ!
今日は最後のほう、鏡を見ながらやってみたら、割とできてるような気もするし、なんかどこかが違うような気もする。この不安を抱えながら一週間、自分なりに練習して、次のレッスンで、凶と出るか吉と出るか……。博打です。